ときどき吠えることがある頂上作戦

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ドキドキはキュアソードだけで良かったんや!

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2017-09-30 片手にピストル、心に花束

ナディン・ゴーディマ「ジャンプ」読了。11の短編すべてが孕んだ不安感、緊張感の正体がすべてアフリカの人種差別や政情不安に拠るものと分かる執拗なオチに浅学な自分は唖然としながら、夢中で読み終えてしまった。アフリカの作家は三冊目だけど、いまのところハズレがない感じで、今年のノーベル文学賞の有力候補アフリカ人らしいのはまあ妥当なところではないか。

と言うか毎年のようにノーベル文学賞に飽きもせず村上春樹氏を祭り上げてるハルキニストの皆さんは、それほどまでノーベル文学賞が気になるなら毎年の受賞者の作品読破するついでに、読む本もなく買いにいく暇もないのでまた繰り返し読んでる愛読書「極光のかげに」の文中にもある「言語問題」をいっぺん考えてみたほうがいい。

スターチャンネルチェイサー」。実業家ドロン42歳。内容はありがちな政治サスペンスで、素晴らしくクリーン映像エッフェル塔を臨むドロン邸筆頭、カッコいい美術にうっとりするのが正解。1977年

DVD「サムライ」。殺し屋ドロン32歳。まるでドロンのプロモーションビデオみたいな映画。いちばん美しい時代のドロンが横溢する贅沢な映像に耽溺するのが正解。1967年

スターチャンネル「或る犯罪」。弁護士ドロン58歳。日本未公開の小品で、商売にはなり難くても凝った心理戦と映像で楽しめた。1993年

東映チャンネルのガ・キーン。敵が勝手に予想するガ・キーンの弱点が見たまんま脚なのは、当時以来で観るたび唖然とさせられる。流石は東映動画プロジェクトチーム(誉めてません)。

2017-09-19 ミステロン宇宙船現る

東映チャンネルでガ・キーンがスタート。チェンジコンビネーション状態のガ・キーンは完璧だし、猛の頭上をマイティーが飛んでいくシーンは素晴らしいけど、展開はいきなり突っ込みどころ満載で、ガ・キーンが大好きだったらしい二世代くらいうえのアニメファンのみなさんに作画さえ良ければいいのか?と毎回、問い詰めたい気分になる。

アカとアオのスケジュールの都合かしらん(だるま二郎はどうでもいい。心からどうでもいい)最近やたらペギーと明日香だけが活躍する同局ゴレンジャー。パラボラ仮面もグールも、パラボラ系の怪人の目が丸いのは同じデザイナーだからかしらん。しかしウエショーだとずっと思ってたデスパーシティにヒロイン七変化のトサカ仮面戦が曽田脚本とは不覚だった。なんとも不勉強で恥じ入る次第。

スターチャンネル「真夜中のミラージュ」。ドロン49歳の作品。車中でナタリーバイとドロンが出会い、ふたりのドラマが進むにつれて周囲を巻き込んで支離滅裂な展開になって、これが実は嫁はんと離婚調停中のドロンの夢だったと言うオチがつく。でも脚本が上手いので不思議と腹が立たない映画セザール賞を獲得したらしいダメ男のドロンも面白かった。単価の高いドロン映画が敬遠されてる頃、1984年で日本未公開。

2017-09-17 トウキョウジョウクウデ、バクハツスル!

vakisim2017-09-17

東映チャンネル「麻薬売春Gメン・恐怖の肉地獄」。シリーズ第2弾、舞台を返還直後の沖縄に移した麻薬売春Gメン・千葉真一の八面六臂の大活躍!と言いたいところだけど、ほとんどガンアクションだけの千葉ちゃんより、むしろ脇の郷えい治やケン・サンダースの死に際のがカッコよくて印象に残る。高桑信監督1972年。翌年のロボット刑事でも沖縄に渡ったユセフ・オスマンもろくでもない役で出演してるのは余談。

スターチャンネルアラン・ドロンのすべて」。ドロン80歳の作品。いささか駆け足だったけど、ドロン初心者には実にためになる内容で有り難かった。映画なのかテレビなのか、皇帝に扮して自虐のパロディに興じるドロンが最高。

NECO「狼の紋章」。似たようなデタラメ映画の印象でも東映の「ウルフガイ・燃えろ狼男」と違って、こちらはどこか平井原作への敬意が感じられるのがいい。志垣太郎ライバル松田優作もその身長差は兎も角として実にカッコいい。宇宙船のヒロイン特集でヌードのスチルが大きく載った安芸晶子の体当たり演技もいい。東宝映画とは思えない前衛的な絵作りもいい。誰が造ったのか知らん、黄金狼男や狼長官とは比較にならないと言うか、人狼でもなんでもないカッコ悪い狼男マスクは見なかったことにする。1973年。監督は「テクノポリス21C」の松本正志だぜ!

2017-09-16 ウィリアム・ウィルソン

vakisim2017-09-16

スターチャンネル「最後の標的」。ドロン47歳の作品組織に追われる元暗殺者ドロンの映画。ドロン+殺し屋でまさかハッピーエンドで終わるとは夢にも思わなかった。繊細な演技で渋くてカッコいい、ときにコミカルなドロンがげっぷが出るほど楽しめて面白かった。なかでも共演のカトリーヌ・ドヌーブとドロンのビンタの応酬は必見。1982年。フィリップ・サルドの音楽もとてもカッコいい。

同局「世にも怪奇な物語」。ドロン32歳の作品。もう何回も観てるけどドロン目当てで観るのは初めてではないか。しかし作品的には相変わらず三部作で一番弱くて残念。いま観るとバジェムの「黒馬の哭く館」がいちばん雰囲気がいい。1967年

2017-09-15 以前の友人と付き合うのはよくない

vakisim2017-09-15

サマセット・モーム「お菓子とビール」読了。やっぱりモームはええのう。「月と六ペンス」みたいな迫力はなくても洞察力とオチは相変わらず圧倒的。主人公の友人・ロイの人生遊泳術も素晴らしい。もういっぺん読もう。

スターチャンネル「レッドサン」。ドロン36歳の作品。渡米したサムライ・ミフネの献上品をドロンが奪ってドロンする映画。もっとゲテモノな映画かと思ったら案外ちゃんと作ってて感心したけど、終盤のインディアンの襲撃はきっぱり蛇足。テレンスヤング1971年。ミフネの友人でドロンにいきなり殺されるサムライがジョーカーこと田中浩でびっくり。

2017-09-08 ハナシはなるべく簡単にね

vakisim2017-09-08

東宝怪獣映画と言うか、本多演出でも比較的観れる2本、DVDで「ガス人間第一号」とNECOで「マタンゴ」を観る。それにつけてもガス人間の立看の土屋嘉男のカッコよさはどうよ。

2017-09-03 やけくそ天使

vakisim2017-09-03

スターチャンネル「あの胸にもう一度」。まんま「ドロンいま行くわー」な映画映像もハナシもとても好みだけど、マリアンヌ・フェイスフルのフェイスが全然まったく好みでないので魅力も半減。しかし大学教授プレイボーイバイク至上主義でお前は佐々木守かのドロンはまさに世界恋人の貫禄で最高と言うほかない。ルパンマモーそっくりのカットがあったり、レッツゴーライダーキックのイントロまんまのテーマ曲も楽しい。1968年監督ジャック・カーディフは映像だけはやたら格調高いかの「悪魔植物人間」のひと。

2017-08-29 ハリセンチョップ

vakisim2017-08-29

スターチャンネルアラン・ドロンアルマゲドン」。本邦未公開どころか未ソフト化で日本初上陸の映画。ちなみにタイトルのアルマゲドンは偏執狂じみた爆破犯人の自称で、ドロンは遺留品からこれを追う正義の精神科医。凝りに凝ったシノプシス面白い作品に仕上がっているし、静かなる中年ドロンが知性的でまたカッコいいけど、なるほど商売にはなりにくいみたいな映画。1977年。あとアルマゲドンが狙うパリの劇場から中継されているテレビ番組がおフランス版「モーレツ!しごき教室」みたいでビックリしたのは余談。

2017-08-27 科学警備隊結成!

vakisim2017-08-27

仕事やらコミケやらで先延ばしに伸ばしていた久しぶりの怪獣会談と、こちらも久しぶりの相棒とのお買い物(結局自分は何も買わなかったけど)を一挙済ませて楽しかったけどなかなか疲れた日。

春に人生7回目の引越しをして、寝室に山ほどのダンボールで積んだままになってるコレクションの整理をするつもりが、そのひと箱目で出てきたプラトイのスーパーマードックで遊んでしまっていきなり頓挫。しかしカッコいいよなスーパーマードック。プラモもポピニカも持ってるけど、なかでも珍しくプラトイがいちばんカッコいいのではないかと思う。そしてこの番組だけはメカニックも後半のスタジオぬえ(河森だから結構どうでもいいけど)より大河原のが絶対にいい。ついでに言うとくとウルトラマン80よりザ・ウルトラマンのが絶対にいい。きっぱり。

2017-08-26 暗闇の虎

vakisim2017-08-26

東映チャンネル激突! 殺人拳」。アイアンクロー石橋雅史VS千葉ちゃんの因縁の対決。死ぬほど面白かったけどこれを真面目に面白いと言うと人間的にどうなのだと悩むみたいな映画。終始一貫して格闘戦を描いて、大友勝利アフターの開き直りが尋常でない野獣・千葉ちゃんのアクションと、その餌食になるJACのみなさんや拓ぼん、チコ・ローランドらの断末魔が見どころ。しかしこの映画でも倉田先生の「闘え!ドラゴン」でも、本物の格闘家相手にラスボス扱いの普通の人・山本麟一はちょっともの足りなくて残念(頑張ってて好きだけど)。小沢茂弘監督1973年。ンドゥルそっくりの盲目の剣術使いが甲賀幻妖斎さまこと天津敏と気がついてびっくりしたのは余談。

 

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