2005-04-17 真夜中の弥次さん喜多さん
■[ま行・ま][最高に面白かった!!][邦画]真夜中の弥次さん喜多さん 
真夜中の弥次さん喜多さん DTS スタンダード・エディション [DVD]
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MOVIXさいたま
ひつじちゃんと
「オイラ、リヤル(現実)がとんと分からねえ」と、虚ろにつぶやくヤク中の恋人・喜多八(中村七之助)を、なんとか立ち直らせたい弥次郎兵衛(長瀬智也)は、「リヤルは当地にあり!」と書かれたお伊勢参りのDMに一縷の望みを託す。
手に手をとってお伊勢さんを目指し江戸を後にするディープに愛し合う2人。
が、禁断症状に苦しむ喜多さんを連れての旅は、当然波乱を呼ぶ。
まずは、箱根の関所を通るために、鬼の番人・木村笑之新(竹内力)から笑いをとらなければならないのだが…。
☆★☆★☆★☆★
とんでもない映画がやってまいりました。
観た直後は単純に「しょーがねー くだらねー 馬鹿だねー」と思っていただけなんだけど
今これを書くために思い出していたら、ふと気がついた。
…これって、「四谷怪談」だろ。
戸板流し、そしてそれは喜多さんの夢だ、と。「伏線ちゃんと貼ってあったぢゃんー!!」
そっか、そうなんだ。お初(小池栄子)と弥次さん喜多さん の関係、で、誰が伊右衛門の役なのか、に気がついてしまったよ、あたしは。
全体の「お馬鹿」なはっちゃけぶりに目を奪われてしまいがちだけど、深かったのねえ、これって
(なんてあたしの勘繰り過ぎかもしれないけどね)
一番好きな言葉がこれ。
『生きていると信じてくれている人がいる限り、死者はこの世に留まる事ができる』
「この世に残りたい」という魂、
「忘れられたくない」という寂しい魂、
「真実の愛のみにリヤルさを求める孤独な魂」の三角関係を見事なまでに描ききったmこれぞまさに愛の名作といってもいいんぢゃないかなあと。
まあ、そんな深いこと考えないで楽しんで観てしまえばいいのかな。
少なくともあたしはぐっさん(山口智充)のダンスと歌に絶叫寸前状態になり
阿部サダヲくんのキンキンに大爆笑し、板尾創路さんに「ほえー」となり(昔熱愛してた)と楽しみ倒しました。
画面いっぱい、見渡す限りの場所を埋め尽くした荒川良々にはぐっさんとき以上の絶叫リーチ。
だって良々がいっぱいなんですもの。何百何千といる良々なんですもの。
とにかく良々が出てきたら、それだけで妙に幸せな気分になってしまうくらい大好きなあたしは、もしこれが家で一人で観ていたとしたらうほほほほと声を上げ倒していたはずです。
エンドクレジットにまで良々の大群…嗚呼、あたしってなんて幸せなの!!(安い女)
うん、ほんと楽しい映画だったなあ。
2005-04-15 インファナル・アフェアIII 終極無間/クレヨンしんちゃん 伝説を呼
■[あ行・い][男前さんばっか映画][エディソン・チャンさまご出演!!][最高に面白かった!!][香港映画]インファナル・アフェアIII 終極無間 
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MOVIXさいたま
かどいちゃんと
潜入警官のヤンが殉職し、10ヶ月。
警官として生きる決意をしたラウ(アンディ・ラウ)は、事件について、「ヤンを撃ったのは潜入マフィアのラムで、そのラムを自分が射殺した」と証言し、一時的に庶務課へ移動となる。
その間ラウは、警察内に残る潜入マフィアを自らの手で始末してきた。
ある日、保安部のヨン警視(レオン・ライ)の部屋で、巡査部長のチャンが自殺する。
内務調査課へ復帰したラウは、ヨンが潜入マフィアであるとにらみ、その身辺を調べ始めるが…。
☆★☆★☆★☆★
昨年第二章を観て「うわああああ」となってしまい、大ハマリした。
映画が終わったら即座に第一章のDVDを購入した。
『お、お、お、男前の洪水だあああああああああ』
かくしてあたしの「インファナル」はまり生活が始まった。
第三章の公開日程が決まった時点で、あたしは全ての情報をシャットアウトした。
公式サイトに行っても、予告編(「あの人」の声なんだよなー。うわー)を観て、壁紙ダウンロードするだけにとどめた。
ほんとにひっさしぶりに「まっさらな状態で観るんだもんね」状態に調整をかけた。
もちろん第一章と第二章を「おさらい」することだけはしたけども。
いやあ、第二章は「ハウー!!サムー!!ロ・ガイー!!」と萌え萌え萌え萌え状態になってしまって、大変でしたけども。
というわけで初日の一回目、行ってまいりました。
前日から興奮して、なんでかちょっと緊張して、馬鹿みたいになってましたね。
劇場入ってからも、まだ緊張。
予告終わって、映画が始まるぞ、のあの独特な瞬間(あの緊張感と期待感が好きなんだよな)に座りなおしてしまった。
友人いわく「けーこちゃんの『お出迎え準備』」ってやつである。
さて、映画が始まった。
…ラウが不憫だ。
あまりに不憫だ。
「無間道」に堕ちてしまったものが逃れられない宿命だとはいうものの、それでも、あまりにも。
遑スト近く、鏡に向かって笑むアンディ・ラウ。
その笑顔は清々しくも切なく哀しかった。
彼の持っていたレコーダーから再生された曲。
あたしはそこでどうしようもなく切なくなってしまって、涙が止まらなかった。
もうそこには「存在」しないはずのヤン(トニー・レオン)の存在感の素晴らしさはどうだろう。
『強烈な色香』とでもいうんだろうか。
ほんとにあたしったら(内心)ひれ伏して『あなたにだったら殺されてもかまいません』と心酔し
『ああ、この人を全身全霊で守ってあげたい』と心底思った。
終盤近くまで「どっち側」の人だか見えてこないヨン。
レオン・ライって今まであんましいいと思ったことはないんだけど、このヨン様には完全にノックアウトされてしまいましたわ。
ヨン様については語っても語っても足りない、語りつくせないくらい語りたいことがある(「語る」がしつこいな、ごめんなさい)
でも、うっかり口にすると陳腐な言葉になってしまいそうで、怖くて書けないんだよな。
でもね、ずーっと「ヨンさまああああ」ってなってたの、あたし。いやいやいやいや
シェン(チェン・ダオミン)も良い。予告の時点から「うわー。かっこえー」って思ってたもんな。
「HERO」の皇帝だと同一人物だとは思いませんでした。ほんとかっこいい。
だが、彼らはなにかを変えた
彼のこの台詞にやっとおさまった涙腺がまたしても「うはー」…やばかったなあ。
このお二人、第三章で初登場だってのに、とてもそうとは思えない。
第一章のサイドストーリー的な部分があるもんだから、ずっと最初からいたような気がして。
今はまだこの映画について、浸ってる余韻がでかすぎて、がんがん書くことはできそうもないなあ。
だからこれで最後にします
トニーのポスターキャプション
あの日は人生最高の日だった
トニーの笑顔が、今もまだ心に焼き付いて離れない。
めぐり合った彼ら全てにとって、きっとそうであったろうと思う。
フィギュアほしくて前売りわんさか買ったから、しばらく通うです。
とりあえず明日もっかい行ってきますですわ。
馬鹿みたいなのはわかってるんですが、でも、やっと完成した「インファナル・アフェア」っていうでっかいパズルを、
それを楽しみたいんですわ。
今回も「男前の洪水」に酔いしれてしまいました。
韓国よりも絶対香港のほうが男前はそろってるとおもうぞ、そう思うのはあたしだけかな。
あ、そうだ。これはいいたい
『ナイショで会合してるつもりらしいけど、キミたちそれバレバレでしょう。そんなでっかい声でー』
あなたたちのことですよ、ウォン警部とヤンさん!!
『キミたちは揃いも揃ってマナーモードってもんを知らないのか!!』
第一部ではヤンさんに、そして今回はラウさんに言いたかったので。
■[か行・く][大好き!!][最高に面白かった!!][邦画][アニメ]クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ3分ポッキリ大作戦 
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MOVIXさいたま
一人で
ある日、野原家の居間の掛け軸の裏側から時空調整員ミライマンが現れ、3分後の未来で暴れる怪獣を倒し、現実の世界が危機に瀕するのを防いでほしいと告げる。
ミライマンのパワーによって、3分後の世界で思い思いのヒーローに変身する野原一家。
次々と襲ってくる怪獣を倒す快感に酔いしれるみさえとひろしは、家事も会社も育児もほったらかしでヒーロー稼業にのめり込んで行く。
が、怪獣たちは次第に強くなり歯が立たなくなる。そして、傷ついた両親に代わり、しんのすけが立ち上がる。
☆★☆★☆★☆★
今までの映画版しんちゃんの中では地味とか駄作とか言われてるけど、あたし結構好きだなあ。
確かに心に響くものはないですさ。
オトナ帝国や戦国やカスカベボーイズみたいな路線ではないから。
でもあたし結構好き。
怪獣「波多陽区」とか「10年後に観たら「うわー、いたなあ」ってなりそう」って笑ってしまいましたもの。
「ひまの素敵なお兄様だから。ひまのお友達と合コンするんだから」と出陣するしんちゃん。
かっこいいよ、ほんとにまあ、この子は毎年ちょっとずつオトナになってー。
エンドクレジットに流れる「怪獣図鑑」がまたたまらなく良い。
あとパンフの「空想科学」がツボでしたね。
「パンチよりも射程距離の短いビーム攻撃しかできないラビビーン関根」…おーい!!
確かに深さはないけど、楽しい時間をすごせたということで、アリですな、はい。
2005-04-14 Shall We Dance?
■[さ行・し][試写会]Shall We Dance? 
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東商ホール
みっぽんちゃんと
弁護士のジョン(リチャード・ギア)は帰宅途中、ダンス教室の窓辺に佇む美しい女性を見かけ、その物憂げな姿に心奪われる。
ある夜、途中下車して教室に足を踏み入れたジョンは、そのまま入門クラスのレッスンを受けることに。窓辺の女性、ポリーナ(ジェニファー・ロペス)の姿を追いながら、ダンスの楽しさを覚えていくジョン。
やがてジョンは、ダンスコンテストに出場するボビーのパートナーに選ばれる。
その頃、妻のビヴァリー(スーザン・サランドン)はジョンの変化に気付き、探偵を雇うことに…。
☆★☆★☆★☆★
(とりあえず記録だけしておきます。いずれちゃんと感想書く予定)
オリジナル観てないんで、なんとも言えないんですけど
まあ、結構それなりに楽しめたんでないかなあ、と。
ただ、どうしてもこれだけは言いたい
残業時間中にバラ持ってタキシード着て職場に登場した挙句、「踊ろう」とかほざく旦那ってどうなんだ?
あたしそんなことされたら殴るなあ、亭主のこと。
そんなときに「踊ろう」って…ねえ。
自分がやられたら亭主を殴るだろうし(自分がやっても亭主に殴られると思う)、
自分でなくて上司の配偶者がそんなことやらかしたらドン引き必至ってもんだ。
なのに嫁さんの部下たちは涙を浮かべてうっとり…なんかあの国は間違ってると思う。
まあ、このあたりが「国民性の違い」ってことなんでしょうけどもね。
しかし、あんなことされたら絶対にやだなあ。まあ、しないだろうけどもね、普通は。
2005-04-12 コンスタンティン
■[か行・こ][試写会][観るんぢゃなかった][嫌い!!]コンスタンティン 
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新宿厚生年金会館
みはるちゃん・ひつじちゃん・かどいちゃんと
悪魔を見分ける特殊能力を持ったジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーブス)は、人間界に潜む悪魔を地獄へ送り返し続けている。
その体は末期ガンに冒され、余命は1年。
悪魔祓いの最中、不穏な空気を感じたジョンは、地上を成立させている、天国と地獄の均衡が崩れかけていることを知る。
同じ頃、妹の自殺に不審を抱く女刑事アンジェラ(レイチェル・ワイズ)が、ジョンに協力を頼んできた。
妹、イザベルの手首には、サタンの子ルシファーの印が刻まれていた…。
☆★☆★☆★☆★
最初に言っておきますが、あたしはキアヌが苦手です。
キアヌ主演だってだけで、期待度が60%くらい下がってしまうくらい嫌いです
「どうせキアヌ」「所詮キアヌ」「キアヌだからしょーがない」って。
あたしだって昔はキアヌ大好きだったんですわ。
「ビルとテッドの地獄旅行」の突き抜けた馬鹿っぷりとか、本気で大好きでしたもの。
「から騒ぎ」のヒネた悪党も凄く好きだった。デンゼル・ワシントンの弟というとんでもない設定だったけど、この映画のキアヌほんとに好きだった。
いやあ、短い「蜜月」だったなあ。
今でも、そこにいるだけで、作品を一気にチープにしてしまうというオーラは尊敬に値するとは思っているけれども。でも嫌い。
で、この映画。
原作はアメコミ
主演はキアヌ・リーブス
通常のあたしだったらこんだけでまず「駄目出し」しちゃうとこでしょう。
予告に流れる音楽が非常に気に入ってしまい、映像が面白そうだから、ちょーっとだけ期待しちゃったんですね。
ピーター・ストーメアにプルート・テイラー・ヴィンスが出てるってんで、まあそこでも楽しめるかな、と
試写会当たったとき、あたし大喜びしちゃったもんな。
…不覚でしたね。
参りましたね。
まさかこんな「デビルマン」級のしょーもない映画だったとは思いませんでしたわよ。
途中で落ちなかっただけ、まだ「デビルマン」のほうがマシだったかもしれません。
落ちた落ちた、寝た寝た。
他の人も寝たみたいで、終わってからドトールで「記憶のつなぎ合わせ」をしてストーリーを完成させたくらいですものね。
面白そうな予告だったけど、面白い場面は全部予告で見せられてしまったんですねえ
おかげで本編目新しいとこ一切ない。
なによりあたしのお気に入りの予告で流れてる曲がまったく使われてなかったこと。これって良くあることだけどかなり悲しいよな
キアヌだから、しょーがない
キアヌだから、こんなもんなんだろう
やっぱり今回もそうやって結論を出した。
ほんとに、期待した時間を返せってなくらいにつまらんかったなあ。
神父さんがくらった「アル中の人にとっての悪夢」みたいな状況とか
悪魔のとーちゃんが非常に素晴らしくおいしい存在感かましてたとか、ピーター・ストーメアはやっぱ抜群においしかったとか
そのくらいだな、観るべきとこは。
あ、エンドクレジット終わってからの「ちょいとばかし映像」は結構好きかもしれないけども。
天国の世界の人になるとあんなドリフの体操教室みたいな格好しないといけないのかなあ。
ちょいとばかしいただけませんね、それは
というわけで、殆ど落ちていたので、記憶なし。よって感想もこんなもんしかなし。
しかーし、この映画については期待したあたしが悪かったんです。
日記のほうにも書いたけど、TVCMでちゃんと警告してくれてるんですわね、この映画
あなたは この戦いを 知らないほうがいい
しかもあたしが鳥肌立つほど大嫌いな「あの人」の声で。
「ドリームキャッチャー」んときも「あの人」は言っていた
見せてあげよう 見たことを後悔するものを
言葉にたがわず後悔しましたもんね、あの映画。
警告されてるにもかかわらず、期待してしまったあたしが悪い。
だからこの映画についてあーだこーだ言えませんですな、はい
2005-04-09 コーラス
■[か行・こ][泣いてしまった][大好き!!]コーラス 
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- アーティスト: サントラ,サン・マルク少年少女合唱団,ブルノ・クーレ
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MOVIXさいたま
一人で
世界的指揮者のピエール(ジャック・ペラン)は、母親の葬儀のために帰郷する。
そんな彼に、古い友人のペピノが一冊の日記を手渡した…。
時は、1949年のフランス。問題児が集まる寄宿舎へ、新しい音楽教師マチュー(ジェラール・ジュニョ)が赴任した。
子供たちの酷いイタズラに迎えられたマチューだが、何よりも、体罰で規律を保とうとする校長に疑問を持つ。
子供たちの心を開くため、合唱団を結成したマチューは、学校一の問題児、ピエール(ジャン=バティスト・モニエ)の美声に驚嘆する。
やがて子供たちは、歌を通じて純粋な心を取り戻していくのだが…。
☆★☆★☆★☆★
疲れたおじさん、不幸な境遇の子供、天使の歌声を持つとんでもない美少年、さらにジャック・ペラン
これはもう『泣くな』ってほうが無理ってもんですわ。
反則な設定ですよ、確かに。
でもね、ほんとに「心に染み入る」って表現がこれだけふさわしい映画ってのに久々にお目にかかりましたですわ、あたし。
予告で既にモニエくんの美貌と歌声に土下座して謝ってしまいそうなくらいに仰天してしまい、「絶対これは観なくては!!」と思ってました。
最初に出てくる「文部省推奨作品」ってやつに若干引いてしまったものの、ラスト10分は号泣。
反則ですよ、「土曜に迎えに来るはずの親を待ち続ける子供」とかさあ。
反則ですよ、「紙飛行機の手紙」とかさあ。
でも、反則でもあざとさが感じられないから、涙腺の堤防が大決壊しちまったんだな。
90分という短い尺ではあるけども、それを短いと感じさせない、内容のつまったしっかりした映画だったな。
あーだこーだ語るという映画ではないって作品は多々ある。
でもこれは「ハウス・オブ・ザ・デッド」とかみたく「なにも心に残らないから語らない」ってんではなく、
「口にしてしまうと、心に浸透したなにかが失われてしまいそうで、それが嫌だ」からなんだな。
映画が終わってからサントラを速攻で購入した。
しばらくあたしは天使の歌声を聞いて過ごすことであろう。
いやあ、ほんといい映画観たなあ。
ほんと、「何ヶ月に一本でもいいから、こういう作品にめぐり合えたら、それだけで映画好きとしては幸せだ」という、あたしの定番の台詞が適用されてしまう作品でございました。
絶対にレンタルとかではなく、劇場で観ていただきたいですね。
映像がとか大画面でないと、ってんではないんです。
サン・マルク少年少女合唱団の現役ソプラノ歌手であるモニエくんの声は、いい音響で聞かないともったいないですからね。
この美貌ももちろんだけども、この声は彼が声変わりしてしまえば二度と聞くことができないもの。
失われてしまうからこそ儚くて美しいとよく言いますが、それをしみじみ実感しながら、只今サントラ聞いておりまする。
大画面で、とかいいながらもDVDは買うな、きっと。絶対。間違いなく。うん。
2005-04-08 フライト・オブ・フェニックス
■[は行・ふ][面白かった]フライト・オブ・フェニックス 
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MOVIXさいたま
一人で
輸送機操縦士のフランク(デニス・クエイド)は、閉鎖が決まったモンゴルの石油採掘場から、スタッフと廃材を運ぶことになる。
しかし、飛行中に巨大な砂嵐に巻き込まれた一行は、ゴビ砂漠の真ん中に不時着してしまう。
わずかな水と食料で救助を待つクルーたちだが、何も出来ない焦りと不安ばかりが膨らんでいく。
そんな時、同乗者のひとり、エリオットが(ジョヴァンニ・リビシ)、機体の残骸から新しい飛行機「フェニックス号」を作ることを提案する。最後の望みをかけて…。
☆★☆★☆★☆★
1965年に製作された映画『飛べ!フェニックス』のリメイク作。
パパがジェームス・スチュアート大好きだったもんで(「エアポート」シリーズも毎回連れてかれてたな、そういえば)
映画はじまってしばらくするまで気がつかなくて、リビシ(この「脇役の芸術品」さんは、やーっと名前が安定してくれましたわね。リビジーとかリビーシとかずーっと統一されなくて)くんが「飛行機の設計技師だ」って言い出したあたりで「あれ?この設定どっかで…」
30年近くも前に観た映画のデータが、検索すればちゃんと出てくる自分の脳内データベースは我ながら呆れるくらい優秀だと思う。
まあ、それが人生を過ごしていくうえで役に立つことはなにもないけども。
さてさてさてさて、この映画。
なんだかなあ。
悪くはないんですけどねえ。
冒頭の砂嵐の場面なんて「すげー!!!!」って、これだけで払った代金の元とれちゃったかもってくらいの迫力で。
でも、やっぱりなんだか「大味」でしたねえ。
30年たっても記憶の隅っこに残ってるくらいなんだから、オリジナルはそれだけ完成度高かったってことだわね。
まあ、今みたらやたらちゃっちいんでしょうけどもね、映像とかさ。
でもキャストは「お見事ですなり!!」でしたね。
オリジナルでは男ばっかだったんだけど、今回紅一点として「ロード・オブ・ザ・リング」のエオウィン姫ことミランダ・オットーが加わりまして、彼女が悪くないんだな
紅一点ではあるものの、極限状態につきものの「そんなことしてる状況ではないでしょ」みたいな艶っぽい場面が一切ないのが好感度大。
非常にやな奴として登場したのがヒュー・ローリー。スチュワート・リトルくんちのおとーちゃん。
この人がかなりあたしとしてはツボなんですけどもね。
ちょっと気になった癖のある男前ロドニーくん役のTony Curran
なんに出てたかなあ…「ブレイド2」のプリーストぢゃん!!(なんでこう細かい人まで登録されてるんだろ、あたしの脳って)
今IMDBで調べたら「リーグ・オブ・レジェンド」のロドニー・スキナー…って、透明人間だからわかりゃしねーってば。
(あ、今リーグのこと思い出したらジェイソン・フレミングさまのジキルくんが浮かんで…いかんいかん)
デニス・クエイドはやっぱ好きだなあ。
メグ・ライアンはこの人と離婚したから捨てたバチがあたって転落人生なんだぞ、絶対。
最近整形失敗してすごい顔になったのもデニスを捨てたバチだぞ。
なんてまあ勝手なことを言っておりますが、この人はほんとに若いころぱっとしなかったんだけども40超えてから「いい味」出てきましたわね。
ハンサムでもマッチョでもない、ヒーローのタイプでは絶対にない。
でも、じんわりと「善良さ」「暖かさ」が伝わってくるという、いてくれると安心してしまう、そんな存在ってとこかな
(逆に悪役となると駄目だよな。「トラフィック」の彼、チンケだったもんなあ。ああいうのも好きだけども)
そしてジョヴァンニ・リビシくん。
初めてチェックした「プライベート・ライアン」以来「スカイキャプテン」「ギフト」「60セカンズ」「閉ざされた森」「フレンズ(フィービーの弟役。大好き)」など、ほんとここ数年「会い」まくってるよな
あたし「ロスト・イン・トランスレーション」も「コールド・マウンテン」も観てないんだけど、彼が出てるって知ってたら観てたなあ。
とにかくまともな役はやらない。たぶん意図的にそうしてるんぢゃないだろうかって気はするんだけど、とにかく一癖も二癖もある「濃ゆい」キャラを演じることが多い。
今回も「いったいこいつは何者でなにを考えているんだ」と、「オチ」を知らない人にはかなり不気味な存在をやってくれましたねえ。
善人をやっても悪人をやっても、とにかく濃ゆい。そしてその「濃ゆさ」は毎回きちんと微妙に違っている。
あたしが一番好きなのは「ギフト」んときのバディ役なんだけど(あの車の中からケイト・ブランシェットに向けた表情の意味がわかったときには涙したぜ)、今回の彼もまあ、ほんとに良かったです。
うん、砂嵐の迫力と、デニスおぢさんとリビシくん。それで十分たのしめたからいいか。
「大味」で「なんだかなあ」ではありますが、キャストで楽しめたからアリといたします。DVDはたぶん買わないだろうとおもいますが。
2005-04-01 コントロール
■[か行・こ][シネパトス][面白かった]コントロール 
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銀座シネパトス
みなみちゃんと
人間とは思えぬ凶暴性で、多くの犯罪を起こしてきた男、リー・レイ(レイ・リオッタ)。
死刑執行室で最期の時を迎えたレイは、数時間後、背広姿の一団に囲まれて目を覚ます。
彼らのリーダー、神経薬理学者のコープランド博士(ウィレム・デフォー)は、ある新薬開発試験の被験者になれば、レイに別の人生を与えようと取引を持ちかける。
その薬“アナグレス”は、脳の気質を変化させ、怒りや狂気を抑え込む効果があるという。
やがて実験が始まり、レイの心の奥に眠る後悔や自責の念が目覚め始めた。
はたしてレイは本当に生まれ変わるのか、それとも脱走を目論んでの演技なのか…。
☆★☆★☆★☆★
シネパトスはやっぱり侮れない(侮ってたわけではないんですけどもね)。
こんな気の利いた小品が上映されてしまうんだからたまんないよな。
印象的なのは処刑室でのレイ・リオッタ。
「安いチンケなせこい悪党やらせたら世界一」の異名を持つ男に何故か宿っている、どこまでも澄み切ったアイスブルーの瞳。
(「フィールド・オブ・ドリームス」ではこの瞳が「いい方向」に働いたけど、そんなこたー、まずめったにないのがリオッタ)
その汚れのないアイスブルーの瞳から目が離せない。
彼が犯した犯罪、上から落ちてくる一滴の血液、それが彼の肩に落ちてくる。
この場面がしつこいまでにその後繰り返されるんだけど、その伏線の意味がわかったときに「うまいなあ」と手を打ってしまう。
凶悪で暴れん坊で、ほんとにどうしようもない「ジャイアン」なリオッタ。まさに彼の本領発揮。
それを受けるのが当代一の芸達者、ウィレム・デフォーくん。
ここ数年で「どうしたんだ、いったい」となるくらい顔が年をとったものの、それでも圧倒的な存在感。
いいひとの役でも、わるいひとの役でも、常に観客に強い印象を残すお二人がぶつかるんですから、それはもう、見ごたえがあるものになってましたですわ。
途中だれてしまうとこがちょっとあったりするし、尚且つ「おいおい。それはいくらなんでもないでしょ」という点もいっぱいありますですが
リオッタvsデフォーのガチンコ勝負が楽しくて、そんなこたーどうでもいい、ってなってしまったの、あたし。
「ビバヒル」のクレアちゃんを久々に見れて嬉しかったってのもあるし(デフォーくんとのH場面があるんだもん、びっくり)、この映画のあとに観たのがとんでもないクソ映画だったってこともあって、
こうして感想書いている時点では素晴らしい作品に思えております。
確かに大々的に公開されるような映画ではないけど、でもこうしてシネパトスのみで上映されてしまうのはもったいないなあ。
いや、まあ、だからこそシネパトスなんですけどね、実際。
難を言えば、ミシェル・ロドリゲスねーさんが戦わない女だったこと。
まあ、これはあたしが戦う彼女を見慣れていて、それが非常に好きだが故のわがままなんですけども。
あと、驚いたのがリオッタくんとデフォーくんが同い年だったということ。
50か、二人とも…両名とも別の意味で「見えないなあ」って感じですな。
でも「芸達者勝負」が観れて、なんか得した気分の作品でした。あたしはとっても好きです、この映画。
■[は行・は][シネパトス][ゾンビさん映画][観るんぢゃなかった][嫌い!!]ハウス・オブ・ザ・デッド 
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銀座シネパトス
ししょー、みなみちゃんと
孤島のパーティへ出かけようとしたサイモンたちは、船に乗り遅れてしまう。
漁船の船長カーク(ユルゲン・プロホノフ)に船を出してくれるよう頼むが、島の名前を聞いたとたん、カークは表情を堅くし、その依頼を断わった。
そこは、死の島と呼ばれ恐れられる島。
どうしてもパーティに参加したいサイモンは、カークに法外な金を支払い船を出す。
何とか島へ渡った一行だが、賑やかなはずの会場には誰もいない。
やがて彼らは、恐ろしい一夜を迎えることになる。
☆★☆★☆★☆★
あたしはゾンビさん映画が大好きです。しつこいくらいに書いていますが、ほんとに好きです。
ゾンビさん映画であれば、大概のことはおっけーにしてしまうくらい点が甘いです。
そのあたしが「なんぢゃこりゃ」と怒ったんですから、きっとこの映画は一般の人には常軌を逸した許しがたい映画ではないかと思いますです。
走るゾンビさんは、もうおっけーにします。今後はこれが主流みたいだから、あたしが慣れないといけないんなんでしょうね。
でもさ、武器持って襲ってきたり、泳いだりとかはさすがにまずいと思うわけですよ。
(泳ぐではなく、「パイレーツ・オブ・カリビアン」みたく海底を歩いてくれないとな)
しかも死んだ人間のくせに、泳いでるときぼっこぼこ水泡出てるし…おい!!
ゾンビさんが出てくるまでの[不穏な空気]は結構面白かったんですよ。
「いやん、お約束ぅ」って感じで笑いが止まらなくて、あたしわくわくしながら観てたもの。
「Uボート」のかっこいい館長ユルゲン・プロホノフがセルフパロディみたいなのやってて、それがまた非常におかしくて。
でもゾンビくんが出だしたらつまんねーのなんのって。
ゲームの宣伝のために作られたのが明らかにバレバレなのが、ときどき挿入されるゲームの映像。
もうそれが更にドン引きを誘う。
「コントロール」を後にすればよかったとしみじみ思いましたわ。
艦長はよくまあこんな映画に出たなあ。監督に借りでもあるんかいな。
あたしすげー楽しみにしてたのにな、この映画。
シネパトスでやる作品にもハズレがある。ちょっとびっくり。
もっとびっくりなのが、こんな映画が東京で8館くらい上映されるということ。
コントロールはここだけなのに。
発売元のSEGAの力ですかね。
ゾンビさん映画が地に落ちないうちに、誰かなんとかしてください。
まあ、敢えて前向きに考えるとしたら「ゾンビ三部作&バイオハザードはほんとに完成度高いんだなあ」と再認識できたこと、ですかな。
ラジー賞に「アナコンダ2」がノミネートされたらしいけど、あたしとしては間違いなくこっちだと…そうかラジーは「笑かす」要素がないと駄目なんだっけか
この映画、笑えるとこなんていっこもなかったもんな。