晩鮭亭日常

2006-07-03 ルイ・コスタというマンション。

ルイ・コスタというマンション


新しい週が始まった。

思っていたよりも無難なスタートを切れたと思う。


このところ頭がどこかサッカーモードになっているためか、ふと目にした“ラ・コスタ”という新築マンション広告に、「いっそ、ルイ・コスタという名前にしたら売れるのに」と思ってしまう。


今日の会議は気のおけないメンバーだったので、気づけばいろいろな話で盛り上がる。会議としては無駄な時間の多いものだといえるが、この無駄によって気持ちが前向きになり、労働意欲はあがったと思う。


退勤して、本屋へ。

特集は“昭和30年代、東京”だ。どうも、“60年代”や“昭和30年代”という言葉にはからっきし弱く、ついつい手を伸ばしてしまう。それでも、副題の“誰もが夢を持っていた時代”という括りはどうかと思うが。

東京人』は簡単に手に入るが、『大阪人』はここでは無理。やはり、神保町へ行かなくては。

帰宅して、『東京人』をパラパラ。モノクロの東京の写真に眺め入る。薄暮の街を室内灯を点けた水天宮浜町行きの都電不二家のペコちゃんのネオン看板を背景に止まっている。その脇にはレトロな形のタクシーと、後姿の曲線が美しい路線バスが。その他のページでは、安西水丸氏が都電について書いた文章に添えられた九段の坂を上ってくる都電の姿もいい。坂の下の街の空には“学生服大特売”のアド・バルーンが揚がっているのもうれしい。


テレビをつけるとニュース速報が中田英寿選手の現役引退を告げている。ふう〜ん、そうなのか。

まだ彼がベルマーレ平塚の選手だった頃、横浜国際競技場フリューゲルス戦を観たことがある。右サイドの真ん中あたりにいた彼が前線のFWに出したパスは青々とした芝生の上に美しい曲線を描きながらその足元へぴたりと届いた。その時に感じたそわっと鳥肌の立つような快感をまだ覚えている。


今日の4000番台。


ソニー・クラークとの共演も多いトロンボーン奏者、ベニーグリーンアルバムが4010番。ウオームサウンドという言葉があるが、この人のトロンボーンを聴く度に思い出す言葉だ。テナーピアノドラムブルーノートでは馴染みのない人たちなのだが、グリーンの音質に合っていると思う。いい意味での野暮ったさがある。

グリーンを聴いたのでこれも聴く。

My Conception

My Conception

これはクラークの未発表アルバムグリーンアルバムの2ヵ月後の吹き込みなので発売されていればもちろん4000番台に入っていたはず。幻の4000番台の1枚。


【購入できる新刊数=1】