晩鮭亭日常

2006-07-19 本屋さんに言われなくても。

本屋さんに言われなくても。

今日は仕事で多くの人と会って話をしたため、疲れる。


退勤して本屋へ。

特集が“30代のサラリーマンとOLは、この本を読め! 本好きの本屋さんからの直言”(長いな)だ。30代でもOLでもないが、この特集では買ってしまう。

夕食を食べに入ったそば屋の待ち時間に目を通す。ユニークな本屋さんからの提言のコーナーにBOOKS246、ときわ書房本店、模索社と並んで書肆アクセスが載っている。畠中さんのオススメ第1位は長尾みのる革命屋 女と革命と欲望」(よるひるプロ)、第2位は山田稔「八十二歳のガールフレンド」(編集工房ノア)とのこと(第3位以下は省略)。その他多くの書店員の方たちが挙げるオススメ本が掲載されていて興味深い。

坪内祐三「酒日記」を読むと、日記の最後に《『ダカーポ編集部(の私の知らない人)からこの連載のあと二回での打ち切りを告げるFAXが届いている》という記述を見つける。このところ坪内さんの連載終了が続いている。「雑読系」の方は書籍化される可能性はあると思うが、この「酒日記」はどうだろう。微妙なところかな。


iPod三遊亭圓生「火事息子」を聴きながらバスに揺られて帰宅。

ブログ散歩をしていると、「ナンダロウアヤシゲな日々」と「okatakeの日記」で濱田研吾(本当の“濱”は異体字)さんが自費出版で「三國一朗の放送室」を出したということを知る。本好きの本屋さんに言われなくてもこれは是非読みたい。岡崎さんが掲載してくれている申込先をしっかりメモする。限定100冊とか。書肆アクセスの棚に並べば、喜んで買いに行く人も多いのではないかと思う。


今日の4000番台。


1959年7月にオフ・ブロードウェイで上演された「ザ・コネクション」という芝居の音楽を録音したのがこの4027番。全曲を作曲したのはピアニストのフレディ・レッドで、実際に舞台で演奏もしている。そしてサックス奏者としてジャッキー・マクリーン舞台に参加し、演奏とともに俳優もこなしたらしい。アイラ・ギトラーのオリジナルライナーノートによるとマクリーンの演技はなかなかのものだったそうだ。

演奏は全編ワンホーンのマクリーンのアルトがよく鳴っている。5曲目の「テーマ・フォー・シスター・サルヴェーション」は、昨日聴いた「フュエゴ」に入っていてもおかしくないようなファンキーテーマを持った曲。途中のレッドピアノソロで急に沈んだ色調に変わり、それを受けてマクリーンが再び繰り返すテーマのトーンにもその物悲しさが感じられるようになっているところがいい。