book off bag break off

今日は仕事が早く終わる。
歩いて最寄りのブックオフへ。
105円棚から。

これらをかごに入れて雑誌棚の前へ。まず『ノーサイド』という背表紙が目に飛び込んできた。思わず4冊つかみ取り。

  • (特集:料理は男の一大事)1995年6月号
  • (特集:永遠の少年のためのアウトドア)同年8月号
  • (特集:日本酒を究める)同年10月号
  • (特集:知られざる京都)同年12月号

どうやらおいしいところは抜かれた後らしい。ちなみに抜けているのは5月号(読書名人伝)、7月号(むかし戦争に行った)、9月号(キネマの美女)、11月号(ビートルズ同世代)と言ったところ。それでも、持っていない号を4冊手に入れることができてうれしい。すべて105円。
この他、仕事関係の本その他を含め20冊ほどになる(そのうち2冊は大判の本)。そのため、初めて見る厚手の大きなビニールバック(縦40cm×横60cmで黄色)に入れてもらう。


大荷物となったので一駅電車に乗る。駅を出てバス停まで来ると、ビニールバックの片側の取手の部分が切れる。


バスを降り、コンビニで夕食を買い、クリーニング屋から洗濯物を受け取るともう両手は荷物だらけ。それに結局使わなかったLLサイズの傘も持っているのだ。家に向かっている途中で片側の取手とちぎれた部分でなんとか支えていたブックオフバックがもう限界に近づいたので、取手部分を諦めビニール本体を手でガシッとつかんで歩く。


家の前になんとか辿りつく。ポストを空けて郵便物を取り出そうとしている時、握っていたビニール部分に指先が食い込み、穴があく感触とともにバック全体が下に下がっていく様子が指先から伝わってきた。抱きかかえるように部屋に入る。なんとかバック崩壊寸前に帰宅することができた。


いくつかのサイトやブログで10月の近刊文庫のラインナップを知る。
やはり気になるのはこれ。

たぶん、「丘の一族」同様の自選作品集となるのではないかと思う。どんな作品が入るのだろうか。そろそろ、「冬の神話」、「虚栄の市」、「汚れた土地」、「監禁」あたりも講談社文芸文庫に入れたらどうだろう。


その他、「ロリータ」(新潮文庫)、「ららら科学の子」(文春文庫)、「團十郎切腹事件」(創元推理文庫)なども気になるが、最後の中村雅楽シリーズは今度こそ本当に出るんだろうな。また焦らされるのはいやだよ。


今日の4000番台

ヒア・ティス

ヒア・ティス


ルーおじさんが、グラント・グリーンやベイビー・フェイス・ウィレットと共演した4066番。ギターとオルガンを従えてソウル路線まっしぐら。ルーおじさんはやはり、ノリノリ。快調です。


川口喬一「昭和初年の『ユリシーズ』」(みすず書房)読了。

読了1。


【購入できる新刊数=7】