屋内でワカサギ釣り。


 昼過ぎまで仕事をして退勤。


 神保町へ出る。
 東京堂へ。

 最初の2冊はサイン本棚から。最後の雑誌は水戸芸術館というところの機関誌らしい。“活字のススメ?”という特集で、執筆者に柴田元幸永江朗林哲夫坪内祐三の各氏の名前が連なっていたので購入する。


 うどんの丸香へ。ここのうどんを食べるのも今日の目的の一つ。釜玉うどんに天ぷらをトッピング。けっこうボリュームがあった。


 いつものコースを流した後、神田伯刺西爾でひと休み。
先程買った『WALK』から林さんと坪内さんの文章を読んだ。林さんはこの夏の下鴨古本まつりでの戦利品を通して本は読むためのものではないことについて書いている。坪内さんは、この10年で活字の将来について悲観的な考えになったことを述べつつも、活字的感受性を持った「幸福な少数者」を育てて行く伝道者としての己の使命を語っている。


 古書センター前のワゴンから2冊。

 ともに100円。


 地下鉄で新宿へ出る。
 改装後初めて行ったジュンク堂でフリーペーパーの『早稲田文学』vol.11を貰ってくる。
 紀伊国屋書店に移動し、紀伊国屋書店文庫復刊フェアの1冊であるこちらを購入。

 力作です。洲之内徹本に興味のある人は必読ですね。


 池袋へ。西武の地下総菜売り場でコロッケと一口餃子を買って往来座へ。今日のわめぞ忘年会の会場であるポポタムさんの場所を確認した上でポポタムへ向かう。


 会場にはすでに向井さん、北條さん、退屈男さん、武藤さんがいた。もうみなさんすでに飲んでいる様子。僕も加わる。その後、わめぞメンバーが集結する。
 この忘年会は各自が好きなものを持ち寄って飲み食いしようというものなので、どんなものが出てくるか楽しみなのだが、その中でも前回おいしい料理を持ってきてくれたNEGIさんに期待が集まる。もちろん、NEGIさんは期待を裏切らない。アオヤギのカルパッチョ、茗荷スライス、などおいしいものを色々と用意してくれる。その中でも特に温野菜スティックに添えられたゴマ味噌マヨネーズダレが絶品。なんにつけてもうまい。買ってきた一口餃子にも、阿部さんが持ってきてくれたローストビーフにも合う魔法のタレだ。その他、沖縄チャンプル、京漬け物、天むす、りんご煮、寿司などなど美味しいものが盛りだくさん。たらふく食べました。
 料理の他にも退屈男さんによる巨大板チョコ割りというアトラクションもあり、とても楽しい会でした。またお目出度い話題も登場し、年の最後を締めくくるのにもってこいの会でもあったなあという感じ。
 ただ、風邪をひいているわめぞ絵師の武藤さんが室内なのにまるで野外にいるかのような重装備にマスク姿。どう見ても宴会にいる格好ではなくワカサギ釣りでもしているように見えてしまう。


 10時半過ぎに会場を後にし、黒岩比佐子「編集者国木田独歩の時代」を読みながら帰る。


 遅くなったので日記を書いてシャワーも浴びずに寝る。