2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

アントンとアン。

週の初めなのでどうも気がのらないのだが、時間に余裕のある日のためマイペースで仕事をこなすことができ、細かい懸案がいくつか片付いたのは有り難かった。 夕方、仕事で野外に出ると、風が冷たい。冬という言葉を今シーズン初めて意識した。 どうも先週の…

売店のスペンサー。

朝から休日出張。雨は降っていないが、何やら肌寒い。 仕事の合間に、いつも行く売店に入るとやに店内がさっぱりしている。壁には“10月30日をもって閉店いたします”の張り紙が。今の仕事について以来この場所へ出張する度にここの長椅子に座り、本を読ん…

ノブヒコにはヤスヒコ。

仕事帰りに本屋に寄り、待っていた本を購入。 小林信彦「東京少年」(新潮社) 何色というのだろう。青と緑の中間色に小林泰彦氏の描く少年(たぶん信彦少年)の姿が書名と作者名に挿まれて佇んでいる。やっぱりノブヒコにはヤスヒコだなあ。 今日夕食をとも…

過褒修正。

本日浦安方面に終日出張。天気もよく、野外でこれが仕事でいいのかという楽しい一日を過ごす。 出張に行った同僚たちと飲み会&カラオケ。 帰宅するとポストに埼玉県にある佐藤藝古堂から古書目録が送られてきていた。申し込んだ記憶はないのだが、今年に入…

謡曲、都々逸、そしてシャミセン。

今日は遅番。 郵便局や銀行に寄ってから職場へ。 3時から出張する。横浜駅からバスに揺られて30分。その間ipodで古今亭志ん朝「二番煎じ」を聴く。番小屋で夜回りの順番を待つ間に、土瓶で酒に燗をつけ、しし鍋に舌鼓を打つ。いつ聴いても、酒と鍋がなん…

向井さんに5万円。

仕事帰りの本屋で2冊。 『WiLL』12月号 久世番子「暴れん坊本屋さん」(新書館) その後、夕食を食べに大戸屋へ入る。ソース鶏カツ丼と鳴門わかめそばのセットを頼む。食事が来るまで『WiLL』を繙く。 日垣隆「どっからでもかかって来い!」では、仕事用…

ちゃんと使って死んでいきたい。

職場の後輩とすでに退勤した同僚の机の前に佇む。 机の上にはさまざまなものが置いてある。冷風とマイナスイオンを送り出す機械、頭が良くなるという粉末“てんさい粉”、お茶の葉を粉砕するためのミルサー、長嶋茂雄氏の「名言」が書かれた日めくりカレンダー…

胸ときめく。

今日は1日トラブルに見舞われ、不愉快なこと多し。やれやれ。 気分転換にセブンアンドアイの新刊予約欄を見ていると11月の新刊から2冊が目にとまる。 『文藝別冊 大瀧詠一』(河出書房新社) 2005年11月22日発売予定 1,200円(予価) 川村湊研究室/編「…

金銭にふれる。

フリーの日曜日。 朝、洗濯機のスイッチを入れてから、二度寝する。幸せ。 半身浴をしながら、ダイソー落語CDで古今亭今輔「薮入り」を聴く。独特の早口と録音のせいなのか電池がなくなったのか音が大きくなったり小さくなったりで聴き取りにくい。汗をかい…

ライブが基本。

本日は午後から職場の研修会があり、講演を聴く。講演の内容よりもそれを聴く同僚たちのリアクションに注意がいってしまう。自分の興味というものがいずこにあるのかがこんなところにあらわれてしまうんだろうな。 思いのほか退勤が遅くなってしまったので、…

Good Night

どうやら、風邪のひきはじめらしい。やたらとくしゃみが出て鼻がぐずる。駅ビルのダイソーで105円の落語CDを何枚か買い込む。聴いたことのない噺家ばかり。そのうちまとめて聴いてみるつもり。 家に帰って東海ラジオ「アン・サリーのナイト&デイ」に周波…

古本屋と単行本のない街。

午後から出張。営業で横浜線沿線の得意先を2つほど回る。駅前の街道沿いの商店街を歩く。2時を過ぎたばかりの時間だというのに、シャッターを閉めた店が多い。以前ならこういった何気ない商店街の片隅に、なんということのない古本屋の1軒ぐらいあったも…

仕事の前後に。

職場で11時過ぎまで仕事をしてから出張。 出張先に到着予定の時刻まで余裕があったので、数駅先の神保町まで出て昼食。出張先の近くにはこれといって食事をする場所がないのだ。「さぼうる2」でランチセットのカレーを食べる。ここのカレーは初めて。もう…

うれしくてさびしい。

今日も雨。 一日、小部屋にこもって同僚と細かいミスをチェックするような根気のいる仕事をする。肩が凝り、頭がぼうっとする。 気晴らしに同僚を誘い、過日行ったベトナム料理店へ。 前回はあまりいいイメージがなかったのだが、今日食べたバインセオ(お好…

円生百均

朝から、音を立てて雨が降る。 昨晩仕上げた仕事を同僚にチェックしてもらい、一部訂正をしてなんとか完成させる。 雨がやまない中を退勤。駅ビル内のダイソーに寄る。 マウス用の単4電池を買いに行ったのだが、店頭にあるCD棚に目が留まる。古い日本映画の…

本をまた山にしていく。

休日出勤。 コンビニで昼と夜の食事を買い込んで職場へ。 人気のない職場の机に向いひたすらパソコンのキーを叩く。たまに気分転換にipodでジャズなどを聴きながら。 突然、ギシギシという音とともに揺れがやってくる。ネットでニュースを見ると東京周辺は震…

『ブルータス』お前もか。

今週の出張のツケで午前中は大忙し。午後からゆっくり懸案の仕事にかかろうと思っていたのだが、トラブル処理に時間を取られ、やっと1人パソコンに向かった時には睡魔が襲ってきて仕事が進まず。あきらめて自宅に持ち帰ることにする。 本屋に寄る。 『BRUTU…

聞き逃し、先延ばし。

本日は職場に大勢のお客さんを迎え、こちらはその応対に追われる。お客さんが帰ってから、やっと自分の仕事にかかることができた。しかし、自分の怠け癖から仕事は大幅に遅れており、10時まで職場で仕事。そのため、今夜放送の「アン・サリーのナイト&デ…

神保町に連れてって。

今日は都内某所への出張。5時までかかる予定が3時前に終わる。先週同様メトロに乗って神保町へ。 書肆アクセスを覗く。昨日どこかのブログであの本が入荷したという情報を得ていたのでそれを買いに。 高橋徹「月の輪書林それから」(晶文社) ついに出たん…

一期一会。

久し振りの秋晴れ。歩いて職場へ。 仕事で銀行や郵便局を自転車で回る。湿度が低いので気持ちがいい。 仕事上がりに本屋へ。通路に台車が置いてあり、これから棚差しされる本の中に庄野潤三「ガンビア滞在記」(みすず書房)を見つける。萌葱色が目をひく一…

チンキタが行くちんき堂。

仕事帰りに本屋を数軒流し、ラーメン屋へ。この店は地元では一番行列のできる店なのだが、今日はまだ時間が早いせいか空いていた。最近できたメニューのつけ麺を頼む。駅前のつけ麺屋のものと比べるとやはりこちらの方が美味しいようだ。ピリ辛風味のつけダ…

猫と作家にゃかなわない。

今日は休日。午前中はのんびり。 涼しい朝だ。この秋初めて湯船にお湯を入れる。 昨日から読み始めた京極夏彦「百器徒然袋−雨」(講談社文庫)の続きを読む。京極堂シリーズのキャラクターの1人である探偵・榎木津礼二郎を主人公とした作品集。相変わらずの…

そこからカズダンスは見えるかい?

朝から雨。休日出張はほとんど野外での仕事となるので、着替えやカッパなどをカバンに詰め込んでいく。 出張場所近くで横浜FCの試合があり、昼食を食べに入った食堂にサポーターが数名いて、いろいろと話をしている。監督に対する不満から始まり、他チームの…

出張はいつも雨。

午前中職場で仕事をし、午後から出張。 出張を終え、横浜駅西口の有隣堂へ。 『エルマガジン』11月号 山本善行さんの「天声善語」は、ちくま文庫復刊アンケートとオンデマンド出版のリキエスタの会の話。ちくま文庫復刊アンケートは僕も参加したのだが、何…

われ傍受に成功せり。

本日出張のため、いつもより朝がゆっくり。 出かける前に『考える人』秋号所収の坪内祐三「考える人」に目を通す。今回は吉行淳之介の巻。この連載はあと2回で終わりとなるそうで最後は福田恆存氏にすることを決めているそうだ。前回か今回で取り上げる予定…

東海ラジオはどう聴くの?

9時過ぎに職場を出る。 本屋で雑誌を一冊。 『ダ・ヴィンチ』11月号 北尾トロさんの「出動!トロ・リサーチ」のコーナーに日月堂の佐藤真砂さんと岡崎武志さんが登場。今回は“初心者でもOKな新しい古本の楽しみ方は?”がテーマのためトロさんと編集者の女…

おあいこ。

今日は何も買わないつもりで、仕事帰りに本屋に立ち寄る。気になる新刊を見つける。 なぎら健壱「東京のこっちがわ」(岳陽舎) なぎらさんが撮った写真と文章からなるビジュアル本。東京の下町と呼ばれる街の風景や人々が思いのほか鮮やかな色彩にいろどら…

口にでない言葉。

仕事が休みの日。 10時半に家を出る。 今日は敬愛する友人と昼食をともにする約束をしている。この人と会うのはとても楽しく、うれしいことなので、まるでデートに向かう男子中学生のように気分が浮き立つ。 お茶の水駅周辺にある友人の職場の食堂で待ち合…

「シガテラ」を読む。

今日は職場で目出度いことがあり、来客等も多く、賑やかな日となった。いやあ、よかった。よかった。 帰りの本屋で2冊。 『クイック・ジャパン』Vol.49 『Meets Regional』11月号 『クイック・ジャパン』はバックナンバーフェアからの1冊。クレイジーケ…

青空は太陽も連れてくる。

ゆっくり朝を過ごす。洗濯ものを干し、クリーニング屋に寄りってから駅へ。早稲田へ向かう。 東西線の駅を出るとそこはもう穴八幡だ。門前の文庫・新書台から2冊。 戸板康二「歌舞伎十八番」(中公文庫) G.マックスウエル「カワウソと暮らす」(冨山房百科…