酉川宇宙/暴想処女(6)
- 作者: 酉川宇宙
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/02/05
- メディア: コミック
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- 感想:読了日02/05
作者から「いとおしきバカップル」という表現が作中に出てきましたけど言い得て妙。スパンキングで気持ちよくなった鈴木の声でテンション上がって楽しそうな弥生の表情がすごく可愛い。Sの本性を自然に引き出してくれるM男の鈴木と相性ぴったりです。逆姦を始めるまでは鈴木の言葉*1にM女のように従順で*2、裸になったりオナニーをやらされたり、パイズリまでして、時にはちょっと感じたりしてるわけですが、こういう彼女の立ち位置の変化がいつも読んでておもしろいなぁと思います。最初ツンツンしてても次第にデレてきて最後は責められながらイっちゃう展開はエロマンガにはよくあるのですが、この作品は完全に逆ですから。もちろん成年マンガで作品のフィニッシュに男がイクだけなんて話は読みたくもないですが。そう思わせないところがこの作品の巧さなんでしょうね。
今回も笑いが吹き出す箇所がいくつもあったのですが、手コキではいかない(設定になったw)鈴木へのフィニッシュホールドとして編み出された「肉棒地獄車」はバカすぎです(笑 大技が恒例になってしまい(作者の自業自得かw)アイデア出しの苦労が想像されますけど、このわかりやすさがいいので頑張って続けて欲しいです。また、前巻から登場したお笑い要員のモリモリ*3は今回もセリフは少なくても存在感ありました。弥生の暴想上のこととはいえ、お乳つままれたり吸われたり更に・・・と大活躍*4。秋ちゃんはそういう点ではまだまだ弄られ不足と思いますが、バーベキューをしてる鈴木の「飽きちゃうかなナスばっかりで」のセリフでこの暴想ができるのはスゴイと思いました。「ナスぱっくり」と思った人ははずれです。