TRPGにおける死3'
ということは、だ。
生≫越えられてしまった壁≫死≫越えられない壁≫NPC化
と言う仕組みになっているわけだ。ここで議論したシステムは。
だから、"死"が軽くなる。
できないものだろうか。死の尊厳を取り戻すことは。
生≫越えられない壁≫なにか≫越えられない壁≫死
と言うような仕組みは。
私は一つだけその仕組みを知っている。
アレを持ってくればいいんだ。
Dクラッカーズ〈1〉接触‐touch (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: あざの耕平,村崎久都
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2007/05
- メディア: 文庫
- クリック: 52回
- この商品を含むブログ (38件) を見る
*1:私がオリジナルでシステムを作成するならそんな仕組みが欲しいなあ、と思っただけで、SW2.0にアレを投入しようと思っているわけではありません。
TRPGにおける死3
TRPGにおける死
TRPGにおける死2
と言うわけで、上記エントリの続き。
SW2.0の死とダブルクロス、央華封神における死の違い。
ダブルクロス、央華封神ともに、PCにとって死から復活する際のコストは極めて低い。
多分、セッションに一回(ダブルクロスなら複数回でも)ずつ発生しても、キャンペーンを支障なく回すことは可能だろう(…そんなの嫌だ、と言う意見は置いておく。可能、と言うこと)。
多分、その勢いでSW2.0の死を回したら、キャンペーンは崩壊するだろう。
(そんなの嫌だ、とは俺も思う)
だが、SW2.0の死〜再生プロセスには大きな問題が含まれている。
NPCの再生が安価である、と言うことだ。
ダブルクロスではオーヴァード*1にしか蘇生のチャンスはない*2。
央華封神ではNPCの蘇生にGMがNOを言える*3。
しかし、SW2.0の蘇生は金を積めば誰にでもできる、と言う形式なのだ。
そーするとどーなるか、と言うと。
ミステリ仕立てのシナリオがすごいやりにくそう。
いや、魔法がある時点で*4やりにくいんですけど。
あと、今ぶっ○してもあとで蘇らせればいいか、というNPCの命の軽視に繋がりそう*5。
逆に言うと、NPCを本当に抹消するのも一苦労、と言うことにもなりかねない。
…これは逆にシナリオのネタになりそうだが。
…散漫になってきた。
まあそんな差異を感じていたのですよ、そこら辺について。
ソード・ワールド2.0 ルールブック I (富士見ドラゴン・ブック)
- 作者: 北沢慶,グループSNE,輪くすさが,真嶋杏次
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/04/19
- メディア: 文庫
- 購入: 17人 クリック: 89回
- この商品を含むブログ (129件) を見る
ソード・ワールド2.0 ルールブックII (富士見ドラゴン・ブック)
- 作者: グループSNE,北沢慶,輪くすさが,真嶋杏次
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/06/20
- メディア: 文庫
- 購入: 13人 クリック: 88回
- この商品を含むブログ (49件) を見る
- 作者: 清松みゆき,グループSNE
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 1996/12
- メディア: 大型本
- 購入: 1人 クリック: 22回
- この商品を含むブログ (31件) を見る
- 作者: 矢野俊策,F.E.A.R.
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2003/02
- メディア: 単行本
- クリック: 13回
- この商品を含むブログ (65件) を見る
アリアンロッドRPGルールブック (富士見ドラゴン・ブック)
- 作者: 菊池たけし,F.E.A.R.,佐々木あかね
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2004/05
- メディア: 文庫
- 購入: 6人 クリック: 22回
- この商品を含むブログ (96件) を見る
- 作者: 清松みゆき,友野詳,グループSNE
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2001/03
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログ (6件) を見る