JR八王子駅南口駅前・再開発始動

東京都八王子市の玄関といえば"JR八王子駅"なのですが、ずーっと昔から『えっ、どんだけ田舎なの(?)』という風景が広がっていました。
もともと駅の表口である北口は、甲州街道の宿場町から発展した市街があり、駅前も大きなロータリーがあり、百貨店やらヨドバシカメラやらが建ち並びます。


それに対して、反対側の南口は何にもありません。駅の前に大きな空き地が広がっています
この風景、10年どころか20年以上このまんまなんです。市が即効性の無い開発計画を作成したものだから、一般開発が行えず手付かずなのです。
そんなもたもたしているうちに、周辺では立川市が飛躍的に整備されてすっかり都会ムードになったのに対して、八王子は田舎ムードがムンムンと漂い、休日の人通りなんて寂しい限りです。


駅から続く歩道橋(人工地盤(?))も最悪です。
関西などでは合理的な考え方をするため、当然駅から伸びる歩道橋は、道路にも降りれるし、近くのビルにも直結しているし、ビル側も通り抜けウエルカム状態(人がたくさんいるとテナントも多く入ってくれるという理論(?))になっています。
立川の歩道橋も、駅から道路やバス停、さらには周辺の店舗に直結していて広々と歩いて移動できます。


しか~し、八王子の場合はセコい。歩道橋は道路とバス停しかつながっておらず、周辺の建物に行くにはわざわざ道路に下りなければなりません。行政のエゴ丸出しの考え方です。
もうこのまま八王子も衰退していくのかと思ったら、ようやく駅前の再開発事業がスタートした模様です。
JR八王子機関区の線路もいくつか潰して土地を広く作り出して、今までの空き地と共にビルを立てるみたいです。駅前の野猿街道も通行止めになるし、空き地の隣の昔っからあるタイプの八百屋さんも店じまいです。

・駅前も通行止め ・JRの線路も潰します ・20年の空き地

でも、新しく建てるビルには"市の施設が入る"みたいです。もう八王子市は終わっていますなぁ。なんで駅前の一等地が市の施設なの(?)