オバマ大統領御一行様のお通り

こんばんは。victoria007です。

さて、ワシントンの街にもだんだん慣れてきたvictoria007。
早速、おもしろい光景に出くわしました。最初に出会ったのは、交差点で信号待ちをしていた時。
突然、サイレンを鳴らしながらすんごい勢いで突進してきた消防車が、交差点の右と左で急停車したと思うと、いきなり向きをかえ、道路を封鎖。

「わっ、なんなんだ?」

と思っていたら、中から消防隊員が降りてきて、交差点に立った。

すると遠くの方から「ウインウインウインウイン」というけたたましいサイレンの音が。

「今度はなんなんだ?」

サイレンの音を追いかけるようにして、白バイが猛スピードで横切っていった。
白バイの数5台。
5台とも、とにかく猛スピードで、消防車が車の列をとめたところを走り抜けていく。

「事件か?」

いいえ、事件ではありません。

「大統領のお通りよ」

隣にいた人が親切に教えてくれた。

白バイが通りすぎると今度はパトカーのお通り。

これも5台。
猛烈なサイレンの音と共に走りぬけていく。

その後に続くのが、青い車

あとから聞いたんだけど、青い車にはシークレットサービスが乗っていて、いつでもぶっ放せるように中では機関銃を構えているとか。

シークレットサービスの後にやっと黒塗りのリムジンが登場。
リムジンは2台。
どちらかにオバマ大統領が乗っている模様。

その後、政府関係者のものと思われる黒塗りの車が何台か続き、ようやくオバマ大統領御一行様のお通り終了。

オバマ大統領は国会議事堂とか一日何度もお出掛けするらしいんだけど、そのたびにこれを繰り返すらしい。だから一日に何度もサイレンを聞きました。

いやあ、街中に大統領のお出掛けをこんなに派手にアナウンスしながら移動しているなんて、驚き。
滞在中、何度もみたけど、いつもすべての車が止まったところを全速力で通りぬけていくの。
ちゃんとこのやり方が機能しているんだなあ、って感心してしまった。

一度、写真を撮ろうと思ったのね。
ちょうど交差点に立ってたし、大統領だってことはわかってたから、カメラ向けとけばいいでしょ?

でも、シークレットサービスのことを思い出して、やめた。
だって・・・あんなものぶっ放されたらイヤじゃない?
だから、せっかくですが、大統領御一行様の写真はございません。
みなさま、ワシントンにいらっしゃったら、サイレンの音に注意なさってください。
ワシントンではしょっちゅう火事がある・・・のではなくって、大統領のお通りですから。

victoria007でした。