スミソニアン博物館

こんばんは。victoria007です。

さて、ワシントンに行くことが決まって、私が真っ先にしたことは、スミソニアン博物館のサイトにブックマークをつけることでした。

http://www.si.edu/guides/japanese.htm

だって、すっごく大きいのよ。ぜひ行きたいなって思って。
スミソニアン博物館のHPの最初の文章をちょっと見てみましょう。

>>計18の博物館、美術館、国立動物園からなるスミソニアンは、世界最大の博物館群です。スミソニアン協会は1億3,650万点もの文化遺産や標本を所蔵し、これを米国で公開しています。また、研究機関としても知られるスミソニアン協会は、公共教育やサービスのほか、芸術・科学・歴史分野での奨学金制度といった、さまざまな活動に力を注いでいます。スミソニアン協会は、1846年に英国人科学者ジェームズ・スミソンが「知識の向上と普及」のために米国に寄贈した資金によって設立されました。<<

つまり、スミソニアン博物館はひとつの博物館を指すのではなくて、全部で18の博物館をまとめてスミソニアン博物館って呼ぶってことみたいね。

設立したスミソンっていうおじさんのことですが、すっごいお金持ちだったみたいね。イギリス人で結構いいお家の生まれらしいんだけど、ただ婚外子だったようで、階級社会のイギリスでは、生涯苦労したらしいです。

スミソン自身は科学者で、科学者としては幸せな人生を送ったようですが、不幸な生い立ちのせいか結婚はせず、子どもがいなかったため、莫大な財産をすべてアメリカ合衆国に贈りました。自分に冷たい仕打ちをしたイギリスに対する復讐の意味もあったのではないかと言われているそうです。

ただ、スミソンはアメリカには一度も来たことがないんですって。すごいわね。一度も見たことのない国に大金ポーンと寄附しちゃうなんて。

それは1835年のことでした。
それ以来、スミソニアン協会が設立され、現在では総職員数6400人、ボランティア5000人を超える大きな組織になりました。2007年にはスミソニアンを訪れた人は2400万人を超えるそうです。

というわけで、全部は回りきれませんでしたが、いくつかは見てきました。

その中からいくつかをご紹介したいと思います。