リニア・鉄道館に行ってきた
こんにちは。Victoriaです。
「たねや饅頭 さくら」です。(商品一覧 - たねや・CLUB HARIE オンラインショップ)
塩漬け桜花が春を感じさせます。
朝からお上品な和菓子をいただいて、気合い十分。
Victoria、本日は
リニア・鉄道館へGO!
名古屋駅。
あおなみ線への誘導プレートが、いつの間にか「あおなみ線/リニア・鉄道館」に変わっていました。
乗客数が伸び悩むあおなみ線、リニア・鉄道館開業で起死回生なるか・・・?
あおなみ線ホーム。
本日、朝いちばんで来ることができず、午後2時を回っていたので、お客さんは少なめ。
それでも、一目で鉄道ファンとわかる男性が先頭車両のほぼ80%を占めています。
鉄道ファンって、一目でわかるよね・・・
なんていうかな〜
鉄道での移動時間を決してムダな時間と思わず心底楽しんでいる空気感
とでもいいましょうか・・・
金城ふ頭駅。
右へ行くと地獄の税理士試験会場ポートメッセなごや。
左へ行くとリニア・博物館。
入場まで40分待ち・・・
やはり、春休み最初の日曜日をなめてはいけません。
あおなみ線車内では、鉄分100%の鉄っちゃんがぱらぱらといるくらいだったので、うん、この分ならスムーズに入れるかな・・・となめていたのが甘かった。
ここは車社会愛知!
車で来た家族連れやカップルでごった返してます。
しかし、列に並ぶ人たちの間からは、
「こんくらいの列なんでもないわ」
という余裕の会話が・・・
う〜ん・・・
少し前にこれと同じような光景を見た記憶がよみがえってきたぞ。
あれはたしか、
愛・地球博!
そう、あの時も、連日すごい人出なのにもかかわらず、愛知県民は皆勤賞もらっちゃうおばちゃんも出るくらいマメに通ったよね〜
愛知県民は万博が大好き!
愛・地球博でも、人気のパビリオンには長蛇の列。
それにもめげず、みんな並んで最新のテクノロジーを愛でたよなあ・・・
まずは、リニアに乗ってみました。
うん・・・
止まってるリニアに乗っても実感がわかない・・・
あれは、動いてる時の揺れのなさっていうのを味わってみないとね・・・
壁の手触りを確かめながら、これは、○○系の車両と同じだとかなんとか、非常にマニアックな講評をしている鉄道ファンの横をそっとスルーして・・・
おや、ここにも列が・・・
鉄道ジオラマは定員100名で30分の入れ替え制。
迷わず並ぶVictoria・・・
小学生以下のちびっこもたくさん並んでいましたが、おおむねみなさんおりこうさんでした。
あっ、そこのお母さん!
子どもにポテチ食べさせちゃだめだって!
館内は飲食禁止なんだけどね・・・
せがまれて、子どもにおやつの袋を持たせるお母さん発見。
本日の教訓 : 春休み中に子どもをリニア・鉄道館に連れてくる予定のお母さんは、列を待ってる間子どもが退屈しないように、必ずDSを持たせましょう
さて、30分我慢強く待って、ようやく入場。
非常に精巧なつくりのジオラマです。
ジオラマ好きの方にはたまらない空間だろうなあ・・・
知り合いの鉄道ファンの男性で、自宅の一室をジオラマ室にして、すべて自前で手作りのジオラマをコツコツ組み立てている方がいます。
作りはじめて、はやウン十年が経過したらしい・・・
とにかく、金に糸目をつけず、こだわり抜いてお作りになっていて・・・
日本語と英語でパネルを作りたいからっていうんで、英文に訳すお手伝いをさせていただきました・・・
鉄道ジオラマのお隣は、シミュレータ。
シミュレータは、入場券についてくる抽選券で、当たった人のみが楽しめます。
これだけの人出だから、まず無理・・・
ということで、おとなしく展示を見て回ることに・・・
いろいろとお勉強になります。
子どもよりも、お父さんのほうが真剣に見入っていました。
歴史展示室で特にスペースを割いていたのが、新幹線誕生物語。
うん・・・
やっぱり、新幹線は日本の誇りだよなあ・・・
2階のキッズコーナーは、ものすごい盛況ぶりを見せていました。
飲食コーナーもこの状態。
デリカステーションでは、人気の駅弁や車内販売のお弁当が売られていました。
もちろん、売り切れ・・・
本日は、大変な混雑だったので、映像シアターもシミュレータもあきらめたけど、空いてる平日とかに来れば、きっとゆっくり見て回れるんだろうと思う。
リニア・鉄道館はね・・・
鉄道ファンにとっては車両にさわれる聖地だけど、ファン以外にとってはただの車庫なんです・・・
吹き抜けの空間に車両が所狭しと並んでいて・・・
その隙間に展示品があるって感じ。
だから、普通、博物館って展示室がいくつもあるけど、リニア・鉄道館は大きな部屋が一つあるだけなのね・・・
・・・ということで、本日の教訓 :
鉄道ファンの方は、真剣に車両を楽しみたければカップルで来るのはやめましょう
いえね・・・
さっきとはまた別の鉄道ファンの知り合いがかつて深刻な夫婦の危機にはまったことがあって・・・
きっかけは、鉄っちゃんのご主人が、寝台列車の旅に奥様を誘ったことだった・・・
ご主人にしてみれば、ほとんど、現代日本では絶滅危惧種入りしたとも言える寝台列車の切符をとるのに、どんだけ苦労したかってことなんですよ・・・
だから、それが奥様のお気に召さないなんて、思ってもみなかったのね・・・
でも、鉄道ファンでも何でもない奥様にしてみれば、
なぜ、快適なホテルで一夜を過ごさないで、こんな狭苦しくてうるさくて揺れる車内で寝なくちゃならない?
ということで、マジギレしちゃいまして・・・
いわゆる、価値観の違いっていうやつです。
温泉行ったりいろいろ手を尽くし、寝台列車に乗った後遺症である肩こりや腰痛が癒えたころ、ようやく奥様が機嫌を直してくれました。
その後、鉄道旅行は夫婦ではやらないというルールにのっとって、円満な夫婦生活は営まれております・・・
・・・
出口にあるミュージアムショップ。
入店待ちの列が20分。レジ待ちの列が20分。計40分待ちでした。
入るときはあんなに混雑していたエントランスが、閉館間際の時間にはこんなにがらがら・・・
うん・・・
また、ヒマな時期に改めて来よう・・・
あおなみ線金城ふ頭駅にもおみやげショップが・・・
ミュージアムで売ってるようなグッズはないけれど、子ども向けの簡単なおみやげならここでもいいかも・・・
あと、ご近所に配るお菓子なんかは、あおなみ線名古屋駅の売店でも大量に売っていました。
列に並ぶのが嫌な方は、ここらへんでおみやげ調達するのもいいかもしれません。
あおなみ線乗ってるとね・・・
なんか、外国にいるんじゃないかっていう錯覚にとらわれちゃうのよね・・・
だんだん港に近づいてきて、コンテナやら倉庫やらが見えてくるからだと思うんだけど、
住宅地や商業地と全く違う空間なのよ・・・
・・・
ということで、Victoriaのリニア・博物館詣では終了しました。
半分くらいしか見れなかったけど、今日は、とにかく開業直後の盛況ぶりを見たかっただけだから、満足です。
名古屋駅からあおなみ線で24分。
いつだって行けるもんね・・・
I will come back!
Victoriaでした。