ChatPad|マイナーアップデートのお知らせ
25日(土)AM9:30に行ったシステムメンテナンスにて、以下のマイナーアップデートを行ったことをお知らせいたします。
(1)ユーザーの皆さまからご要望として多かったチャット画面の「スクロールバー」を実装いたしました。
(2)相手が設定したアイコンの元画像(オリジナルサイズ)をダウンロードできるようになりました。
今後もサービスの改善を図っていきますので、ChatPadを宜しくお願いいたします。
ChatPad|プロフ機能のご紹介
先ほど、「ChatPad」にプロフ機能が公開されましたのでお知らせいたします。
プロフ機能とは、自由記入欄とURL欄のことで、リアルタイムに変更することができます。
これまで弊社が「ChatPad」を運営してきたなかで感じていた以下の問題点について、その改善を狙っています。
●ライトユーザーの皆さまにとってのプロフ機能
相手の情報が何もわからない状態からのチャットは、相当数の方には敷居の高いことであります。
今後もより多くの方にご利用いただくためにも、そういった方のご意見は無視できないものであり、プロフ機能を付けることで会話の取っ掛かりができればと考えました。
●ヘビーユーザーの皆さまにとってのプロフ機能
ChatPadをよくご利用いただいている方にとっては、新しい相手とチャットをする度に、自分のことを紹介する必要があり、それが面倒だと感じつつあるとのご意見がありました。
また、これまではユーザーが何か表現できる箇所が発言とアイコンだけであったため、自由度や個性を出せる余地を増やす目的もあり、自由記入欄を設けました。
URL欄も追加いたしました。これは、ある程度であれば自分がネット上でどのような活動をしているか、オープンにしても構わないと考えるユーザーが、自身のブログがtwitterやmixiのリンクを公開できるようにするためです。抵抗感のある方がほとんどだとは予想していますが、自身のネット上での活動をオープンにすることでチャットの内容がより深みを増し、楽しさも一層のことと考えています。
副次的には、ブログの読者が増えたり、twitterやmixiで仲間が増える効果が期待できます。
プロフ機能については、反対される方もいらっしゃるとは考えましたが、以上のような理由から今回の公開に至りました。ご感想などありましたら、コメント欄にてお知らせいただければ拝読させていただきます。
今後もサービスの改善を図っていきますので、ChatPadを宜しくお願いいたします。
「ChatPad」が公開から1週間で1500万件の発言数を記録!
2009年7月15日(水)に公開した「ChatPad(チャットパッド)」が
公開から3日間で600万件の発言数(「Lingr」の公開1年間の総発言数が480万件)を記録し
公開から1週間で1500万件の発言数を記録いたしました。
サービス開始から僅か1週間で、これほどまでに多くのご利用をいただけたことを
開発スタッフ一同、大変嬉しく感じています。
●ユーザーの皆さまへ新機能リリースのお知らせ
お待たせして申し訳ありません。明日には新機能をお披露目できる見込みです。
その際、優先度の高い不具合も同時に修正させていただきます。
今後も、皆さまが安心してご利用いただけるような、健全なサービスの運営に
努めて参りますので、引き続き、ご愛顧いただければ幸いです。
ChatPadリリースの経緯について
最近、「ChatPad」と似た海外のチャットサービス「Omegle」が注目されているようです。
リリース時期は「Omegle」が2009年5月で、「ChatPad」が2009年7月ですので
「Omegle」のほうが先にリリースされたサービスになります。
そのためか、一部の方は、弊社が「Omegle」のアイデアを真似したのではないかと
推測されているようですので、本日は誤解のないように事実関係を書かせていただきます。
弊社では、2007年8月12日時点で、ランダムな相手と1対1のチャットができる
AjaxとCometを使ったチャットシステムのプロトタイプを完成させています。
もちろん、このときはサービス名は決まっておらず、デザインも施されていません。
スクリーンコピーはこちらをご覧ください。
当時は動くものまで作っておきながら、諸般の事情からプロジェクトを中断しました。
それから約2年後のつい先日、海外のチャットサービス「Omegle」の存在を知ったことが
中断していたプロジェクトのことを思い出すきっかけになりました。
「Omegle」を知った当時、試用してみたところ、最初の発言で性別を聞いてくる外国人や
広告を貼り付けて居なくなるスパム業者ばかりで、かなり荒れていました。
何回か試しましたが、会話が成立したことは1度もなかったので
「Omegle」の利用者が多いのを見て、日本でも流行るだろうという安易な発想で
プロジェクトを再開したというわけではないです。
「ChatPad」をリリースするに至った経緯については、プレスリリースから転載しておきます。
●はじめに
インターネット黎明期にチャットサービスは盛り上がりを見せていましたがそれから十数年が経過した今となっては風前の灯となっています。
近年のコミュニケーション系Webサービスはといえば「非同期コミュニケーション」と「ゆるいつながり」のなかで「自分語り」や「独り言」をするSNSやミニブログが人気を集めています。
本来、コミュニケーションには少なからず摩擦を伴うはずであり、チャットサービスはかつて自分とは異なる年代や職業、あるいは異なった趣味や価値観を持った他者と話すことで新たな知見を得ることができる絶好の機会であったはずです。
人間関係の希薄化はインターネット上だけに限らず、現実社会でも進行しており自分と異なる世界で生きている他者と知り合う機会は益々少なくなってきています。
この度、モノリスでは、1クリックで見知らぬ誰かとチャットを楽しめるWebサービスを提供することで十年数前に我々がチャットを初めて使ったときに感じた「リアルタイムならではの臨場感」と見知らぬ誰かと対峙する「良い意味で摩擦があるつながり」の有用性を再び世に問いたいと考え「ChatPad(チャットパッド)」のベータ版をリリースいたしました。
「ChatPad(チャットパッド)」を機会に、ユーザー間で新しい交流が生まれることを願っています。そして、より多くの方にチャットサービスの素晴らしさを再評価していただければと考えています。