土日回顧

東京HJ

中団追走から直線内をついたイコールパートナーが、
鞍上中村将之騎手ともども重賞初制覇。
前走4番人気6着で、12番人気まで人気を落としていましたが、
前走よりも前でレースをして、直線のコースどりもよかったことが、
結果に繋がりましたかね。前走対抗印で今回無印の自分がなさけない…
積極的な競馬で2着に来たトーワベガは、相変わらずの安定感。
今回は勝馬にうまく乗られた感じですし、悲観することもないでしょう。
年末に向けて視界良好だと思います。
エイシンボストンは最内からあれほど位置取りを悪くしてはどうしようもないです。
しかし、コウエイトライテイエムトッパズレが一緒に出ると、
本当に共倒れ率が高いですね。
直線でトッパズレがコウエイトライを外にはじいていくとは…
2頭とも仲良くして!数年前の京都OPではワンツーだったじゃない!
それでも大崩れしなかった2頭。
トライは中山NG、トッパズレは中山だと輸送減りの不安があるので、
おそらく京都JSで再戦するでしょうね。

デイリー杯2歳S

レーヴディソールが圧巻の差しきり勝ち。
1勝馬同士の対戦だったとはいえ、この相手では物が違ったという雰囲気でした。
ただ、今回は外でもまれることなく競馬することが出来たことも大きいでしょうし、
もまれてどうかの不安がないわけではありません。
直行するであろう阪神JFは、そこ克服できるか注目ですね。
期待したエイシンオスマンは、終始子供っぽさをみせていて、
直線も騎手が追いづらそうにしていましたから、どうにもなりませんね。

アイルランドT

トーセンジョーダンが好位から押しきって準OPからの2連勝。
トゥザグローリーが直線やや抜け出すのに苦労したのと対照的に、
スムーズな進路どりで抜け出せたのが最大の勝因でしょうか。
それでも、トゥザが迫ってからもう一度のびていましたし、
着差以上に余裕はあったかなと思います。今後が楽しみですね。
トゥザグローリーも、休み明けでこれだけ走れば十分でしょう。
まずはアンドロメダSあたりで、確実に賞金を稼いで欲しいですね。

府中牝馬S

テイエムオーロラが逃げ切って鞍上の国分恭介騎手ともども重賞初制覇。
先行馬が結構いたんですが、けん制しあってしまったのかペースが上がらず。
馬場状態が良好の中で前半1000M60.8秒ですから、先行馬は楽。
前回は距離を意識してか大事に乗りすぎた感のある3着でしたが、
今回はハナを譲らず、消極的な他馬を尻目に見事なレース運びでした。
次はマイルCS濃厚とのことなので牡馬相手でも頑張って欲しいです。
セラフィックロンプは好位の内で脚をため、直線もスムーズに抜けてきましたが、
逃げたオーロラを捉えることは出来ず。
好走しても人気しないキャラは相変わらずですが、
この感じだと愛知杯あたりでは穴人気しそうですね。
スマートシルエットは外枠だったのに半端に控えてしまった分、
余計に脚を使わされた感が…
ちょっともったいなかったですね。
期待したリトルアマポーラは、あの位置取りで外をぶん回しても届くわけがなく、
消化不良のレース。それでも上がり最速33.0秒で来ているだけに、
復調は明らかだと思うんですけどね。エリ女での前進はあると思います。

秋華賞

アパパネ横綱相撲で牝馬3冠達成。
かかることなく、外々をスムーズに回ってねじ伏せる様は言うことないですね。
みてて安心していられました。
これからは古馬との対戦になるわけですが、
エリ女では混合GII2勝で、距離も得意なメイショウベルーガを始め、
海外からは英オークス馬も遠征するんじゃないかということなので、
これらの馬相手にどれだけの競馬をするか楽しみです。
アニメイトバイオは、ギリギリの馬体に見えましたが、
前走同様馬群で闘志をかきたたせて、末脚を引き出す競馬。
アパパネには届きませんでしたが、力は示したと思います。
アプリコットフィズは発汗がすごかったんで心配だったんですが、
内から抜け出す競馬で頑張りましたね。
増えない馬体重や、滞在じゃないと落ち着けない気性が今後の課題でしょう。
ワイルドラズベリーは直線先頭に立てるかという勢いでのびかけましたが、
最後は脚色が同じに。2000Mではやはり微妙に長いんでしょうね。
来年の京都牝馬Sで面白いかも。
アグネスワルツは早いペースだったとはいえ、
調子がよければもっと粘れる馬。
オウケンサクラも調教で動いた割りに絞れておらず、
レースも絶好位からのびきれませんでしたから、
この2頭は復調途上だったということでしょうね。
オウケンは天皇賞・秋にも登録しているんですが、
思い切って出走したりするんでしょうか。
サンテミリオンは、レース振りを見る限り、使える状態にあったとは思えません。
今後短期間で立て直せるかどうか…