The Police / 未演奏曲の発掘

さて、まだ興奮から冷めない私ですが、今日でポリスの来日公演も終わり。東京では大阪で演奏しなかった「Walking In Your Footsteps」がセットリストに入りましたが、07年のツアーで演奏され、今回日本では演奏されなかった曲を発掘してみました。

Spirits In The Material World
「マテリアル・ワールド」(「ゴースト・イン・ザ・マシーン」収録)
11thシングル 英12位/米11位


今回の再結成ツアーでは比較的早い時期にセットリストから消えた模様。映像を見る限り、確かにこりゃショボい。元がシンセバリバリで成立している上、多重コーラスが売りの曲だけにこのスカスカ感はこの曲については失敗。

Truth Hits Everybody
「トゥルース・ヒッツ・エヴリバディ」(「アウトランドス・ダムール」収録)


パンフレットでもこの曲のリハーサルの話が出ていましたが、この曲も残念ながら日本では演奏されず。初期のストレートなロックナンバーなんで、スピードも速いかと思ったら意外や意外、オリジナルよりスピードを落とした渋い大人のポリス・ヴァージョン。これは観たかった!!

The Bed's Too Big Without You
「ひとりぼっちの夜」(「白いレガッタ」収録)


ちょっと短いですがこの動画が一番音が良かったので。「白いレガッタ」を代表するようなレゲエ・ロックで、イギリスでは80年に"Six Pack"というシングル6枚組にもモノラル・ヴァージョンで収録され(ちなみに「トゥルース〜」のライヴ・ヴァージョンも収録)、彼らのお気に入りの曲のひとつ。割にオリジナルに近くアレンジされています。

Murder By Numbers
「マーダー・バイ・ナンバーズ」(「シンクロニシティ」収録)


シングル「見つめていたい」のB面で、アナログ盤「シンクロニシティ」には収録されず、当時はカセットにだけボーナス・トラックとして収録されていました。CDにはもちろん入っています。個人的には「サハラ砂漠でお茶を」で終わるよりもこの曲で終わる方が好き。さて、ライヴでは完全収録のものが見つからなかったのですが、どうも短い演奏だったようです。アレンジはルーズなブルースナンバーだったオリジナルとはかなり違い、よりロックぽく聞こえます。