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vivid code というサイトのメモ代わりに記事を書いていました。
現在ははてなブログに移行し、「ひだまりソケットは壊れない」 というブログで記事を書いています。 はてな id も id:nobuoka に変更しました。

2010-11-04

Android のアプリ開発環境と IS01 での実機テスト環境を構築

せっかく IS01 を買ったので Android アプリの開発環境をインストールして、IS01 での実機テストもやってみました。 開発環境、および IS01 の実機テスト環境の構築の流れを簡単にまとめておきます。

Android アプリ開発環境の構築

Android アプリの開発環境は Android SDK として配布されています。 インストールガイド もありますし ダウンロードページ にも簡単なインストールの手順があります。 インストールするのは以下のものです。

  • Java SE Development Kit (JDK)
  • Android SDK
  • Eclipse
  • Eclipse の Android 開発用プラグイン
Java SE Development Kit (JDK) のインストール

JDK の最新バージョンは JDK 6 です。 Java SE のダウンロードページ から JDK をダウンロードし、インストールします。 もともと JDK がインストールされている場合は必要ありません。

Android SDK のインストール

Android SDK のダウンロードページ から Android SDK をダウンロードし、展開します。 Android SDK にはインストーラはありませんので、展開して出てきたディレクトリを任意の場所に置きます。 そのディレクトリの中に tools ディレクトリがあるので、そこに PATH を通します。

SDK Manager.exe (Windows の場合) を初めて起動したときに、自動的に必要なパッケージのインストール画面が表示されますので、インストール作業を行います。

Eclipse とプラグインのインストール

また、絶対に必要というわけではありませんが、統合開発環境 (IDE) として Eclipse をインストールします。 Eclipse のダウンロードページ から Eclipse IDE for Java Developers をダウンロードします。 Eclipse にもインストーラは付属しておらず、展開して任意の場所に設置することでインストール作業は終了です。 ディレクトリ内にある eclipse.exe (Windows の場合) をダブルクリックして Eclipse を起動できます。

Eclipse を起動したら、次に Android 開発用のプラグイン (ADT) をインストールします。 Eclipse のメニューバーから "Help" -> "Install New Software..." を選択し、出てきたウィンドウの "Add" ボタンを押して "Name: ADT, Location: https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/" を追加します。 "Developer Tools" というのが出現するので、チェックを入れ、"Next" ボタンをクリックします。 後は画面の指示に従っていけばインストールは完了します。

これで開発環境の構築は終了です。

開発の流れ

開発を行う前に、まずテスト用の Android エミュレータを作成します。 Android SDK の SDK Manager を起動し、"Virtual Devices" の "New..." ボタンを押して新しいエミュレータを作成します。

次に Eclipse の設定を行います。 Eclipse のメニューバーから "Window" -> "Preferences" を選択し、設定画面左側の項目一覧の "Android" をクリックします。 Android SDK の位置を入力する欄 ("SDK Location") があるので、Android SDK のディレクトリを設定します。

これで準備はできたので、後はプロジェクトを作成して開発を行います。

プロジェクトの作成は、Eclipse のメニューバーから "File" -> "New" -> "Other..." を選択し、"Android" -> "Android Project" を選んで "Next" ボタンをクリックした後、適当に設定を行うだけです。 "Package name" は Java のパッケージの形式で、例えば "info.vividcode.android.test" のような値を設定します。 プロジェクトの作成後、次のようなエラーメッセージが表示されると思いますが、プロジェクトをビルドするエラーは解消されるはずなので気にする必要はありません。

[2010-11-05 03:59:49 - Test] ERROR: Unable to open class file D:\documents\program\eclipse_android_workspace\Test\gen\info\vividcode\android\test\R.java: No such file or directory

新しく作成したばかりのプロジェクトは "Hello World, [プロジェクト名]!" と表示するアプリになっており、最初から実行可能です。 Package Explorer に表示されているプロジェクト名を右クリックして "Run As" -> "Android Application" を選択して実行することができます。 実行すると、もともと Android のエミュレータが動いている場合はそのエミュレータ上で、動いていない場合は新たにエミュレータが起動してそのエミュレータ上で、アプリが実行されます。

IS01 での実機テスト環境の構築

上で述べたように、開発したアプリはエミュレータ上でテストすることができます。 同じように、USB 接続した IS01 をエミュレータと同じように使って実機テストを行うことができます。

IS01 の設定

まずは実機テストができるように IS01 の設定を変更します。 IS01 の "設定" -> "アプリケーション" -> "開発" -> "USB デバッグ" を ON にします。

ドライバのインストール

次に IS01 のドライバをインストールします。

最初に IS01 用 USB ドライバ をインストールします。 これは IS01 を USB 接続する前に行う必要があります。 詳しくはインストールマニュアルを見てください。

次に、IS01 用 ADB USB ドライバをインストールします。 これは SH Developers Square のドライバ配布サイト からダウンロードできます。 ダウンロードしたファイルを展開してから IS01 を USB 接続すると、IS01 のドライバインストールが自動的に始まるはずですので、ドライバの位置として先ほどダウンロードして展開したディレクトリを選択して、インストールを行います。 インストールがうまくいかなかった場合は、手動でインストールする必要があります。 Windows 7 の場合は手動で行う必要がありました。

以上で準備は完了です。

実機テストの方法

IS01 を USB 接続した状態で Eclipse のプロジェクトを実行すると、エミュレータでアプリが実行されたように IS01 上でアプリが実行されます。

IS01 で実行されず、エミュレータが起動する場合は、テストターゲットを手動で選択できるように変更する必要があるかもしれません。 Eclipse のプロジェクトを右クリック -> "Run As" -> "Run Configurations" で出てきたウィンドウの左側の "Android Application" -> "Test" を選択、Target タブの "Manual" を選択します。 これで "Run" ボタンを押すとデバイスが選択できるので、IS01 (Serial Number: SSHEX..... というやつ) を選択して実行します。

Android デバイスの情報表示やスクリーンキャプチャを行う

Android SDK の tools/ddms を実行すると、デバイスの情報を表示したり、スクリーンキャプチャを行ったりできる Dalvik Debug Monitor が起動します。 イベントなどの Log も表示できますし、開発時には重宝すると思います。

2010-11-03

Android 端末 IS01 を安く入手して運用する方法

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前々から Android 端末が欲しかったので、安いと巷で噂になっている SHARP 製の Android 端末 IS01 を購入しました。

携帯電話に類するものの契約をしたのは今回が初めてだったので、自分としてはちょっと失敗した部分もありました (この記事に書いてあるように 2in1 を使えばもっと賢く IS01 を手に入れられたのに、と)。 そういう失敗を踏まえて、これから IS01 を購入しようと思っている人の助けになればと思い、安く手に入れる方法を書いておきます。

概要

  • MNP を使って 0 円で IS01 を購入できる
  • MNP で移す電話番号は Docomo の 2in1 で契約する
  • 月々の料金は 8 円
  • 全体としてかかる費用は約 5 千円。 ポイントを貰えるならば実質的に儲けがでるかも

IS01 の契約をして、運用するためにかかる費用

IS01 を購入し、使用するに当たって必要になるのは以下のような費用です。 新規契約をすることを前提としています。

  • 端末代金
  • 契約手数料
  • 月々の基本使用量や通信費など

特に契約の際に MNP を使えば安くなる、とか私はあんまり知らなかったので、特に契約時にどうすれば良いかを書いておきます。

MNP (携帯電話番号ポータビリティ) 制度を使うことで端末代金を安くする

端末代金は店によって様々で、安いところでは新規契約で 0 円ですが、多くの店では 1 万円を超えています。 新規契約よりもお得に購入するには MNP (携帯電話番号ポータビリティ) 制度 *1 を使う 必要があります。 新規契約で 0 円のお店はなかなかありませんが、MNP だと端末代金が 0 円になるという店は探せばすぐに見つかると思います。 さらに家電量販店だと、端末代金 0 円のうえにポイントを付けてくれる、というところまであります。

私はジョーシンで IS01 を購入しましたが、MNP を使うことで端末代金 0 円、さらにジョーシンのポイント 15,000 ポイントを貰いました。

Docomo の 2in1 を使うことで気兼ねなく MNP できる

しかし、MNP を使う場合には次のような問題があります。

  • 元々契約しているキャリアに MNP のための手数料を払わなければいけない
  • 元々のキャリアでの契約が 2 年縛りの途中だったりすると解約手数料が発生する
  • メインで使っている電話番号を au に移してしまうと IS01 をメインで使うつもりでない (多くの人がそうだと思いますが) のなら、電話番号が変わってしまう

MNP のための手数料を払わなければいけないのは回避しようがありませんが、下 2 つの問題は、Docomo の 2in1 を使うことで回避できます。 2in1 というのは、1 台の携帯電話にもうひとつの電話番号とメールアドレスをプラスすることができるというものです。 IS01 の契約をする前に Docomo の 2in1 で新しい電話番号を取得しておき、取得したばかりの電話番号を MNP を使って au に移す というのが非常に賢いと思います。 2in1 で新たに追加した電話番号の料金プランを 「タイプ2in1同一名義オプション」 にすれば契約手数料も解約手数料もかかりませんし、通信費も日割りですので、ほぼ MNP 費用 (Docomo の場合は 2,100 円) だけで MNP できることになります。

この方法を使うためには元々 Docomo の回線契約がないといけないわけですが、MNP の際に名義を変更できますので、自分が Docomo との契約をしていない場合は、知り合いに 2in1 してもらって、それを au に移すという方法も使えます。

IS01/02 割で月々の費用は 8 円に

それから巷で噂になっている IS01 を月々 8 円で運用する、ということについて簡単に説明を。

現在、au は IS01/02 割 という割引キャンペーンを行っています (2010 年 12 月 19 日まで)。 これは 2 年間、IS01 と IS02 の毎月の基本使用量が 1,095 円割引されるというものです。 IS01 の料金プランとしては 「プランEシンプル+誰でも割り」 と 「IS.NET」 というものを選択することになる (もちろん他のプランも選べますが) と思いますが、これらの基本料金が月々 1,095 円ですので、実質的に基本使用量が 0 円になるわけです。

後は通信費とユニバーサル利用料 (8 円) がかかってくるわけですが、通話はせず、インターネット通信は全て WiFi で行うのであればユニバーサル利用料の 8 円だけが月々かかることになります。

これがよく言われる 「8 円ケータイ」 のゆえんです。 当然ながら 2 年経つと基本使用量が実質 0 円ではなくなるので、その時点で忘れずに解約する必要があります。

まとめ

まとめると、次のようになります。

  • MNP を使うと安価に IS01 を入手できる (むしろポイントがもらえる)
  • MNP で移す電話番号は Docomo の 2in1 で契約すればよい
  • インターネット通信を WiFi のみで行うことで月々の料金は 8 円になる

2 年間でかかる費用は、次のとおり:

  • MNP の手数料 (Docomo) : 2,100 円
  • 新規契約の手数料 (au) : 2,835 円
  • 月々のユニバーサル利用料 : 8 円/月 * 24 ヶ月 = 192 円

合計 5,127 円 *2 です。

上で述べたように、家電量販店などでは端末代金 0 円の上にポイントを付与しているところもあります (私が契約したところでは 15,000 ポイントもらえました) ので、ポイント次第では実質的にまったく出費することなく IS01 が手に入るわけです。

おまけ : b-mobileSIM U300 について

この記事で述べたように、インターネット接続を全て WiFi で行えば安くすみますが、やはり外出時に通信できるようにしたいところです。 そこで私は b-mobileSIM U300b-mobile WiFi に入れて使っています。

b-mobileSIM U300 は、通信速度が最大 300kbps であるという制限があるものの 1 年間 3G ネットワークを使い放題で約 3 万円 (月々 3 千円以下)、という安さが魅力でした。 購入前は 300kbps という通信速度にやや不安がありましたが、スマートフォンで使う分においては 「ちょっと遅いなー」 と感じる程度で使えないというレベルではありませんでした。 b-mobile WiFi は電池が約 4 時間しかもたないというところは多少つらいですが...

b-mobileSIM U300 は快適とは言えませんが、IS01 でパケット通信を行うとあっという間に上限の 6 千円に達してしまうようなので、たまに外で使う程度ならば b-mobileSIM U300 を使うことをオススメします。

*1:他社キャリアで契約中の電話番号を au に移して、au と新規に契約すること

*2:正確には Docomo の 2in1 で契約する新しい電話回線の 1 日分の料金や、IS01 の契約時にかかる通信料などでさらに 100 円程度かかります。