アコギのある風景

押尾コータロー好きなおじさんのギター日記

コタれんのURLが変わりました

久しぶりに更新。

諸事情で実に10年ぶりくらいに右手の爪を深爪にしました。指の肉で弾くギターも柔らかくていいものですね。

最近は主に「In the morning」を練習しています。とりあえずひと通り弾けるようになりましたが、精度はまだまだ・・・。ミュートが甘くて余計な音が鳴っちゃいます。Breezeなどのスタンダードのネイルアタック有りの曲は不協和音との戦いなので難易度高いなぁと。

なんとなくこのブログの過去ログを眺めていたら、ブログを通じて知り合ったコタ友達とたくさんコミュニケーションしてたんだなぁ、と懐かしく思い出しました。ブログの記事にたくさんコメントをいただいたり、何度かオフ会もやってみんなでギター弾いたりできて楽しかった。最近は押尾ブームも落ち着いて(僕は粛々と弾いてますが)あの頃のような熱さは見られませんが、良くも悪くもこれが時の流れというものですね。寂しさもありますが、今となってはとても良い思い出です。自分としてはアコギとの付き合いはまだまだ続きそうなので、まったりマイペースやっていこうと思います。



ところで本題ですが、押尾コータローさんの楽曲練習帳アプリの「コタれん」のURLが変わりました。以前のURLでもアクセスできちゃってますが、FaceBookでのログインが上手くいかないので下記URLでアクセス願います。
http://kotaren.herokuapp.com/

最近は何人かのコタれんユーザの方々が良く使ってくれているので、練習記録に対するコメントなどでコミュニケーションが取れて楽しいです。練習した日がわかるカレンダー機能も追加したので、練習を継続するモチベーションを維持するのに役立つかもしれません。もし押尾コータローさんの楽曲を練習してて、練習曲の整理や押尾奏法に関する情報共有などしたい方がいましたら是非ご利用ください。

そういえば押尾さんの新アルバム発表されてましたね。楽しみが一つ増えました。

「コタれん」にOAuth認証機能を追加してみた

※技術系ブログの方に書いていた記事ですが「コタれん」関連なので便宜上こちらにも転記しておきます。
OAuth認証を試したいと思い、コタれんOAuth認証機能を追加してみた。

コタれんでは既に devise による認証機能を持っていることを踏まえ、やりたいことは以下とする。

  • devise で既に登録されているユーザの emailアドレスと OAuth認証でログインした時の emailアドレスが一致すれば同一ユーザとして扱いたい

 devise 1.4.9 (あれ、古い?!)

Facebook にアプリを追加

  • 上記サイトでOAuth認証させたいアプリを追加する。
  • 後に「App ID/API Key」と「アプリのシークレットキー」を使うのでメモったりしとく。

ソースコードを修正

サーバ起動時にエラー

  • wikiに書かれている変更をひと通り実施し、ローカルでサーバを起動しようとするとエラーが発生。
    • oa-core gem が足りないらしい。
  • 対処
    • Gemfile に追加して bundle
gem 'oa-core'

ログインでエラー

  • Sign in with Facebook」のリンクをクリックして Facebook へリダイレクトされるはずがエラー発生。
  • heroku のログを見ると以下が出力されていた
Started GET "/users/auth/facebook" for 127.0.0.1 at 2012-06-22 00:52:03 +0900
NoMethodError (undefined method `info' for nil:NilClass):
  • 対処
    • config/initializers/omniauth.rb を追加し以下を追記。
  OmniAuth.config.logger = Logger.new(STDOUT)
  OmniAuth.logger.progname = "omniauth"

Facebookからのリダイレクト時にエラー

  • ユーザの検索でエラーになっているらしい
  • 対処
    • 既に登録されているユーザを email アドレスで判定したいため以下のように修正。
    • app/models/user.rb
  def self.find_for_facebook_oauth(auth, signed_in_resource = nil)                                                     
    user = User.find_by_email(auth.info.email)                                                                         
    unless user
      user = User.create(name:auth.extra.raw_info.name,                                                                
                         email:auth.info.email,
                         password:Devise.friendly_token[0,20]                                                          
                        )
    end
    user                                                                                                               
  end              

ログイン成功! Facebookに登録していある email と同じIDが既に存在すればそのユーザ情報でログインできるようになった。

本番環境にデプロイ時の注意事項

  • heroku にデプロイ時にFacebookに登録したアプリ情報の「App ID/API Key」と「アプリのシークレットキー」を環境変数として設定する必要がある。
$ heroku config:add FACEBOOK_APP_ID=xxxx --app kotaren
$ heroku config:add FACEBOOK_APP_SECRET=yyyy --app kotaren
  • あとはいつも通り push する。
$ git push heroku master

おまけ:アイコンのURLを取得する

  • ログインした後の曲一覧画面で、Facebookのユーザに紐付くアイコンを表示したくなったので認証時に Facebookから取得できる情報を調べてみた。
 provider: facebook
 uid: "xxxx"
 info: !map:OmniAuth::AuthHash::InfoHash
   nickname: xxxx
   email: xxxx
   name: xxxx
   first_name: xxxx
   last_name: xxxx
   image: http://graph.facebook.com/xxxx
   urls: !map:Hashie::Mash
     Facebook: http://www.facebook.com/xxxx
   verified: true
 credentials: !map:Hashie::Mash
   token: xxxx
   expires_at: xxxx
   expires: true
 extra: !map:Hashie::Mash
   raw_info: !map:Hashie::Mash
     id: "xxxx"
     name: xxxx
     first_name: xxxx
     last_name: xxxx
     link: http://www.facebook.com/xxxx
     username: xxxx
     gender: xxxx
     email: xxxx
     timezone: 9
     locale: ja_JP
     verified: true
     updated_time: xxxx
  • アイコンのURLは user.rb の self.find_for_facebook_oauth() にて「auth.info.image」で取得できることがわかる。後は user モデルにアイコンURL用のカラムを追加するなどして保持しておき、Viewに表示するようにする。


前にRuby勉強会でコタれんのレビューをしていただいてから、ずっとOAuth認証が気になっていたのでやっと実現できてよかった。次は twitter とかにもチャレンジしてみたいな。

「コタれん」を公開して5ヶ月

押尾コータローさんの練習支援Webアプリ「コタれん」を公開して5ヶ月弱経ちました。
利用して頂いてる方々、ありがとうございます。

「コタれん」
http://kotaren.heroku.com/

ギターが趣味で、プログラミングも好きで、最初は自分の為になれば(ギター練習管理、プログラミングの勉強)と思って作り始めたアプリですが、自分が欲しいと思ったものを作り、それを同じような価値観を持った人に使っていただけるのは嬉しいものですね。最近は、なかなか継続して使っていただくのは難しいなぁ、と感じますが、マイペースでコツコツ改善していきたいと思います。ギターの練習も。(アプリの方に夢中になってる場合じゃないほど忘れている・・・)

■公開後からの主な追加・変更
・練習曲に練習記録(コメント)を残せるようにした
・他のユーザの練習曲一覧画面を閲覧可能に
・ユーザ一覧画面を追加
・練習履歴画面を追加
・着手曲ランキング画面を追加
・テストコードを書き始めてみた
GitHubのログを英語で書き始めた
Twitter Bootstrapでレイアウトを書きなおした
・「弾いたよ」ボタンを追加
・曲いちらで最後に弾いた日がわかるようにした
・コメントに「いいね!」できるようにした


地道だけどいろいろやってきたなぁ。Webアプリケーションって機能追加や改善が容易だからついついコマメにアップデートしたくなるけど、本番環境が思いもよらないバグで落ちてしまうこともあってドキドキする。それもまた緊張感があって楽しいんですけどね。テスト重要だなぁ。

まだまだ使いにくい部分もあるし、練習が少しでも楽しくなるような工夫とかしていきたいので、ライフワークのように育てていきたいと思っています。そういえばトップページの写真に押尾さんの写真を載せたいけど、勝手にやったらまずいよなぁ・・・。

押尾コータロー練習支援アプリ「コタれん」を公開しました

前回の日記で触れていたように、前に弾けたはずの曲が弾けなくなってそもそも何を弾けていたのかすら忘れてしまうというひどい状況になってしまったので、練習の進捗を記録できるWebアプリケーションを作ってみました。

「コタれん」
http://kotaren.heroku.com/

曲ごとの進捗率(0〜100%)と参考になりそうなYoutube動画を自動表示するくらいのものですが、レパートリーの整理とか練習時の効率化に役立つかなと思います。
今後も面白い機能が思いついたら追加していく予定ですので、もし触ってみて気に入れば使っていただけると嬉しいです。
「こんな機能があったら面白いのでは?」というアイデアも募集しています!


ギターの方ですが、最近の練習曲は「また明日」がそこそこ安定したので、古い曲ですが「渚」をやり始めています。というのも、ひょんなことからウクレレを手に入れたので奥さんにウクレレを弾いてもらって合奏できたらいいなと。
いつ最後まで到達できるわかりませんが、気長に楽しみたいと思います。ウクレレの音色って優しくていいですねー。

1年半に着手した曲達

思えば1年半くらい放置していました。書くことが無い訳ではないのですが、なんででしょうねぇ・・・ リンク先も概ね無くなっていたり更新が止まっていたりしているのでみなさん似たような状況なのかな。同じ趣味を持つものがブログ上でコミュニケーションを活発に行っていた時代から、twitterで直にやり取りする方向にシフトしたのもあるかもしれません。より気軽にアウトプット出来てしまう twitter をやり始めてからは、僕自身もブログを書こうとはなかなか思わなくなりましたし。ブログはブログでいいんですけどね。それなりの分量のテキストを書くことになるので、必然的にそれなりに構成や内容を考えないといけなくなり、それ故質の高いものにもなり得る。まぁ、こんな話はいいか。

ここ1年半くらい何弾いていたんだろう。思い出してみる。新大久保オフ会の頃は「Rushin」で激しめのをやっていたはずだからその後はしっとりと弾ける「Dear」に流れたはず。「禁じられた遊び」のような奏法で3連アルペジオの連続なんだけど、メロディーはアポヤンドで弾くというのがとても難しい。とても難し過ぎてアポヤンドで弾くのは辞めて3フィンガーでやっていた。思い出しながら久しぶりに弾いてみたら全然弾けなくてショックだったので、もう一回やり直す。

次はなんだっけな。エターナルチェインで一番好きでずっと弾きたかった「Believe」だ。CGDGBDのミディアムテンポでサビのオクターブなメロの盛り上がりが何とも言えなく切ない。4フレ部分バレーのオクターブメロ弾きという運指もなかなか厳しい。一番の壁だったのは右手のリズム。スラム奏法のゆっくり目のやつなんだけど、パームと指先でのミュートのリズムに慣れるまで結構大変だった。毎回ミュートしちゃったりパームを入れ忘れたりと。これ以降の押尾さんの曲には続々と登場してくる奏法なのでマスターは必須なんだけど、この曲でだいぶ鍛えられた。慣れて来るとこれがまた気持ちいい。指先ミュートもメロを消したくない場合は低音弦のみをミュートするなど細かく使い分ける必要もある。

この後はたしかスラム奏法に気を良くして「絆」に手を付けたんだったか。上手く弾けるととっても軽快でポップな曲なんだけど、キレが悪いとぐしゃぐしゃで何やってるかわからなくなってしまう曲。僕はもちろん後者だったけどそれなりには楽しめたかな。イントロのオクターブメロをハンマリングプリングからのベース音のレフトハンドにタッピングハーもニクスにはかなり苦労させられたけど。たしか押尾さんもライブの1曲目で弾いていて、軽くしくっていたくらいだからしょうがないか。奥さんが風呂に入ったスキにここぞとばかりに弾いていたけど、あまりにガシャガシャうるさ過ぎて何度も怒られたという記憶も新しい。

そうこうしているうちに「Hand to Hand」の楽譜が出てしまったから定番の一曲目に着手しようかと思っていたら、さすがにストローク系が続いてまた怒られそうだったので比較的大人しめの「また明日」を弾くことにした。「絆」と同じチューニングだったので、都合良かったんだけどなぁ。「また明日」は「夢チカ」で押尾さん本人が弾いている映像を見てからなんとなくいいなぁ、と思っていた曲。レギュラーチューニングながらネイルアタックの音が気持ち良く刻まれていてついついまねしたくなる。今現在も弾いていてまだCメロを覚えきれていない感じのところ。Aメロとサビを繰り返せるところまでいけてある程度満足してしまっているのはあるけど、レギュラーチューニングでネイルアタックがある曲はよけいな弦に当たってしまうと即不協和音になってしまうのでアンプを通してみたら酷いものだった。まだまだミュートテクニックのレベルが低いなぁと再認識。気長にがんばろう。


振り返ってみると1年半で4曲に着手か。最近はだいぶペースが落ちて来た気がする。さらに前覚えた曲もどんどん忘れていっているからそれもまた悲しい。プログラミングばかりやっていないでもっとギターに触れる時間を増やそう。あと、曲に着手するのもいいけど、基本テクニックを1からやり直したい気もしている。手当たり次第に曲に手を付けて行ってもこれ以上の上達は望めなさそうだし。さて、何しようか。

ネックスタンド作ってみた

ふいに取れた休暇。キッチンの片隅に積まれた大量のワインコルクを何かに使えないかなーと考えていて、先日のオフ会でBOM(b)さんとお話しているときにピンと閃きました。「ネックスタンドを作ろう」。ちょうど材質もギターに優しそうだし。

で、コルクを背の順に並べて丁度良さそうなものをピックアップしてから、さっそく感覚で木工ボンドを片手にどんどんコルクを繋げていく。途中、「自分は休日に一人で何をしているんだろう‥」という疑問も頭をよぎりましたが。まぁ、たまには工作もいいじゃない、ということで。そして最終的にこんな感じになりました。

ギターと接触する面はコルクのままでもいいかなと思ったんだけど、家具の足に貼るフェルトが余っていたので貼ってみた。これで傷の心配もないかな。
実際に使うとこんな感じ。ちょっと軽すぎて安定感に欠ける部分もあるけど、これからは弦交換やネック磨きで足首に置かなくて良くなるな。欲を言えば BOM(b)さんが作っていたネックスタンドのようにピンを挿せる穴も欲しい。

朝までとことん、新大久保オフ会

久しぶりの上京をつぶやいたらあの人が動いてくれました。月曜の夜だというのに集まっていただいた方々、ありがとうございます。(2010/3/15)

定時に上がって新大久保へ。クロサワ楽器本店のあるあの駅ですね。某カラオケ店に既に集まっているとのことなので行ってみると奥の方の部屋にマーチン2本を持った大人が4人ほど陣取っていました。JOEさん、じょーじくん、BOM(b)さん、ともさん(でいいのかな?)初対面の方々もいるのでご挨拶を交えながらギター演奏が始まりました。押尾弾きの有名人がたくさんいて恐縮してしまいます。みなさんの指から次々と繰り出される押尾曲に圧倒されながら、手も震えて上手く弾けませんでした。

それにしても楽しい。普段歌はあまり得意ではないので滅多にカラオケには行かないのですが、歌わずのカラオケ屋がこんなに楽しいとは。みなさん同じ曲弾いてもそれぞれフォームが違ったりしていて個性があるし、一人で完結するソロギターの曲を合わせて弾くとさらに楽しい。完全にテンパってBBOの回し弾きでは全く弾けないなど、情けない姿も多々お見せしましたが、楽しくて何時間も居座っていたい気持ちは久々でした。

その後まーくさん、さぶさんと合流し韓国料理店へ。サムなんちゃらっていう豚肉の料理をいただきほっぺが落ちそうに。ビールがすすむすすむ。ギター談義やら仕事のお話やその他いろんな(?)お話に花が咲きたらふく肉を胃に詰めたと思ったらそのまま全員2次会へ。

韓国人女性がやっているバーに行き、またまたギター談義で盛り上がっていると、「これギター弾いちゃっても大丈夫なんじゃねぇ?」という声が。次の瞬間にはごそごそとギターを抱え始める大人達。いいですねぇ、この展開。
序盤は周りに気を使ってバラード系をしっとり弾いていましたが、そのうちガシガシストローク系も。そしていつの間にか2本目の HD-28V も出てる。バーで美味しい酒を呑みながらギターを弾くなんて最高ですね。

周りのお客さんも結構ノってくれてて良い雰囲気だった。実演を交えながらギターテクの講義を受講。僕にとっては初めて会った人がほとんどで年齢もバラバラだったにも関わらず、不思議とそんなに緊張もせず自然とお話できたのが嬉しかったなぁ。押尾コータローのギターを通してこんなに良い人たちに巡り会えるとは。ギターやっててよかった!

結局ほとんど全員朝まで過ごして帰路に着きました。なんだか楽しい時間はあっという間と良くいいますが、そのとおりだなぁと実感。みなさん次の日も普通に仕事があったでしょうに、大丈夫だったのでしょうか? 僕は午前中はほとんど死んでました‥。

とにかく集まってくださったみなさま、本当にありがとうございました。めちゃくちゃ楽しかったです。また行きます!