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2010年08月03日

取り消し 08:48 取り消しを含むブックマーク

ブログの非公開話は取りやめます。というのもプライベートブログを作ってみると、意外と両方持ちながらやる手法もあると思ったからです。いずれにせよ、このブログデータベース的なものですから非公開にする必要もないでしょう。コメントはチェックする余裕が無いので禁止するかもしれませんが、記事はそのままにしておきます。

ブログもそうですが、この種のくだらない情報というのは、受け取り側の感性が全てですから、敢えて知らぬ間のトラブルを恐れて閉じる必要はないという結論に達しました。トラブルが起きるとしたらそれはすべて読者側の先入観や偏見の問題でしょう。

日経メディカルの記事 09:59 日経メディカルの記事を含むブックマーク

いい記事だと思ったので、ちょっと拝借させてもらいます。というか誰でも簡単に見れるようにして欲しい記事ですね。

国内初の感染者が確認された高校で起こっていたこと (その1)


電車の中で菌をばらまくなと言われた、バスに乗ったら鼻と口を塞ぐ人がいた、ネットの掲示板に君らのせいで休校になったと書かれた――。国内初の感染者が確認された高校では、多くの生徒たちが誹謗中傷を経験していた。全校生徒995人中、感染者は17人と初動対策が功を奏した同校は、教職員をはじめ生徒らも一丸となって対策に臨んでいた。なのに、なぜ心無い声に曝されなければならなかったのか。岡野幸弘校長と渡辺かおる養護教諭に、当時を振り返ってもらった。

―― 国内で新型インフルエンザ感染者が確認された当時、感染者が何人も出た高校では、校長先生が会見で涙ながらに謝罪するという場面が幾度となく放映されていました。

岡野 私もマスコミの取材を何度も受けましたし、県の新型インフルエンザ検証対策委員会でも意見陳述をさせてもらいました。でも、私は謝ることはしませんでした。

―― 謝罪しなければならないようなことはなかった、と。

岡野 生徒たちに落ち度はなかったのだし、そもそも感染症にかかった人が悪いと考えること自体がおかしいことだと思っていました。生徒を守る上でも、謝ることではないと考えました。

―― 先生のところに、生徒の感染について報告があったのはいつでしたか。

岡野 私のところに感染の可能性について一報が入ったのは、5月15日金曜日の深夜でした。保健所から自宅に連絡がありました。あとで聞いたのですが、市からの連絡網に、県立高校は入っていませんでした。県からの連絡網でしたら私の自宅の電話番号はすぐに分かるようになっていました。市では、私の自宅の電話番号を探し出すのに苦労したようです。たまたま市の担当者の娘さんが本校の卒業生で、その人を通じて探し当てたのだそうです。

―― 連絡を受けたとき、どのような思いでしたか。

岡野 「可能性はどれぐらいですか」と尋ねたところ、「ほぼ確実」との答えでした。生徒には海外渡航歴がなかったので、まさかという驚きが先に立ちました。とてもにわかには信じがたいことでした。

―― 国内最初の感染者に海外渡航歴がなかったという事実は、われわれの思い込み、あるいは先入観をあざ笑うかのようでした。

岡野 当時の厚生労働大臣新型インフルエンザウイルスを水際で食い止めると強調していたこともあって、「海外渡航歴のある人」に目を奪われていました。本校から国内最初の感染者が出たということで、風評被害を恐れた方々からも電話がありました。中には、本当に海外渡航歴はないのかと詰問する人もいました。生徒がごまかしているのではと疑う人もいました。

―― 当時は高校名は公表されていませんでした。県の方針で非公開となっていました。でも校舎の写真が出て、特定されるに至ったという経緯があります。

岡野 私の方からは、記者会見などで高校名は公開していません。当時は県の方針で非公開となっていたからです。市は公開の方針でしたが、県立高校ですから県の方針に従いました。

(中略)

―― 第一例と確認された前後で、何が一番変わったのでしょうか。

渡辺 マスコミ対策でしょうか。16日の早朝、市役所から帰校したときには、すでに校門の前にマスコミが待機していました。校長先生はこのときを境に、マスコミ対策に追われることにもなりました。私たちからは、マスコミが異常に加熱していくように見えました。校長先生を始め管理職がマスコミ対策を一手に引き受けて対応に当たりました。

―― マスコミ対策において、校長先生は何を基本とされましたか。

岡野 時間に関係なく取材を要望されるので、とにかく冷静に対応するということです。1日2回定時に会見し、現時点で分かっていること、分かっていないことをはっきりと伝えるようにしました。また、プライバシーに対する配慮についても、われわれの考えをしっかり伝えるようにしました。情報の伝わり方によっては、パニックを引き起こすこともあります。こちらがあわてていてはパニックを招いてしまいますから、常に冷静であることを心がけました。

一般市民には本当におバカな人がいるもので、この校長の毅然とした態度は非常に感心した記憶があります。謝罪は一切しない、マスコミの過熱を冷静に捉える。よくやったと思います。

しかし毎回思うのは一般市民のバカさ加減です。海外渡航歴を隠しているのではと疑う時点で、何も分かっていない証拠です。インフルエンザの潜伏期間と発症率について少しでも調べていたら、厚労省の水際対策が国民へのアピールを主眼とした気休め程度でしかないということは誰にでも分かります。厚労省の水際アピールがあまりに激しかったので、当初校長が「渡航歴に目を奪われていた」というのは理解できますが、クレーマーに関しては人権侵害まがいのクレームを送りつける以上、予めインフルエンザに関する情報を調べるのはクレーマーの最低限の義務です。無力な高校生相手に自分が何をしているかもう少し考えたほうがいいと思います。

そして風評被害対策は自治体や国の仕事であって高校の仕事ではない。所掌範囲をちゃんと調べて連絡してもらいたいものです。

人間は自分に似たもの、類似性を感じるものの批判に熱心 17:18 人間は自分に似たもの、類似性を感じるものの批判に熱心を含むブックマーク

官僚バッシングをしている人って、実は自らが官僚的な何もしないタイプの人間なのでは?という疑問が常にありますね。だいたい、人間ってのはエディプスコンプレックスとかを考えてもそうですが、自らと同じものを持っているものに対して強く敵意を持つものなのです。偉そうに「官僚はクズ。全部解雇」とかなんとか言っている当人がクズで解雇寸前あることは往々にしてあるわけで、よく掲示板やブログコメントなんかに過激な官僚バッシングをしている人を見かけるとニヤニヤしてしまいますね。