お正月休み

 お正月休みも本日までというのは、当方の話ではなく、本日に集まった人たちの話
であります。今年はカレンダーがうまくつながらなくて、年末年始休暇がいつもの
年よりも短く感じるという声が聞こえてきます。
 とはいうものの、最近は1月1日から仕事をしているところが少なくないので、元旦
は仕事をして、本日は休みで、明日また仕事という話も、本日の人たちから聞こえて
きました。本当にお正月休みのありようはずいぶんとかわっています。
 1日から3日まではTVをみていたり、来客があったりで、さっぱり本が読めておりま
せん。お正月休みも終わることでありますからして、明日からはもっと読書をしなく
てはいけませんですね。
 ずいぶんと時間がかかっているのですが、今年最初に読み上がりそうなのは、次の
ものとなります。

 普通であれば一日もあれば読んでしまうような文庫本で250ページほどの作品ですが、
これがけっこう入りにくくて、外見ほど読みやすくはありません。そもそも「燃焼の
ための習作」というのは何であるかですが、190ページを過ぎたあたりで、このタイト
ルのいわれが明らかになります。よくもまあ、ここまでひっぱってくるものだと思う
ことです。
 この作品には、「友人が異国の大河の岸に繋留された船に住んでいた」とありまし
て、これというのは、あの作品のことだなと思ったことです。
次は、これを読んでみようかな。
河岸忘日抄 (新潮文庫)

河岸忘日抄 (新潮文庫)