旅の空から 2

 旅行に出たら、土地の本屋に立ち寄りたくなります。
そうはいっても、今回の旅は準フランチャイズともいえる場所でありますので、
年に数回は来ていて、立ち寄る本屋にもなじみとなっています。
 今回、そこで購入したのは、この地以外ではなかなか店頭では見当たらない
ものでありましょう。

 1968年から1973年の記録とありますので、時代は当方が学生であった時と
重なります。著者のことは、ほとんど知ることがないのですが、登場人物には
親しみを感じている人がたくさん出てきますし、当方の友人の仕事仲間という
人も登場しますので、大変興味ふかいことです。
 当方は、この時代は「ニューミュージックマガジン」の読者でありまして、
この雑誌と、この著者が描く世界は、ふすま一枚で隔てられているものであり
ました。
 そういえば、田川律さんの本を以前に手にしたことを思いだしました。
あやしい舞台監督

あやしい舞台監督

 プガジャの時代は、当方が関西を離れてからでしたので、プガジャにほとんど
何も思い入れがないというのが、残念といえば残念なことでありました。
「プガジャ」の時代 (新なにわ塾叢書1)

「プガジャ」の時代 (新なにわ塾叢書1)