本日は図書館へ

 本日は図書館へといってきました。このまちの図書館は数年前から指定管理者が
運営する図書館となり、その目玉の一つが休館日を減らすことであります。
一般的な公立図書館は月曜日を休館としていることが多く、昨日は祝日のために
臨時開館することになっていますと、本日はそのふりかえで休館となるのでしょう
が、この指定管理の図書館は開館していました。すくなくとも公務員身分の図書館
員とくらべますと、指定管理会社社員の図書館員は待遇が相当に見劣りすることで
ありますので、良質なサービスの提供ということを考えれば、休館日の設定も良く
考えたほうがよろしでしょう。(ワーキングプアを増産するような方向での競争と
いうのは、考え直さなくてはです。)
 本日の図書館では、次の2冊を借りました。

文庫本玉手箱

文庫本玉手箱

 坪内さんの「文庫本を狙え」シリーズでは、このものだけ手元にありませんです。
新刊ででてまもなく図書館から借りて読み、それっきりとなっていました。今回借り
だしたのは2回目で、最初に借りたときにどこかに印をつけておけば、これは以前に
当方が借りて読んだ本ということがはっきりするのですが、もちろん、そんな常識の
ないことはしておりません。
 とりあえず、これを借りたことによって、手元に連載の1回目から885回までを通し
てながめることが可能となりました。
 最初のころとくらべると、最近はコラムの文字数が減っているせいなのか、ページ
を開いたときに、なんとなく白っぽいところが多いように思えて、ひょっとして中身
が薄くなってしまっているのではと感じてしまうのですが、そのような受け止めは
あたっているのでしょうかね。
 坪内さんはこのコラムを長期間連載しているわけですが、毎回がベストというのは
理想ではあるものの、そんな神がかりなことはできませんでしょうから、どのくらい
のアベレージでしょう。野球の選手でしたら打率3割超えたら一流となるのですが、
坪内さんはどのくらいの率でいけているでしょうか。
 この二十年の間には新しい文庫シリーズが生まれたり、シブイ本がたくさん文庫化
されたこともありましたが、どちらかというと、終始右肩下がりで文庫も元気がなく
なっていることですが、その時々でのアベレージはどうなっているかなと思うことで
す。 
 あと1冊は、次のもの。