本日は図書館へといってきました。このまちの図書館は数年前から指定管理者が
運営する図書館となり、その目玉の一つが休館日を減らすことであります。
一般的な公立図書館は月曜日を休館としていることが多く、昨日は祝日のために
臨時開館することになっていますと、本日はそのふりかえで休館となるのでしょう
が、この指定管理の図書館は開館していました。すくなくとも公務員身分の図書館
員とくらべますと、指定管理会社社員の図書館員は待遇が相当に見劣りすることで
ありますので、良質なサービスの提供ということを考えれば、休館日の設定も良く
考えたほうがよろしでしょう。(ワーキングプアを増産するような方向での競争と
いうのは、考え直さなくてはです。)
本日の図書館では、次の2冊を借りました。
- 作者: 坪内祐三
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/06
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 5回
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新刊ででてまもなく図書館から借りて読み、それっきりとなっていました。今回借り
だしたのは2回目で、最初に借りたときにどこかに印をつけておけば、これは以前に
当方が借りて読んだ本ということがはっきりするのですが、もちろん、そんな常識の
ないことはしておりません。
とりあえず、これを借りたことによって、手元に連載の1回目から885回までを通し
てながめることが可能となりました。
最初のころとくらべると、最近はコラムの文字数が減っているせいなのか、ページ
を開いたときに、なんとなく白っぽいところが多いように思えて、ひょっとして中身
が薄くなってしまっているのではと感じてしまうのですが、そのような受け止めは
あたっているのでしょうかね。
坪内さんはこのコラムを長期間連載しているわけですが、毎回がベストというのは
理想ではあるものの、そんな神がかりなことはできませんでしょうから、どのくらい
のアベレージでしょう。野球の選手でしたら打率3割超えたら一流となるのですが、
坪内さんはどのくらいの率でいけているでしょうか。
この二十年の間には新しい文庫シリーズが生まれたり、シブイ本がたくさん文庫化
されたこともありましたが、どちらかというと、終始右肩下がりで文庫も元気がなく
なっていることですが、その時々でのアベレージはどうなっているかなと思うことで
す。
あと1冊は、次のもの。
- 作者: 池澤夏樹
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2016/08/26
- メディア: 単行本
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