立冬の前に

 明日は立冬でありますが、今年はいまのところ暖かい日が続いていまして、寒くな
る前に、庭の冬支度であります。この時期に手入れをしなくては、来年に良い花が
咲かないことになります。
 本日は地植えしているバラの根の周りを木酢液で消毒をして、そのあとに寒肥を施
しました。腐葉土とお馬の肥料と米ぬか、それに燻炭をまぜたものをまくのですが、
これで冬の寒さへの対応は万全でしょうか。このあと、小さなバラの樹には袋を風除
けとしてかけて作業はおしまいとなりです。
 この作業のために、本日は庭におかれた物置に何度も出入りしたのでありますが、
そういえば、物置のなかに入れてある本棚の整理もしなくてはいけないのでした。
 先月に届いた「本の雑誌」11月号の特集は「書庫を建てよう!」でありました。
当方のところの物置は、庭で使う道具や肥料などをいれることはもちろんであります
が、本を収めることも目的にしておりまして、スチール物置としてはかなり大きな物
となります。
 スチール本棚4本と文庫専用2本、それにスチールラック2本いれて、家の押し入れ
に押し込んであった本の入ったダンボール箱を移動しました。壁面のかなりが書棚と
なったのですが、やってみるとそのわりに本が並ばないのでありますね。ということ
で、依然としてダンボールに入ったものはそのままで積まれていることになりです。
本棚の前にダンボールが積まれていましたら、本が取り出せないことにはかわりなし
であります。
 この物置は、本を整理するための作業場にしようとも思っていますので、ここで
仕分けをして、不要と思われるものは「まちライブラリー」にでも持ち込もうと考え
ているのですが、本格的に寒くなりましたら、その作業もできませんので、これは
来年になるのかな。そういえば、昨年も同じようなことをいっているような気がする
ことです。
 書庫を確保しても、本を整理したりする気分にならなければ、さっぱり書庫は機能
しないという、あったりまえの話であります。