巴里夫のコミックスが中古市場でドえらい値段になっていて、まったく手が出せない。良心的な作家…という印象だが、作家から集英社の新人少女漫画家育成の仕事に転じたという話なので、いわばマンガバブルの奴隷商人的な存在となり、ふくしま政美の妖怪じみた悪人みたいな風貌になっていた可能性もあるな。
当時、日本では非英語圏のヨーロッパというだけで「プログレ」でくくられていたので、こんな普通の美メロのポップスも、プログレファン向けに売られていた。本人たちは世界市場を意識して英語で歌っているというのに。どこの国にも1組くらいはいるな、こういうの。ドイツならNovalis、オランダならKayak、イタリヤならI Pooh。こいつらはフランスで、リーダーはベトナム系。山上たつひこのキャラみたいな顔で、こういう曲を書く。亀有ブラザーズに台無しにしてもらいたい!
- アーティスト: タイ・フォン
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2007/01/24
- メディア: CD
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