オイシックス創業の数々のエピソードを通じて、今日から応用できる、トラブルを楽しみ、仕事に夢中で取り組むためのヒントを伝える。ライフ・イズ・ベジタブル―オイシックス創業で学んだ仕事に夢中になる8つのヒント: 高島 宏平



ライフ・イズ・ベジタブル―オイシックス創業で学んだ仕事に夢中になる8つのヒント: 高島 宏平
野菜通販大手オイシックス創業者の経営ビジネス本です。2012/6/26発売。

降りかかる問題は選べない、問題に向かう態度は選べる

「売れない・買えない・お金ない」――三重苦の創業期を乗り越え、利用者75万人超の国内最大級の食品販売会社を仲間とともに築き上げた著者が、12年間の軌跡を語る一冊。
IT起業全盛期の2000年、なぜ「野菜」に目をつけたのか? 素人だから見えた食品流通の盲点、そこからいかにチャンスを手にしたか?
オイシックス創業の数々のエピソードを通じて、今日から応用できる、トラブルを楽しみ、仕事に夢中で取り組むためのヒントを伝える。



謎の会社、世界を変える。―エニグモの挑戦: 須田 将啓, 田中 禎人
バイマ、プレスブログ、フィルモ・・・
「世界初」のサービスを連発する最注目ベンチャー、ついに初の著書を刊行!
これからのITビジネスの行方までもが見えてくる、感動と興奮の起業物語



LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた。本田 直之
北欧諸国があらゆる「幸福度ランキング」で上位を占めているのはなぜか。
世界的に見ても豊かなはずの日本が、どうして81位なのかーー。
ハワイをベースにノマドライフを実践する本田直之
幸福度ランキングトップの北欧(デンマークスウェーデンフィンランド)の人たちと
幸福について語り合って得た、確信。

ここ数年、さまざまな研究機関から、世界の国々の「幸福度ランキング」が発表されています。たとえば、ギャラップの2010年の調査によれば、日本の幸福度は81位。そのランキングで上位を独占しているのは、北欧の国々です(デンマーク1位、フィンランド2位、ノルウェー3位、スウェーデン4位)。モノも豊富にあって豊かなはずの日本人が、なぜ幸せを感じられないのか。それは、アメリカ的な物質至上主義が幸福感につながらなくなったからではないかと著者は考えました。

著者が、日本人の描く「幸せ」に違和感を覚え始めたのは、日本経済が再びバブルを迎えていた2005年頃のことでした。当時、著者は東京とハワイでのデュアルライフ(=2拠点生活)を始めたばかり。その違和感はなんなのだろうと、ずっと考えていたのです。
ハワイはアメリカの一部ですから、幸福度ランキングの上位に名前があがることこそありませんが、過ごしていてとても幸せを感じられる場所です。
2007年から実際にデュアルライフを始めてみて、また毎年ニュージーランドやオーストラリアなど、幸福度ランキング上位の国々で生活をする中で、著者が強く感じたこと。それは、古い価値観のままでライフスタイルをつくっていくと、幸せではなくなってしまうのではないかということでした。
ハワイやニュージーランド、オーストラリアには、モノが少なく暮らし自体はシンプルですが、豊かな自然や旅をはじめとしたライフスタイルがありました。モノやお金に振り回されるのではなく、精神的・体験的なものに重きを置く。見た目は質素でも、そのほうが実は豊かなのだ。本田氏はそう確信するに至ったのです。

本書のタイトルにもなっている「Less is more」は、ドイツの建築家、ミース・ファン・デル・ローエの言葉です。 彼はル・コルビュジエフランク・ロイド・ライトと並ぶ、近代建築の三大巨匠のひとり。もちろん「Less is more」は建築について語られた言葉ですが、「より少ないことは、より豊かなことだ」というキーワードは、そのまま現在の世の中が求めているものではないかと思います。
物質至上主義とは、言い換えるならば、車や家をはじめモノや場所など、さまざまな制約に縛られて生きることでもあります。そうした制約から解放され、自由に生きること。
「Less is more」は、人生を楽しむために、とても重要な思想だと著者は考えました。

今回、著者は実際に幸福度ランキングの高い、デンマークスウェーデンフィンランドといった北欧の国々を訪れ、20人以上の人たちと幸せについて語り合いました。そのインタビューをふまえて、幸せに生きていくための思考法や行動法をまとめたのが本書です。



スタートアップ! ― シリコンバレー流成功する自己実現の秘訣: リード・ホフマン, ベン・カスノーカ, 伊藤穣一 序文, 有賀裕子
人は誰でも自分の人生の起業家だ!
人生に必要なことはすべてスタートアップに詰まっている!

「人生をうまく舵取りしていくには事前のプランも必要だが、それと同時に、人脈を活かして、
資源、つて、情報、ひらめきを引き出し、その時々でプランを変更できるだけの俊敏さが
なくてはならない。リード・ホフマンはこの達人である」
MITメディアラボ所長 伊藤穣一

シリコンバレーでは、3年は永遠にも感じられる長さだという。グーグル、アップル、フェイス
ブックなどが誕生したイノベーション、起業の聖地。数多くのスタートアップが次々に生まれ、
消えていく企業も多い。順風満帆に突き進めるところなどひとつもないが、起業家はビジョンを
抱き、仲間との絆を深め、人脈を広げ、市場を読み、リスクをとって、変化の激しい日々をたくましく
生き抜き、そこに生きがいを見出す。スタートアップには自分の人生を切り開いていくための
知恵とヒントがちりばめられています。本書は、これからの時代、会社を興す人だけでなく、
あらゆる人が、一人ひとり起業家精神をもち、スタートアップの発想を取り入れて、自分の強みを
伸ばし、人脈を築いて、自己実現を果たすための秘訣を説いています。

■大志、資産、市場環境の3つのバランスをとる
自分の強みを活かすうえで重要になるのが、大志(ビジョン)、資産(能力、知力、財力)、市場
環境(市場におけるニーズ)。この3つによって自分の競争力が決まり、状況によってそのバランスは
変わります。自分にとってのこの3つとは何かに、気づけます。

■ABZプランニングで柔軟かつ俊敏に
今進もうとしている計画がAプラン、方向転換する計画がBプラン。AもBもダメなときに
緊急非難するための計画がZプラン。「失敗は許されない」なんていうのは映画の中のセリフ。
シリコンバレーではリスクをとって挑戦し、違ったら戦略を変更する、そんな柔軟さが欠かせ
ません。そしてそれは自分を追い込まない秘策です。

■垣間見えるシリコンバレー交遊録
著者のリード・ホフマンは、リンクトイン(LinkedIn)の創業者であると同時に、フェイスブック
ジンガなど100社以上に投資してきた投資家です。シリコンバレーでは「ヨーダ」と呼ばれ、
多くの起業家に親しまれている存在。フェイスブックCOOのシェリル・サンドバーグ
ツイッターやスクエアの創業者のジャック・ドーシー、フリッカーのカテリーナ・フェイクと
スチュワート・バターフィールド、PayPal出身者による「ペイパル・マフィア」など、
シリコンバレーの仲間たちと日々接し、語り合うなかで得た話が数多く登場します。彼らもまた、
自分自身を「永遠のベータ版(未完成品)」ととらえ、今の状況に安住せず、前に進もうとして
います。そして、お互いを助け合うその姿に、シリコンバレーの強さの秘密が見えてきます。