Windows用のNASをLinuxから使う

PCのバックアップをとるなら外付けのHDDを使うのが一番楽。でもUSB接続だとPCが複数あるときに面倒。ということで以前にLAN接続のHDDを買った。Gibabit LANが使えて、しかも一定時間アクセスがないとディスクもファンも止まるため普段は騒音なしというなかなかのすぐれもの。

でも対応OSはWindowsMacのみ。つまりWindowsのファイル共有には対応しているがNFSには対応していない。LinuxファイルシステムにマウントするならNFSがいいわけだが、NFSを使えるNASなんてのは高いやつしかない。

そんなわけでLinuxからNASを使うのは諦めていたが、最近smbmountなるものを知った。名前のとおりSamba経由の共有先をマウントするものだ。実際に使うときは普通のmountコマンドで、-t smbfsとする。あとユーザ名とパスワードが必要。例えば//Server/Folderを/mnt/nasにマウントするなら

# mount -t smbfs -o username=yourname,password=hogehoge //Server/Folder /mnt/nas

とする。アクセス制限をしていないなら

# mount -t smbfs -o password= //Server/Folder /mnt/nas

でもいい。