はやて×ブレード2 #22 「二つのバカ」

 
 
 
副管理人の空間歪曲です。


はやて×ブレード2 第22話のレビューです。
 
 


夏フェスが終わり、天地学園に戻ってきた参加者一同。





人以外の何か枠の主人公

疲労困憊するのもそりゃそうだろう、としか言えない。
紅愛頑張ったな本当に。

あと、一応は真面目な会議をしてる途中に
落書きして遊んでるひつぎ会長がジワジワ来る。


中高生にとっての夏休みって、そりゃもう待ちに待った一大イベントのはずなんだけど
剣待生に限って言えば別の意味で一大イベントになった感が凄まじい。

会長、せめて世間一般のお盆休みには終わらせてあげてください。
 
 


黒組は枠組みの上では剣待生なのにこんな勝手気ままにやってていいのか疑問。
 
 



休暇が残りわずかになったのどう考えてもハードスケジュールのせいですやん。
 
 



はやて基本的におバカさんだけど、こういう洗濯とか裁縫とかのスキルに関しては極めて優秀。

以前、実施させていただいたネトラジでも
はやてが裁縫スキル高いのはたんぽぽ園で培ったもの
というコメントいただきましたが、中学生でこんだけやれれば大したもんだと思う。
 
 


一方、こちらは事態に気付いた綾那の様子。

何気ない日常のシーンではあるのだけれど
 


この部分に注目したい。

前回、テルマさんは引き分けだと言っていたけど、多少は本人の心証も入っているはずなので再確認。

テルマさんはルイルイに支えられながらの状態だったが炎雪は自力で立っている。
この状態だけ単純に見るとそのまま続行していた場合、テルマさんには少し厳しかったんじゃないかと思う。

炎雪の強みは元白服という技量以上に備えている野生動物のものにも似た性質、本能的な部分だと思う。
これは鍛錬では得られない部分で、どちらかというと社会に適合して行く過程で失われてい行くであろう部分のはず。


以前、テルマさんは意識して相手を負傷させているけれど炎雪は意図しないレベルでやっているという話があったが
意識せずに行えるという事はそれだけ攻撃時の僅かな速度差が生じてくるだろうし、
長い目で見た時には有利になりやすい部分だと思う。

ただ、テルマさんも炎雪が肉の事しか頭になかったとはいえ反応できずまともに喰らうほどのスピードで
飛び蹴りを顔面に叩き込んでいるし、現時点では遊び心抜きでやればナギに勝ってた(ナギ評価)強さなので
状態は拮抗するレベルの段階にまでは来ていると考えられる。

今後の再戦の有無が気になります。
 
 


はやて、蒼ちゃん、キジっちゃんの三人が顔を突き合わせた所で反省会スタート。
 
 





まあ、予想はしてました。

大局を見据えた上では間違っていた行為かも知れないけど、蒼ちゃんのいい所でもある。
黒組だったら同じような状況であっても基本的には個人主義だから見捨てそうだし。
 
 


一方、はやてはあの惨敗を忘れてた模様。
凄い思考回路だと思う。忘れてたというよりは考えないようにしてだだけの気もするけど。
 



ナギが弱くなったと言ってたのは、この頃と比較しての事なんだろう。
はやてにとってもナギにとっても幼少期の比重が大きいという提示だろうか。

黒鉄の型を必殺技にする、と言っていたのも前後するだろうけどこの時期だと思うし。
 







はやては頭が良くないのでこういう状況下では悩むだけ悩んだまま
最終的に自己完結して吹っ切れる事もあるけど、アドバイスしてくれる誰かの存在は大きい。


でもって、ここはキジっちゃんともかちゃんの対決の下地部分でもあるように感じる。
初期の頃から良くも悪くも犬猿の仲で(猿は未知だけど)丁々発止とした掛け合いも多かった。

キジっちゃんがあえて大地寮側に行った事でいよいよここにも一つの終止符が打たれると思うのだが……。
 
 




みずちさんも成長したなぁ、としみじみする。

最初は(一方的な)因縁の相手という事もあって悪役っぽかったのにね。
 
 


そして最後にオチが。

そうだよね、中高生だもんね。
しかし、宿題出しといて夏休み開始早々に島に強制連行とか剣待生ハードモードすぎてヤバイ。

一部除いて最終日に慌てるパターンだなこれ。


夏フェスで色々あったけど、ひとまずは休息の訪れた天地学園。

夏休み明けには選抜メンバーでの対抗戦がスタートし目が離せない今作。


次回も楽しみです