副管理人の空間歪曲です。
遅くなりましたが、はやて×ブレード2 第47話のレビューです。
作中上位陣に囲まれても揺るがないひつぎ会長のラスボス感が凄まじい。
はやてにとって、大きな山場になるのはナギとの決着ではあったと思うけれど
全剣待生にとっての最後にして最大の壁はひつぎ会長と静久なんだなぁ、と再認識させられる。
そこへ乱入して来た炎雪。
ついに会長との攻防が見られるのかと思いきや、静久の一撃で落とされる結果に。
やっぱり
「刃友はふたりでひとつ」
なんですよね。
ひつぎ会長が何故、個人戦ではなく天と地に分かれた刃友というシステムで星奪りを行ってきたのかが
読み始めた頃には、何となくそうしてるのかとしか思わなかったけど、今なら何となく分かる。
純粋な努力と鍛錬を経て、全剣待生の頂点に立つ会長自身の剣がただ一人で鍛え上げたものではなく、
それこそ棒を振り回していた最初の頃から今に至るまで静久と一緒に築いてきたからこその二人一組。
ここで紅愛とみのりが脱落。
でも、かつて頂上戦の頃、ひつぎ会長の動きに反応すらできなかった紅愛が
失敗したとはいえ防御しようとした事に感動を覚えるわけですよ。
そして我らが主人公組。
精霊の力(という名の暗示)で元気を得た二人。
単純だっていいじゃない。天地の剣待生だもの。
一目散に突撃かまして自爆するあたりが
最終回手前でも変わらない空気感を出してくれて最高です。
そして会長は本当に楽しそうなんですよね。
しがらみのない、純粋な剣と剣のぶつかり合い。
頂上戦の時なんて一人だけつまらなさそうな顔してたのが今じゃ大違い。
いよいよ次号で最終回。
言葉が上手く出て来ないというのが正直なところですが、
泣いても笑ってもあと1話。
最後まで剣待生の行く末を見守っていきたいです