歴史面(ヒストリカルサイド)
ある技術についての理解を深めるにあたって、当然実装面は重要になってくるし、その技術の規格面も重要になってくる。
でも、それと同等に実は歴史面(ヒストリカルサイド(なんでここだけカタカナ?))も重要なんだよなぁ、と個人的には思います。
いろいろ調べていくにつれて、「先人は偉大だ」というかなんというか、畏敬の念に駆られるわけです…じゃなくって(汗)
- 「なぜそういう実装になっているのか」
- 「なぜそういう規格になっているのか」
というのを調べたり理解するには、その実装/規格が出来た当時の状態を想定し、受け入れられないときついわけです(「無批判に」受け入れることは出来ない、というのもありだけど、過去に発生してしまったことをチャラには出来ないし、いったんその状態を受け入れないと、到底理解できないようなことが山ほど出てくる)。
QCでいうところの「なぜ」「なぜ」「なぜ」の繰り返しをやっていくと、実はこの「ヒストリカルサイド」を追っかける作業になっていることが多い罠(笑)。
(QCというと嫌がる人は多いけど、これまた先人の知恵という点では偉大だし、その考え方と手法は目を見るものがあります。)
そしてマッチポンプ(汗)
手を動かさなきゃ事態は収拾つかない。
というわけで、手を動かすワタクシでした (^^;
PDCAについて
What is Hoshin Kanri?という資料には、"Hoshin Kanri & Deming's Plan-Do-Check-Act (PDCA) Cycle…"という言葉が出てきます。すげぇなぁ。USの文献に"Hoshin Kanri"なんて出てくるのか…
余談ですが、PMBOKの修行中に"Kaizen"という言葉が出てきました。これもUSの文献に出てくる言葉になってしまったようで、要は日本語で言う「改善」です。意味としては「たゆまない努力によって良くしていく」ような意味が込められているようです。
こういうのを見てると、「日本人ってすげぇんだな」と思います。