Jeff Dike来日予定
YLUGなどでも話題になってますが、User Mode Linuxの作者である Jeff Dikeが来日する模様。
【追記】関連URLを以下に。
「日本発の標準」と政府介入?
経済産業研究所のポリシーディスカッション第9回:いくら失敗しても懲りない「日本発の標準」づくりの愚をざっと読んでみた。大筋賛同できる部分は多いが、それでもまだ疑問が残る。
- まず1つは「日本発の規格に意味はない」という点。
別に「日本発の規格」に意味がないことはない。意味がないのは「『日本発の規格』にこだわること」ではないか。規格というのは「より」多く使われてナンボである。そこに「誰が」とか「どこで」とかいう余地はない。
- もう1つは「政府は要素技術の開発に介入するのをやめ、選択は消費者にゆだねるべきである。」という部分。
このあたり、なんで政府が介入するのをやめるべきなのだろう。開発に際して変な制約や口出しをするな、というのであればそのとおりなのだが、「金もいらん」とか「有益な助言やヘルプもいらん」というのであれば、これは違うとなるのでは?
むしろ、「政府だから」とか「企業だから」とか「個人だから」とか「研究だから」とかいう変な垣根を取っ払うことの方が重要なのでは?
ゴメンで済んだらセキュリティはいらん(ぅぉ)
「企業ならば“踏み台にされました”は通用しない時代に」というタイトルを読んで連想。
あたりまえだよなぁ…。ちうか、「専門じゃない」「ウチは大丈夫」という幻想は捨ててください。>心当たりの会社の方
これが飲食業とかの場合、
というのが果たして通るかどうか。
ちょっと用例として適切かというのはあるが、自分で検証/自己防衛というリスク管理/リスクヘッジのプロセスや考え方が欠如していたという点で、責められても文句は言えない。
いや、ちゃんと対策していれば問題ないんですが…。Zero-dayにでくわしたら…起こってしまったものはしょうがないとして、事後のアクションをきっちりとやることが以後の被害拡大防止と信用失墜の歯止めには不可欠(人これをインシデント・レスポンスというのですが)。