wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

現在の状況

  • 終わった作業
    • 各種検証用サーバ1台構築
    • 家の中の人用マシン1台構築
  • これからの作業
    • DNS,メールサーバの移行のための下地作り
  • 要検討作業
    • Webサーバの移行
    • NAPTマシンのルータ化(メンテナンスの観点から)
    • ファイルサーバの移行
  • 将来的な構想
    • バイナリビルド用のマシン環境調達

さすがにカーネルビルドに1時間以上ってのはなぁ…

ディスク、CPU、メモリ、CD-ROMを異なる環境に移行した際に発生したこと

今回は、Redhat9 をインストールしてあるディスクをチップセットNIC、ビデオ環境が異なる状況(要はケースとマザーを変えた)に移動させた際に、以下のようなことが起こりました。誰かの参考になれば。

  • ビデオ関係の不具合続発
    • これは切替器にショボイの使ってたのもあるかと思ってますが、再現性に乏しいので不明。
  • kudzuによるハード構成の変更
    • これはラクでした。ブート時に出力される選択肢から「再構成」を選んでやるだけ。
  • Xの再設定
    • これもラクかな。移行直後にstartxを実行すると、VGAな解像度で上がってくるので、解像度をテキトーに変更しておしまいです

…あんまり速くなってない(w

「日本発の標準」と政府介入?

経済産業研究所のポリシーディスカッション第9回:いくら失敗しても懲りない「日本発の標準」づくりの愚をざっと読んでみた。大筋賛同できる部分は多いが、それでもまだ疑問が残る。

  • まず1つは「日本発の規格に意味はない」という点。

別に「日本発の規格」に意味がないことはない。意味がないのは「『日本発の規格』にこだわること」ではないか。規格というのは「より」多く使われてナンボである。そこに「誰が」とか「どこで」とかいう余地はない。

  • もう1つは「政府は要素技術の開発に介入するのをやめ、選択は消費者にゆだねるべきである。」という部分。

このあたり、なんで政府が介入するのをやめるべきなのだろう。開発に際して変な制約や口出しをするな、というのであればそのとおりなのだが、「金もいらん」とか「有益な助言やヘルプもいらん」というのであれば、これは違うとなるのでは?
むしろ、「政府だから」とか「企業だから」とか「個人だから」とか「研究だから」とかいう変な垣根を取っ払うことの方が重要なのでは?

ゴメンで済んだらセキュリティはいらん(ぅぉ)

「企業ならば“踏み台にされました”は通用しない時代に」というタイトルを読んで連想。
あたりまえだよなぁ…。ちうか、「専門じゃない」「ウチは大丈夫」という幻想は捨ててください。>心当たりの会社の方
これが飲食業とかの場合、

「見切り品で安く買った鶏肉が賞味期限過ぎで悪くなってたにもかかわらず、それに気がつかずに食中毒を起こしちゃいました。でもウチは被害者です。そういう鶏肉を売りつけた人が悪いんです」

というのが果たして通るかどうか。
ちょっと用例として適切かというのはあるが、自分で検証/自己防衛というリスク管理リスクヘッジのプロセスや考え方が欠如していたという点で、責められても文句は言えない。
いや、ちゃんと対策していれば問題ないんですが…。Zero-dayにでくわしたら…起こってしまったものはしょうがないとして、事後のアクションをきっちりとやることが以後の被害拡大防止と信用失墜の歯止めには不可欠(人これをインシデント・レスポンスというのですが)。