wakatonoの戯れメモ

はてなダイアリーから引っ越してきました。

岩田次夫さん(イワえもん)を偲ぶ会

ということで行ってきました。
会自体は非常にシンプルで、

  • 受付

参加費(?)500円を払って、パンフレット(会のきまりごととか流れとかイワえもんの略歴とか)とステッカー(入場証を兼ねる)を受け取る。
入院日記も売ってたけど、なぜかオレは3冊購入という状態に(笑)。

  • 献花

会場に入ると献花台とお花があるのでそのように。

  • 懇談

すでに献花を済まされた方々がいらっしゃるという感じ。


という流れのもと、オレもそのように。
知った人間がごろごろしてたので、そのうちの一つのテーブルに陣取ってヨタ話をしてたら三崎氏いわく「ばっちいテーブル(笑)」と(笑)。そりゃまぁ、あの会場の中でも胡散臭いメンバーばかりだったからなぁ(汗)。
とかしてるうちに、Oliverとかも合流、そして閉会の挨拶まで会場に。

岩田次夫さん(イワえもん)の戒名

発願院釈雄智(ほつがんいんしゃくゆうち)


発願…願い、欲望、雄智…知識・知恵の力のこと。
お釈迦様の下で大いなる知恵の力で望みを達成する道を精進するという意味。
(「岩田次夫さん(イワえもん)を偲ぶ会」パンフレットより引用)
じーさんらしいといえばらしい戒名ですが、大いなる悪知恵という気がしなくもないし、望みってなんじゃいとなると、やっぱりいいマンガをいっぱい読めることなのかなぁ、という感じがします(笑)。
三途の川で即売会を企ててるんじゃないかとか、盆には降りてきてあちこちでイワえもん目撃情報が出てくるんじゃないかとか言われたい放題ですが、「そんなことないでしょう」と否定できないあたりナニです(汗)。

procpsアップグレード

カーネル2.6にアップグレードして、vmstatとかが動かんので、w,top,vmstatが含まれるパッケージであるところのprocpsが古いというのがわかったので、APT List(というか/etc/apt/sources.list) に


deb http://www.backports.org/debian stable procps kernel-image-2.6.5-i386
という1行を追加*1して、

apt-get update
apt-get upgrade procps
を実行。
とりあえず問題は出てません*2

*1:正確には、すでにあったkernel-image-2.6.5-1-i386のための定義の行にprocpsを追加

*2:って、入れ替えてからまだ10分くらいしか経過してないし

セキュアプログラミングブックレビュー書いた〜

アマゾンに投稿済み(w。

まず、表題に「プログラミング」とありますが、「プログラミングだけ」に興味があり、それ以外に目を向ける気がない人は本書の読者としては不適切でしょう。但し、

  • 「プログラミングにも」興味があるエンジニア
  • 「プログラミング」と「その周辺」に同等の興味があるプログラマ
  • 「よりセキュアなプログラムを作る」ためのアプローチに興味があるプログラマ

にとっては、彼らのつくるプログラムを「セキュリティ的」に強くするためにはこの本は非常に強力な道しるべになるでしょう。

本書籍は、プログラミングそのものに限らず、プログラム開発にともなって必要となる要素のうち、「設計」「実装」「運用」そして「試験」について、「セキュリティ」という観点から網羅的に記述された書籍です。設計より前の段階の「企画」フェーズにある程度踏み込んだ内容も記述されています。

本書は、現時点で「プログラム開発」や「システム開発」に携わる人には読んでおいてほしい逸品です。

特に「ある程度経験や知識を持っている」とされる立場の人に読んでいただき、現時点で自分が持っている知識や経験、そして常識とされていることが「客観的に」正しいかどうか、そしてそれらに「抜けや漏れがないか」というあたりを確認するためには本書に書かれている内容は不可欠でしょう。
また、「これから知識や経験を積もう」とされている方には、「べからず」なことと「その対処案」が本書は山盛りです。すべて読破し実践するのは少々きついかもしれませんが、今まさに(そしてこれからも)必要とされるエッセンスが盛り込まれています。

自身のプログラム作成/システム構築に自信がない方に対してはもちろんのこと、自信がある方にとっても、「デスクに1冊」置き、ことあるごとに見返す価値はあります。そして手にしたが最後、この本がぼろぼろになるまでの付き合いが出来るでしょう。