函館〜弘前

湯の川の郵便局から、あまりにも重たいイクオの荷物を一部、送ったあと、
散歩。



神社にお参りした後、トラピスチヌ修道院へ。
歩いて行こうかと思ったけれど、パンプスで来てしまったのと
真夏の太陽にまけてタクシーに乗った。
タクシーの運転手さんから、修道女さんがたちが逃げないよう、
塀の上に割れたガラスのかけらを並べておいた時代の話などをきく。

修道院から、見おろす。
遠くに函館の町と海がみえる。美しい。


あとから知ったのだが、この修道院は、当初、明治時代にフランスから来た7人の修道女を迎えたのだという。
それは、フランスのディジョンに近い修道院で、
私は1989年にそこを訪ねたことがあるのだった。


それはさておき、
船の出る時間ですよ。埠頭が思ったより遠くて大慌て。

あれに乗るんです。

左にいるのは馬ではなく、自転車を引いているいくおです。
がんばれ・・・自転車は送料が二万四千円とか、高すぎて送らなかった・・・
船員さんが待っていてくれて、それもきちんと畳めなかった自転車も
ダメとかいわず、ニコニコしながら倉庫に入れてくれた。
ルール違反すればすぐに文句を言われることに慣れていたけど、おおらかってステキなことだね!


買って来たハンバーガー。北海道っぽい。
イクオ、無口。



船上の日の入り。


弘前まで行こうかということになって、電車に乗る。
お盆休みで普通電車も賑やかだ。
東京から帰省という男性と電車のなかで他愛もないおしゃべり。
旅先では話題がある。
弘前の駅前でこぎれいな宿を見つけ、一泊。
外に出て、とてもおいしいラーメンを食べる。
一人旅なら、ちょっと夜の探検に行くところだけど明日は6時に出発だから。
おやすみなさい。