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わくわくの日々

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2016-12-29

再議について(2016年第二回臨時会での発言

 2016年12月22日杉並区議会第二回臨時会が開催されました。第四回定例会で行われた議案の議決12月7日)において、親族保育園経営に携わっている議員本来参加してはいけない採決に参加してしまったことが事後に判明したため、再議が必要となったものです。(「平成28年第4回杉並区議会定例会において議決された議案に係る再議について」)

 当該議員責任であることはいうまでもありませんが、議案を提案した区長担当部局確認を怠ったことの責任も重いと考えます。この間、議案の訂正まで含め、ミスが目立つ杉並区。特に保育部門事務方オーバーワークになっていると感じます。注意を喚起するためあえて発言しました。

 なお、当該指定管理については私を除くすべての議員が賛成してあらためて可決されました。

(以下は発言原稿です。)

 「議案第94号 杉並区立高井戸保育園指定管理者指定について」について反対の立場から意見を述べます。反対の理由についてはすでに保健福祉委員会において、指定管理者制度問題点など指摘していますので、繰り返しません。ここでは、今回の再議にあたっての意見一言申し上げます。

 本日このように臨時会が開催され、本議案を再議にかけることになったのは、前代未聞のことであり、その原因としては、もちろん第一義的に当該議員の不注意が厳しく指摘されなくてはなりません。

 それと同時に、私は、議案の提出者である区長及び理事者側にも同等の責任を指摘したいと思います。議案の提出以前に、法人役員については確認していてしかるべきでした。

 この点についてある管理職からは「48人の議員すべてについて洗い出すことは不可能」との意見もききました。しかし、行政の一部を民間管理に任せるということは、万が一にも不公正を疑われるようなことがあってはならず、強い緊張感をもって臨むべきではないでしょうか。

 指定管理者の継続にあたっては、選定委員会審査が行われているはずです。その際、法人に対して、役員の中に区議会関係者ほか法的に問題のある人物がいないかどうかを確認することはたやすいことであるはずですが、現実にはそれを怠っていたわけです。本議案の法人も含め、指定管理者更新を繰り返している法人に関しては、継続するのがあたりまえといった緊張感の欠けた審査となっている恐れはないでしょうか。

 まして、本議案に関していえば、当該法人は、長年にわたり区内で事業を行い、区との関係も古く、昨日や今日参入した法人ではありません。区議会議員のご家族役員である可能性については、当然にも想像がついたはずで、だれかがチェックしてみれば、こうした事態は防げたはずです。むしろ、保健福祉部の中で誰も気がつかなかったことのほうが不思議です。

 また、このことがなければ、あえてこのような場所で指摘するつもりはありませんでしたが、本議案の審査に際しては、関連する報告事項が委員会資料・次第の事前配布からもれていたという大きなミスもありました。議会から指摘されて追加されましたが、そのままであれば、その一事をもって委員会審議自体ができなかったところです。区議会に臨む姿勢として、緊張感に欠けていると指摘せざるをえません。

 繰り返しますが、先日の本議案の議決違法議決となったことは第一義的に当該議員問題があることはいうまでもありません。しかし、このことを見過ごしてしまった区長及び担当部局においても、今回の事態に関してそれなりの責任をとるべきと考えます。理事者側が、あれは議員個人問題からと片付けてしまうようなことは許されません。これは組織問題です。

 区政運営にあたって、また、区議会への対応にあたって、緊張感に欠ける現在の区のありようを改めるよう求め、猛省を促します。以上をもって反対意見します。