教祖祭 PL花火芸術(8/1 大阪府)

 ついに復活!? 近年まれに見る感動的な内容。ただ、めったにないほど煙が発生・・・ 意欲的な打上内容だっただけに、本当に本当に残念だった。
 今年はオープニングから違った。去年は上空に開花する花火が少なく、かなりさびしい印象を受けたものだが、今年はしょっぱなガンガン上空で花火が炸裂しまくる。しかも、それぞれの玉が美しかった。特に感銘を受けたのはその色合い。なんと表現したらよいのか、文才がないゆえわからないが、すごく繊細で深みがある色彩だ。見ているうちにうっとりとして引き込まれている感じ。やはり、PLは量だけでなく質も違う。
 だが、良かったのはココまで。その後はすっかり空が煙に覆われてしまい、下のほうのザラ星などを除けば、上空で開花する花火の大部分が見えない状況に。学刈(-_-;)*1
 しかし、そんな状況でも、以下の2つの点において今年のPLは素晴らしいと感激した。
 まず、手の込んだ玉が増えたこと。特に、PLの見どころのひとつである大玉連打においてそれが顕著であった。このパートでは最近本当に趣向を凝らした花火が見られなくなっていた。それが今年は、昇り曲付の花火が多々見られた。さらに、時計草入りの花火もたーくさん見られた。このように、手の込んだ花火が多数見られたことは、煙の中に埋没してしまったが、非常にうれしいことであった。
 次に、ボリュームが増えたこと。大きさの面でも、尺玉が多く見られ15号玉まで見られた。量の面でも、特に終盤近くのスターマインにおいて「これでもかこれでもか!?」といわんばかりに次々と花火が打上げられた。ボリューム不足を指摘されていた最近のPLだが、今年は体感的にはかなりおなかいっぱいというボリュームであったように感じられた。
 以上のように、質・量ともにすぐれたオープニングに大いに感動し、その後は煙に巻かれながらも質・量ともに十分そうな花火を垣間見られた、というのが今年のPL花火芸術の感想である。最近落ち目であったPL花火芸術に復活の兆しが見えたようで、大いに興奮したわくわく煙火であった。

 
 以下に携帯でとったショボイ写真を貼り付けておきます。 


終幕スターマイン1(紅牡丹ワイド)

終幕スターマイン2(椰子の一斉打ち)
↑最近は大玉が減っているようだが、それでもスケールの大きさに驚かされる。


花火終了後 レーザー光線が踊るPL大本庁
↑この踊るサーチライトを見ながら、花火の思い出にふけるのがPL芸術の楽しみの一つである。

*1:「がっかり」という意味。元ネタわかる人いるかなぁ