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2009-08-24

腹から声を出す!


「腹から声を出す」というのはボイストレーニングの基本であると言われています。

が、この言葉、「喉を開く」と同様にかなりジャーゴン…と、思うのは私だけ?


まあ、「腹から声を出す」という言葉に含まれるであろう要素は、

腹式呼吸で発声する

・腹筋を強く使って発声する

という2つなので、「喉を開く」よりかはわかりやすいですかね。


今回は、後者の「腹筋を強く使って発声する」ということについて説明しましょう。



○腹のどの部分に、どのように力を入れるのか?


発声の仕組みをよく知らない人が、

「腹に力を入れて声を出すと良い声になるらしい」

ということを聞いてしまうと、だいたい「腹直筋」を「固めて」しまいますが、これは大きな間違いです。

腹直筋を固めてしまうと、腹式呼吸が阻害されてしまいます。

「腹」と言われて思い浮かぶ部分は、むしろ柔らかくしておくくらいのつもりでいなければいけません。


力を入れなければならない部分は、主にここ↓

f:id:wander1985:20090824193621j:image

ちょうどいいポロシャツがあったので、写真を載せておきますが、この雷マークのついている辺りに力が入るのが正解。

…ちなみにこのポロシャツ、久しぶりに歌うときとか、長時間歌わなきゃならないときとか、声量が欲しい曲をやるときとか、そういう「パワーが欲しいとき」にいつも着ています(笑)。


力を入れるべき所は、腹の真ん中ではなく脇、骨盤の出っ張りの上辺りです。

腹直筋ではなく、その脇にある「腹斜筋」に力を入れましょう。

それと、左右の腹斜筋を繋ぐ部分となる「おへその下」「丹田」のにも力が入るのが正解。


参考 腹斜筋のイメージ図

・腹筋の部位に関する小ネタ。 ボイトレ駆込み寺 ~Vocalist SOS~ /ウェブリブログ

http://vocal-sos.at.webry.info/200904/article_47.html


↓の動画のように、実際に「強いブレス」をしてみると、身体のどの部分を使わなければならないのかが具体的にわかるでしょう。


D


上の動画のエクササイズをやりながら、自分の身体を色々触ってみると、

・腹直筋は軽く硬くなるけれど、固まってしまうほどには力まない

・お腹の真ん中〜下は息を吐くにしたがってへこむが、みぞおち付近の上腹部はむしろ膨らむ

・腹斜筋が外側に向かって思い切り張る

という感じになっているかと思うのですが、この「張り」を意識しながら声を出せると、「腹から声が出ている」と言える状態になるでしょう。



○腹から声を出そう!


この「張り」を意識し、維持するためのボイトレを紹介すれば…


まずは姿勢を良くすること。

胸を張ろう、背筋を伸ばそうとすると、自然と腹斜筋が張ると思います。

ただ、腰が反ってしまわないように気をつけましょう。


脇腹やみぞおちを手で押さえ、その手を押し返すつもりで力を入れながら息を吐いたり、声を出してみるトレーニングも有効です。

喉も一緒に力ませてしまわないように注意しましょう。

大きく声を出すときには、強い力を跳ね返すつもりで腹に力を入れ、腹斜筋を張るように意識しましょう。


しっかりブレスをすることが何よりの筋トレなので、ブレス練習さえすれば、いわゆる「腹筋運動」はする必要は普通無いと思います。

私の場合、合唱の練習をみっちり3時間もやれば、だいたい腹斜筋が限界ってくらいに疲れきります(笑)

…本当に「つったり」「疲労で力が入らなくなったり」「筋肉痛」になるんですよ!


が、体力が平均以下だという自覚がある人、軽いブレス練習などの時点でもう辛い人は、筋トレをしてみるのもいいでしょう。

「筋トレ」については私は専門外なので、色々その手のサイトを調べてみてください。

参考までに、「腹斜筋」でググったら最初に出てきたページを↓


・腹斜筋を決めろ!−筋トレ職人の実践講座

http://www.training-craftsman.com/fukkin%20fukusyakin%20Mens%20.html

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