Hatena::ブログ(Diary)

烏は歌う このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2010-05-25

「音感を鍛える」ために私がやってきたこと

最初に言っておくと、私の音感のレベルは「一般人としてはとても優秀」「合唱人としては並以下」って感じです(笑)。

このテストだと、「絶対音感」(ハイクラスじゃない方)で、若干「ずる」をして60点。

「相対音感」は「じっくり取り組んで」100点。

「相対音感ハイクラス」は「途中で挫折しそうになりつつ」50点。

うーん、こんなので、音感に関するエントリ書いて、良いのか、私は(笑)。


…そんな感じの残念な音感なので、なかなか体系だったトレーニングとかが紹介できないのですが、「音感を鍛える」ために私がやってきたことを箇条書きで列挙していこうかと思います。



○「相対音感」系トレーニング


「相対音感」とは、音の高さを「相対的に」理解する能力です。

まあ、相対音感という言葉を広くとれば、誰でも持っている能力なんですがね。

同じ楽器で適当な2音を鳴らして、「どっちが高い?」と聞かれれば、普通は答えられますよね。

この「相対音感」を鍛えると、「なんとなく高い/低い」というレベルの認識が、「この音の幅はX度」とかいうレベルまで把握できるようになります。

「音の幅」についての感覚が正確になるので、メロディーラインの中で「だいたいこのくらい上がって…」という風に歌っていたのが「正確にはどれくらい上がり下がりするのか」がわかり、正確な音程で歌うための手助けとなるでしょう。


・全ての基本、「ドレミファソラシド

「ドレミファソラシド」というメロディーを、とことん正確に身体に叩き込みましょう!

第一ステップとして、楽器やチューナーなど、正確な音を調べることができるものを手元に置いて、ひたすら「ドレミファソラシド」「ドシラソファミレド」と声を出します。

とにかくシビアに、少しのぶれもないように!

第二ステップとして、楽器などで最初の「ド」だけ確認したら、あとは感覚だけを頼りに「ドレミファソラシド」「ドシラソファミレド」を出してみます。

ときどき楽器などで出している声の音程を確認し、ほんの少しでも音程がずれていたら1に戻る!

…慣れてきたら、「ドレミファソラシド」にこだわらず、色々な旋律を適当に作って声に出してみましょう。

例えば、適当に今「ドーソファソラーミレミー」という歌を作詞作曲(笑)しましたが、こういう感じで思いついた旋律を歌ってみて、口にしている音と実際の音は合っているのか、音程は正確か、神経質に確かめてみましょう。


・いわゆる「ドレミ唱」「移動ド唱法」

これは楽譜のある曲や簡単な曲でやるとやりやすいんですが…

例えば、「かえるの歌」を「ドレミファミレドーミファソラソファミー…」という歌詞に置き換えて歌ってみるとか、「チューリップの歌」を「ドレミードレミーソミレドレミレー」という感じで歌ってみるような感じ。

歌いたい曲の楽譜がある場合、

・「#」が付いていたら、最後についた「#」の位置にある音が「シ」

・「b」が付いていたら、最後についた「b」の位置にある音が「ファ」

という風に読み替えて、「ドレミファソラシド」を振り分けていきましょう。

童謡レベルの簡単な曲なら、「耳コピ」の練習も兼ねて自分でメロディーの音階を考えていくのもいいかもしれませんね。

これも上と同様に、楽器などを使って正確な音を出せるようにしたあと、自分の感覚だけで正確に出せるか確認していきましょう。



○「和音感覚」系トレーニング


「和音感覚」系トレーニングによって、「ハモる能力」や「和音の中から一音一音を聞き分ける能力」がつきます。

それによって「絶対音感」がなくとも伴奏ハーモニーから自分の出すべき音がわかるようになります。

あと、「ハモってる感覚」を身につけることで、「和音的にありえない音」=「気持ち悪い音の外れ方」が無くなります。

そうなると、「メロディーあやふや」とか「楽譜読み違えた」とかいう状態でも「あれ?こういうのもありかな?」という感じの割としっくりくる音が出るようになります(笑)。


・ハーモニーの中から音を拾う練習

コーラスや弦楽四重奏などの、複数のパートがハモっている音源を聞き…

とりあえず、主旋律を口ずさむ。

それができたら、ベースパート(一番低い音)を口ずさむ。

それができたら、上から2番目…などの、「間のパート」を口ずさんでみる。

声に出せない音域でもとりあえず歌っているつもりで音を追い続ける。

多少他のパートと混ざってもいいので、最低限「ハーモニーの中に存在する音」を出せるように。


・「分離唱」なるもの

1.楽器を使って、「ド・ミ・ソ」の和音(レファラでもソシレでもいいけど)をバランスよく鳴らす

2.よく和音を聞き、真ん中の「ミ」の音を「和音に溶け込ませるように」発声する

3.出しながら微調整して、自分の声が聞こえなくなる錯覚が起こるくらいまで溶け込ませる

4.できたら、ド・ソについても同じように出していく

5.これを色々な調・音域でやってみるのもいいかもしれない

「分離唱」でググってみると色々出てきます。



○つぶやき


wander1985でもまあ、絶対音感持ってます!音程完璧です!って人の書く「音感の鍛え方」も、それはそれで使えないような気が…(笑)やつらにとって「音感」とは「あって当たり前」のものだからな。
wander1985「音感」が良ければ「音痴」ではない…ってのはたぶん成り立たない。「ソの音」を「これがラでもミでもなく、ソの音だと判別できる」のが音感で、「ソの音を声にして出せない」のが音痴だから。
wander1985と、いう風に、「音感だけが問題ではない…」と逃げ出してしまうのが、二流のボイストレーナーだから気をつけて!
wander1985「音感」という言葉の定義をバシっと言い切れる人がいたら、ちょっと尊敬する。考えれば考えるほどジャーゴン

   まとめツール→http://tool.hrkt0115311.org/twitter_log_helper/index.php

…と、いう感じで、音感について書くのはなかなか難しいんです。

詳しくは以下の過去記事で。


・「音痴」について本気出して考えてみた

http://d.hatena.ne.jp/wander1985/20091102/1257121181


・「正しい音程を出す!」すごく簡単そうなことなんですが、できますか?その1

http://d.hatena.ne.jp/wander1985/20091102/1257121182


・「正しい音程を出す!」すごく簡単そうなことなんですが、できますか?その2

http://d.hatena.ne.jp/wander1985/20091115/1258262972