響鬼最終回を迎えて…

ひとつ気づいた事があります
メインスタッフが変わった後も響鬼の本質は同じであるという点です
「終盤なのに全然盛り上がらない」という批判も
響鬼がそういう作品だから」なのではないでしょうか
事実新体制のほうが好きな僕も オロチ現象より
京介がどうなるかが気になってしょうがありません(笑)
以前からたびたび感じていた旧ファンの批判に
「それって昔の響鬼も同じ事が言えるじゃん」と感じていたのも
本質が変わってないからなのでは…と
変わったのは表面的な部分だけで 好き嫌いはあれどそれで
「駄作になった」とか言う人は
「雰囲気」大好きさんだったんでしょうね
思えば白倉Pの「ヒビキと明日夢の物語は守る」という発言も
このままいけば守られそうな予感…


とりあえず「30話以降は…」とか言う人は
ちゃんと内容確認してるんですかね
昔の京介に対して「父親やヒビキをなにもわかってない」と
言っていた人と状況が同じような気がしまして…
事実と記憶って結構食い違うもんだと最近知りました


一番気になるのはやはり京介と明日夢
ネタばれ禁止な日々 桐矢京介のモデルはブロガー(アンチ新体制派)だ!
こちらの記事が初めて読んだ時からずっと気になっていたんですが
響鬼否定派の象徴である京介と響鬼(前後半関係なく)の象徴明日夢とが
心のわだかまりを解いて分かり合えたなら個人的には申し分のない最終回となります
…現実でもそうなればいいんですけどねぇ…(苦笑)
少なくとも見る前からカブトに文句つけてる人は
パネルシアター乱入時の京介=自分になってる事に気付いてくれないかなぁ
最終回の京介の動向によっては「=」が「>」に変わるかも…


そういや例の白い鬼ですが今思えば明日夢でもおかしくない気がしてきた…
いや、予告カットの流れと色が白いところが気になるんですよ
どちらでもない可能性も残ってますけどね


泣いても笑っても次で終わり!でもできるなら
泣き笑って「いい最終回だった!」とここに書き込みたい!

さらば桐矢京介!!

(泣き笑ってまではいないが)いい最終回だった!
もう言わずもがなですが僕にとっては京介が
変身、人助け、明日夢との和解を成してくれたのがなにより嬉しいです
そのうちお絵描き板に京介変身体描かなきゃ!
(将来、響鬼の名を襲名して響鬼(きょうき)になるに一票!)


それ以外をの要素を挙げると
1 清めの儀式のスルー
これはもう製作者側も一番の見どころはここではないと言ってるんでしょう
2 洋館夫婦の結末
京介変身に次いで面白かったシーン てゆーか「夫婦をやっつけて終わり」なんて
有り得ないと思ってたんで…
アレを思い出すなぁ ダイレンジャーの最終回(シャダムも泥人形だったっていう)
あれは中国の陰陽の関係を意識したのか知らないけど
悪と正義、片方だけが滅びる事はないってラストでしたね
(それをもう少し希望が持てる終わり方にしたのがデカレンジャー
響鬼魔化魍をやっつけて終わりってのはないだろうというのが新旧関係なくファンの意見の多数だったので
これは妥当だなと、しかも逆らわずに餌をもらって生き延びてるというのが
スーパー姫&童子との対比になっている
3 ラストのヒビキと明日夢
ちょっと余計なセリフがあったかなぁ…
「俺についてこい」ってセリフよりあくまで対等の存在として見て欲しかった
あんまり妄想を語るのはアレですが「少年よ」をバックに
ヒビキと明日夢が並んで歩いて曲の終わりと同時に分かれ道をそれぞれ別に歩いていく
…なんてのを考えてたりしてました
まあまた後で見返したら新たな発見があるかもしれませんけども


あと、「ずいぶん素直に作ってるな」という印象を受けました
高寺Pのプロットをかなり守って描いてるというのは本当かも知れませんね


確かに見せたい事を見せるために多少ムチャしてましたが
その「見せたい事」が「見たい事」と重なってたので楽しく見れました
僕は文を書くときも言葉の正しさより語感を気にする方なので
そういうのが肌に合ってます
平成ライダーの終盤をこんなに食い入って見たのは初めてでした
ありがとう響鬼!ありがとう京介!


俺は響鬼の終盤が


大好きだ!!!



最後に…
間違いなくスタッフ(というかテロップ?)の違いに驚きすぎて
前半後半ファンともに色眼鏡をかけてしまっているところがあると思います
いずれ何年か経ってその色眼鏡を取り払える日が来るといいなぁ…
一番の勝ち組はリアルタイムでそんな問題関係なく楽しんだ人ですね