世界で一つだけの機能


削る - jkondoの日記
http://d.hatena.ne.jp/jkondo/20080323/1206229362

サービスの個性を作るのは、何をつけるかと同時に、何をつけないか、何を削ったのか、ということがとても重要だ。そして、付けたものに比べて削ったものについて論評されることは非常に少ないために、削る事の重要性はあまり注目されていないように思う。「考えうる限りの機能をくっつけたフルスペック製品」みたいなものを考えるのは案外誰でもできるものだが、不要なものをばっさり切り捨ててユニークなものを作り上げる事ができる人は少ない。


このことについて、今働いている会社では最低月一で話をしているのだけど、まったく理解してもらえない。


以前、仕事をもらっていた会社の社長さんも同じようなことを言っていて、大きくなれる会社、長く続く会社を作る人は、世界で一つだけの技術やサービスを持っている、と。「考えうる限りの機能をくっつけたフルスペック製品」はやっぱり多くの人が思いつくけれども、それによる会社が負うリスクも大きく、零細企業ではそれを保守していく体力維持が難しいということだった。


現在働いている会社は、大とも中とも言えないから、やっぱ体力のことを考えないといけないと思う。
社員男女比が4:6な感じで、女性はみんな独身だし、このあたりも体力不安なところだと思う。


だからもうそろそろ20匹目のドジョウを追ったり、フルスペックっていうかごちゃ混ぜなものを作ったりするのは流石に不安を覚えて仕方がない。世界で一つだけの機能を実装しましょうよ!*1


でも、逆に自分たちには世界で一つだけの技術を要求されているのだろうか・・・
なんか、お前の代わりはいくらでもいるんだよ!って確実に思われてるなぁ・・・

*1:ここだけ読むと中二っぽい