健康第一が経済も潤す

渡辺千賀さんのタバコに関するエントリが色々な意見でものすごく盛り上がっているので、ちょっと考えてみたいと思います。

On Off and Beyond: タバコ業界・反論の反論の屁理屈

喫煙はほとんどの病気に対して有害なんでしょうが、最終的にタバコを吸ってても、吸って無くても人間みんな死ぬわけで、結果として必要な医療費に大きな差が出てくるんだろうか?
喫煙により寿命が縮まれば、社会保障費は安く済みそうな気もしますが・・・
(中略)雇用や税収も含め全体のコストはどっちが社会全体の利益になるんだろうか?

「喫煙者は早死にするから安上がりジャン」というのは、結構画期的意見だなぁ、と思います。でも証明は難しそう。というのも、これを調査して得する人がいない、、、タバコ会社が「いや、みなさん、タバコを吸うと早死にするから、トータルコストが下がるんです」って・・・・言えないですよね、やっぱり。"

これはもちろん健康で長生きした方が、本人も周りの人も世の中全体もプラスになると私は思います。
なぜかというと、タバコ等で病気になって働けなくなってしまうと、本来その後生み出すはずだった価値が生み出されないことになるからです。なにより価値うんぬんもそうですが、健康で長生きした方が本人も周りも幸せですよね。

タバコによってタバコ産業や医療産業が潤うという説もありますが、これも本来健康で創り出すはずの価値がそっちの産業にとられているだけで社会が潤うわけではないと思います。むしろトータルでマイナスなはずです。
何より国益を第一に考えるアメリカが自国民にタバコを吸わせないことが、それを現していると思います。


まあそんなに難しく考えなくても健康で幸せが一番だと思います。


#追記
しかし、千賀さんのエントリは本当に知的で勉強になるテーマが多いですねー。感心しっぱなしです。