その先にLove

田さん(id:umedamochio)と茂木さんの「フューチャリスト宣言」を読んでいます。僕の好きな二人の共著ということで、たまりません。じっくり読みます。
さて、まだ途中ですが、気になった言葉がひとつ。「Information wants to be free.」というもの。

インターネットの精神・特徴のひとつに「オープン性」「無料」というものがありますが、これをよく表している言葉ですよね。


、なぜだろう、と考えてみました。なぜ、情報は自由に無料になりたがるのか。なっていくのか。

それはきっと「その方が世の中にとって良いから」なんだろう、という当たり前だけど深い結論に至りました。
以前『豊かになる法則』というエントリで書いた様に、貧乏臭いことをしていると貧乏になります。人はしあわせになりたいので、世の中は基本的に豊かな方向に向かって行きます。そこで、情報を制限して自分だけそれによって得しようなんていう貧乏臭いことをしていると、周りはもちろん、その人にとってもいいことないんですね。
だから、情報は外に出たがる。世の中を豊かにする方向に動きたがる。


じ様に考えると、「Technology wants to be free.」なんてのも言えそうです。どんどん使った方が世の中が豊かに皆がしあわせになるものは、広がる方向に不思議な力が働く。だから既存の特許や知的財産の考え方は変化せざるを得ないでしょう。


さらに言えば「Happiness wants to be free.」も言えると思います。しあわせは、自分だけで囲っておくものではないし、お金で得られるものでも、キープできるものでもない。そんなことをしていたら結局離れていってしまう。

「人を喜ばせたとき、人は一番しあわせになれる」という言葉があるように、しあわせをfreeにしてあげる(人に無償で奉仕する)のが、しあわせになるコツかもしれません。
あ、これが「Love」なのか。