座布団が行司にクリーンヒット

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除外になりたいがための登録

馬三郎タイムズ コラム | 馬三郎25時 どうにかならない?OP特別

 “G”の付く重賞戦とは違い、前のレースで抽選除外になった場合に発生する「優先出走権」を使えるのがオープン特別戦なのだが、この権利を持つ馬が多数いるため、権利なしの馬ではゲートインすらできないのが現状だ。
 そんな状況だけに「うちの馬も権利を取らなくては〜」と当然、どの厩舎も躍起になっている。先週、土曜東京メーン・ペルセウスSの除外馬は何と52頭で、中には「この馬、ダート千四なんて本当に使いたいの?」と思える馬が多数含まれていた。JRAが定めるルールで出走確定順が決まっているので、99・9%権利が取れるというだけで登録しているのが本音のところ。また、現行のルールではそうせざるを得ないのも致し方ないのだ。

ホクトスルタンスプリンターズSに登録したのも、アイルランドトロフィーに出走せんがためだったといいます。
中には除外になろうとして抽選に通ってしまった馬もいるようですし、この除外による優先出走権はもはや
本来の意味を成さなくなってしまっていますからね。ダート馬なら地方移籍もありますが芝馬は無理ですし…。