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全現役競走馬の中で、走破距離No.1はどの馬だ

トウカイトリック | 競走馬データ - netkeiba.com
昨年暮れに10歳でステイヤーズSを制し、今年でめでたく11歳となり万葉Sに出走したトウカイトリック
その総走破距離は昨年の段階で156kmを越え、今年の万葉S出走で170km近くまで伸ばしました。
JR東海道新幹線の東京駅―名古屋駅間が342.0kmだそうなので、ほぼ半分は走破したことになります。
東京駅・名古屋駅からほぼ中間の、静岡駅くらいまでには来たことになりますね。


ここで気になるのは地方競馬所属馬はどうなのか、JRAも含めた全現役No.1走破馬はどの馬なのかという点。
競馬ブック』で昨年暮れの坂井直樹氏のコラムによると、トウカイトリックのあの偉大な記録を
30kmほど越えている馬が地方にいるのだそうです。コラム時点で走破距離183.620km、トウホクビジンです。
トウホクビジン | 競走馬データ - netkeiba.com
今年1月に川崎の大師オープン(1,600m)を走ったので、現時点では185.220kmということになるでしょうか。


トウホクビジンは110戦して10勝、現在でも全国交流競走で勝ち負けを続けられるまさに鉄の女。
しかし地方競馬には出走回数だけならトウホクビジンにも負けない「鉄の馬」はまだたくさんいます。
その中でも現役最多出走馬こそがイコール「現役馬走破距離No.1」馬なのではないか?
という仮定の上で出てきたのが、そう、現在でも最多出走記録を更新し続ける、高知のセニョールベストです。
高知競馬のセニョールベストが最多出走回数記録を更新し続けている - 座布団が行司にクリーンヒット
セニョールベスト | 競走馬データ - netkeiba.com
ここからは出走歴から完全に手集計となりましたので、計算違いがあったらすみません。
しかし大体の数字は合っていると思います。単純にレース走行距離を足し算し続けた結果その走破距離は………?


なんと!



473.000km!!
467.400km!!
(2013年1月26日現在、失格は一応走破したのでこれを含む)


(追記:Excelで計算し直した結果、数字の間違いが発覚しました。最初からこうしとけばよかった…)
これはもう、現段階での日本一確定で間違いないのでは? 他に候補馬がいたら教えてください。
先ほどの東海道新幹線の例で言えば、東京駅からあと少しで京都駅に着いちゃうくらいの距離です。
セニョールベストはまだまだ現役続行しそうな雰囲気ですし、次は新大阪辺りまで行っちゃってほしいですね。
ちなみに京都〜新大阪間は39kmほど。高知の主戦場である1300m戦ならばあと30戦すれば到達します。
…なんだか行けそうな気もしますねぇ。最多出走記録更新とともに目指せ! 東京〜大阪片道きっぷ!