「レボリューション」はHDをサポートせず - Nintendo iNSIDE

正式に公表されちゃいましたねぇ。先日の、朝日新聞の記事で岩田社長がそういった発言をしていたので、まあそうなりそうな気はしていましたけど。
とりあえず、これでレボリューションの目は消えたかな。少なくとも、HDに対応しないものを「次世代機」とは呼びたくないですね。インタフェースとかそのあたりで工夫してくると思いますけど、それはあくまでニンテンドーDSと同じ、「別のベクトルの機種」という感じです。
自分の以前の記事で述べたように、これからの時代はHDが必須でしょう。HD対応ディスプレイが増える中、いつまでもVGAで遊ばせる、任天堂の気がしれません。「唯一の未来でない」と言ってますが、そんなのはいいわけ。HD対応していてもSD出力は当然できます。だから、それを理由にHD対応しないなんて、単なる怠慢ですね。
HD対応でないことから、次世代機におけるマルチプラットホーム戦略からもはずされそうですし、ソフトの面でもやはり任天堂が中心となるでしょう。サードも、独自のソフトで対応せざるを得ませんし、ソフトの面ではやはり不足しそうな気もします。ニンテンドーDSはそれなりに手軽に作れているようですが、Revolutionではどうなんでしょうね。ニンテンドーDSGBAで対照していただけに、サードもついてきましたが、据え置きでは大敗しているだけに、サードもそう簡単にはついてこないと思います。
あとは、もうインタフェース部分にかかってますねぇ。これがたいしたオドロキがなかったら、もう任天堂の据え置きは終了でしょう。もし、任天堂が据え置きで勝ってしまったとしても、それはゲーマーとしては微妙です。綺麗なグラフィックの対策を、携帯でも据え置きでも遊べないゲーム業界は、ある意味つまらないですから。
とはいえ、別のベクトルとして生き残る可能性はあるとは思いますけどね。次世代機としてPS3、別の独特なゲームを楽しみお手軽なゲーム機としてRevolution、というのが、もしかしたら任天堂の描くビジョンなのかも知れません。