ドーハアジア大会2006「開会式」がすごい件

いよいよWii発売日、ということで2chの行列情報などをチェックする間、TVでやっているアジア大会の開会式を見ているのだが、これがすごいクオリティ。映画、アトラクション風でCGばりばり。CGシーンはHD映像でTVに直に流されたりして、相当にクオリティ高いです。さすがは金を持ってる国だけあります。是非チェックしてみてください。

Wiiインタビューの締めで岩田社長自らがコメントと謝罪

Wii発売当日まで、いろいろと情報を収集し、エントリにしてきた自分ですが、期待が大きい分、ちょっとした任天堂の不手際にも厳しくつっこんできました。つい先日も、急遽延期したD端子ケーブルの件で、かなり主観的な視点ではありますがキレたコメントを書いたものです。

わぱのつれづれ日記 - WiiのD端子ケーブルの発売延期?!

基本的に、自分は無責任にきれい事を述べることが多く、自分に批難された側がそれをまともに解消することは、並の企業ではそうできることではありません。一般人から見て「ずれてるなぁ」と多くの人に見られていても、そのズレをそう簡単に補正できるものでは無いと思います。

しかし、任天堂が面白いと思えるのは、やはり岩田社長の存在です。自分が今まで見てきた中で、これだけ尊敬できる経営者は見たことがない、という印象ですね。天才的な強さ、度胸、判断力、というのはたしかにちょくちょく見るのですが、岩田社長のように理詰めで戦略を練り、消費者から見ても納得できるような形で現実にしていく様は、実に壮観ですよね。

今回、Wiiの国内発売に合わせて、2ヶ月にわたって続いてきた「社長が訊くWiiインタビューが終了しました。細かいWiiの情報が分かるだけでなく、任天堂の思想、仕事の進め方など、純粋にビジネス向け読み物としてもその価値が高い企画だったと思います。そしてその結びとして、岩田社長がコメントをしているのですが、これの後半部分が実に印象的です。

一方で、発売直前になっての「Wii専用D端子AVケーブル」の発売延期で楽しみにお待ちいただいていたお客さまや、直前での変更手配でご負担をおかけしてしまった流通関係者や小売店のみなさまにご迷惑をおかけしていることや、現在実現できたWiiの本体機能が、全て私たちの当初描いた理想通りに実現できているわけではないことなど、数多くの反省点もあります。また、商品は開発・製造して終わりではなく、お客様のお手元で期待通りに動作し、年齢・性別・ゲーム経験の有無を問わず誰にでも受け入れていただくことができるまではゴールに到達したとは言えません。その意味で、私たちの「Wiiプロジェクト」はまだ終わっていません。これからも、インターネット経由で本体をアップデートする機能を使って、私たちが考えてきた理想に少しでも近づけることができるように、そして、多彩なソフトやチャンネルが揃うことで最終的に家族誰もが自分に関係のある商品として毎日Wiiリモコンを触っていただくのが当たり前になる日が実現できるまで、私たちはチャレンジを続けていきます。
社長が訊く Wii プロジェクト - おわりに

なんと、このWiiインタビューの締めで、D端子の延期、そしてWiiチャンネルなど本体機能の未実装について、社長自らの言葉で謝罪を述べています。これらのドタバタしたこと自体はやはりほめられた物では無いと思うのですが、こうして自分などの一部で不満の声が上がっているものに、即座に社長自らが謝ることができるというのは、正直なかなかできるものじゃないでしょう。「仕様だ」と開き直ったり、情報を隠しておいて「この程度なら気にならない人もいる」など後からコメントしたりと、どうしてもまず「ご迷惑をおかけしてすみません」と言った謝罪の言葉を出せない人・会社の方が、世の中ではむしろ多い気がしますので。このあたりの消費者の意識に敏感に対応するところには、やはり岩田社長のすごさを感じてしまいますね。こうした反応を返してくれるからこそ、自分も安心して、一消費者としての結構厳しい批判も言えるというものです。

もっとも、岩田社長がいくら敏感に対応していても、実際に手を動かして開発などを行うのは、その他任天堂社員です。Wiiインタビューのゼルダ関連を見ていても、様々なメンバーがいるときに、一定のクオリティを保ったソフトを提供していく、というのは並大抵のことではないことが分かります。SDカードがファームアップしないと使えないらしいですが、そうした面も含めて、任天堂技術者の方々にはなんとか頑張って欲しいですね。岩田社長のビジョンが、消費者の目線から見てぶれが非常に少ない以上、あとはいかにその他技術者がそのビジョンを実現していくか。今回のWiiではかなりばたばたしたところが多いですけど、こうしたトラブルを解決していくことで、長期的に見れば任天堂の底力アップが図られていくように思いますね。

株価も上場以来最高値をつけ、非常に調子のよい任天堂。マネジメントでは岩田社長が非常に優秀、さらにクリエイトでは宮本茂氏がいるという、強力な態勢。他の陣営がいまいち突き抜けたような展開ができない以上、現状では非常に強い位置にいると思われます。後は、自分がもっとも懸念している「事故・傷害」関連への対処だけですね。今回の締めのコメントでも、それらには触れられてませんでしたし。製品安全について非常に消費者の目が厳しい昨今、大きな事故などが起きると、今の任天堂の優位さも一気にひっくり返ってしまう可能性があります。訴訟云々だけでなく、とにかく「消費者が被害を受けることがないこと」を実現すべく、しっかりとした対応を取っていただきたいものです。岩田社長の手腕に、今回も期待させていただきます。

大手量販店、Wii1000台以上入荷も早朝に完売続出

いよいよ、Wiiが販売開始されました。自分も、量販店で買った方が安いかな、と思って始発ぐらいで行こうかと思っていたのですが、2chやブログなどを見ていると、そう言うレベルの話ではなく、始発前に続々と売り切れ報告が。一応開店時間は遅いものの予約済みではあるので、おとなしく寝ることにしました。

【東京】ヨドバシカメラは新宿、秋葉原ともに完売に! / ファミ通.com
ファミ通 ニュースエクスプレスブログ
【緊急レポート】今回は物を売るっていうレベル? Wii発売カウントダウン!(最終版)
■Weblog Behavior::■wii並んでます

そして、若干寝坊で8時に起きて、状況を見て唖然。ヨドバシやビックカメラなど、大手家電量販店は1000台用意している店舗が複数あったにもかかわらず、それらは始発組だけで速攻完売してしまった模様。2cやinsideの情報によると、各店舗以下のような完売時の整理番号or入荷予定数だったようです。(あくまでアバウトな数字なので、具体的な数は今後出てくると思いますが。)

【行列速報】 ヨドバシカメラマルチメディア梅田、2800台が完売!(8) - Nintendo iNSIDE
【行列速報】 ビックカメラ有楽町店、1500台完売 (5) - Nintendo iNSIDE

ヨドバシ
秋葉 1200
新宿西口 1000
錦糸町 1000
町田 1800
川崎 2000
横浜 1600
梅田 2800
ビックカメラ
池袋 1000
新宿 1000
有楽町 1500
名古屋 400
難波 600

PS3は入荷数が少なかったため、1000台以上確保できたのは有楽町ビックやヨドバシ秋葉などかなり限定的でしたが、Wiiはかなり均等にばらけてますね。それでも、PS3以上の行列でどれも完売というのはすごいことです。


こうした状況を、日テレで詳しく報道されていたらしく、早速YouTubeに投稿されていたので紹介します。

この動画を見ると、池袋ではちょっと混乱もあったようですね。実況スレ見ていたときにはあまり気が付きませんでしたが。マスコミ的には、ひたすらそうした混乱を狙っていたのかも。全般的には、PS3のときのような転売屋だらけという状況ではなく、上記番組のようにいわゆる「DS世代」のライトユーザが非常に多い印象ですね。ただ、これだけ速攻で売り切れてしまうようだと、北米と同様Wiiがかなりヤフオクに出展されてしまいそうな予感がします。

有楽町であったカウントダウンイベントは、岩田社長や宮本茂氏といったビックネームがこないかと関心があったのですが、なんとVIPは「ぬいぐるみのソニック」だった模様。…行かなくてよかったw。ちなみにアキバヨドバシルイージらしいw。
ニュースエクスプレスブログ

正直、Wiiをなめてましたね。ヨドバシとかに開店前に行けば買えるかと思いましたが、DSLite品薄の影響かみな「早めに買いに行く」ということに慣れてきたのかもしれません。ともかく、自分もゲームショップ開店が待ち遠しいですね!

Wii用コンポーネントケーブル到着

WiiD端子ケーブル発売延期の情報が入り、急遽通販で注文したコンポーネントAVケーブル。悪名高い佐川急便ということで遅くなることを覚悟していましたが、先ほど指定時間通り到着しました!

肝心のWii本体がまだですがorz

Wii本体レビュー

昼からずっとゲームをプレイし続けていました。ただ、WiiSportsで汗かいてきたので、休憩の意味も込めて、本体のレビューでも。まあ、すでに購入されている方もレビューを載せている方も多いと思いますけどね。

意外と重いパッケージ

まず、Wii本体のパッケージですが、購入した時点で分かるのですけど「想像以上に重い」です。箱が小さいだけに手軽に持って帰れるかとと思いましたが、自転車で手に本体の入ったバッグをぶら下げて帰るのはかなりしんどかったですね。本体の中で、特に重量を増す要因となっているのは、大きめのACアダプタと、なんといっても本体自身です。

ACアダプタはある程度重いというのは経験的に分かっていたのですが、Wii本体がこれほど重いとは思いませんでしたね。重さの要因としては、ヒートシンクぐらいですかね?ノートPCなどと同様、小さい筐体に部品を詰め込むと、重さがぐんと重くなっていくというのは、まあ当たり前と言えば当たり前なんですけどね。ただ、せっかく持ち運び可能な大きさの割には、重いので持ち運びは多少しっかりした鞄が必要そうです。

取り外し可能なGC関連の蓋

Wiiゲームキューブとの互換性を維持しているのですが、そのコントローラポート、メモリスロットはWii上部に蓋によって隠されています。実際、ここにGCのコントローラをさして使う人などは、この蓋部分がぶらぶらして面倒に感じそうですが、最初からこの蓋の部分はとれるように設計されているようです。

上記写真の一番左の図に書いてあるように、いったん蓋を縦になるまで開けた後、その蓋の下の部分をWii本体側へと押し込みます。最初、「1」という数字の図を見て接続部分を左右から押してしまいましたが、それは違いました。一番左側の○で囲まれた図の矢印方向に押す形なのでご注意ください。正しく押せばほとんど力入れずにとれるので、無理に力入れて壊さないよう気を付けましょう。うまくとれると以下のような感じになります。

質感の高いWiiリモコン&ストラップ

Wiiリモコンについては、WiiTVリモコンのときに詳細なレビューをしているので省略します。写真撮影の下地に使っている、Wii体験会でもらった手提げ袋に書かれたリモコンの絵が、実は実寸大だったことに気が付いたので、WiiTVリモコンと並べて撮影した画像を載せておきます。

あと、何かと話題になっているストラップについて。付け根の細いところは、通常のストラップとたいした差は感じませんね。ただ、そう簡単にキレる物ではないように見えますが。また、何気に手首部分の質感もいいですし、プラスチックの部分もWiiっぽく角が1つだけ取ってあったり、Wiiのロゴが刻まれていたりと、こった作りになっています。


P.S.
ストラップは、最初からリモコンについています。このあたりも、任天堂の危険性への配慮が伺えます。

ストラップとの接続方法が特殊なヌンチャク

ヌンチャクも、すでにレビュー済みですが、やはり非常に小さいですね。ただ、座ってプレイしていたりすると、その接続部分のひもが身体に当たってちょっと鬱陶しいですが。また、このヌンチャクとWiiリモコンをつなぐ際も、安全を考えてコネクタ部分にストラップをかませるような作りになっています。WiiSportsなんかだと、ヌンチャクがいるのはボクシングだけなので、脱着のたびにストラップをかませるのは面倒ではありますが、こうやって任天堂がアピールしていると言うことは、危険性があることを認識しているということでしょう。子どもがヌンチャクを本当のヌンチャクのまねして振りまわした際、コネクタ部分がはずれてリモコンがすっ飛んでいくのを防止する役割があるんじゃないかと。このあたりも、自己防衛が重要です。

その他アクセサリ

その他については、特別多く語ることはないので、とりあえず写真だけ載せておきます。

センサーバー センサーバースタンド
縦置き台 縦置き台スタンド

全体を通じて

本体のパッケージは、2段組になっていて各パーツにはアクセスしやすく、なかなか取り出しやすいデザインになっていました。個々のパーツも質感が高く、25000円のゲーム機のわりに、なかなか満足度を味合わせてくれる作りになってます。このあたりも、非常にAppleっぽいアプローチですね。なかなか好印象な本体パッケージでした。

Wii本体購入!

いよいよ予約しているゲーム屋の開店時間と言うことで、10分ほど早く店頭へ。小さいショップでしたがすでに人は並んでおり、結局開店後のレジまでに時間がかかり、購入まで30分ほど要しました。ただ、並んでいるところにちょうどWiiの説明書のサンプルが置いてあったので、退屈はしませんでしたが。

で、購入したもの上記の写真になります。具体的には以下の通りです。

以前予約していたものに、ヌンチャクとElebitsを追加した形ですね。Elebitsだとヌンチャクスタイルでの3人以上の対戦がありますので、念のため品薄気味のヌンチャクを追加した感じです。Elebitsは入荷数がギリギリだった感じです。価格は5万円強。結局大台に乗ってしまい必ずしも安いとは言えませんが、PS3廉価版+ソフト1本より安い値段でこれだけのボリュームそろえられれば満足、という感じですかね。

昼前には購入できていたのですが、購入後写真をあれこれ撮ったり、説明書しっかり見たりとしているうちに、プレイするまでに2時間ぐらいたってましたw。本体設定や各ゲームについては、ぼちぼち書いていこうと思います。まずは堪能、堪能。