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2007年04月23日(月) 再上陸

海外大手ゲームサイト「GameSpot」が日本に再上陸〜今度の運営元はCNET

ファミ通で有名なエンターブレインが大きな影響力を持っている日本のゲーム業界。電撃なども頑張ってはいる方ですが、各種マスコミが意見を聞いたりするのはエンターブレインばかりで、ある意味一強の状態。その割にはレビューがいい加減だったり、偏った情報を載せたり、偏見の入った社長発言など、ファミ通を買わない層にまでいろいろな意味で影響を与えてしまっている、ある意味いびつな状態となっています。

こんな状況の中、海外のゲームマスコミの最大手であるGameSpotが、このほど日本版のサイトを設立しました。

GameSpot Japan


2度目の日本版「GameSpot」〜今度は本家踏襲

GameSpotは、実はこれが日本進出が初めてな訳ではありません。以前はソフトバンクが日本版を手がけていました。このあたりはNintendo insideさんの記事が分かりやすくまとめられていますね。

さようならGAMESPOT JAPAN - Nintendo iNSIDE

1997年から7年間ということで、ネットでのゲームサイトとしてはむしろ老舗に当たる感じですね。ただ、当時は本家GameSpotとはあまりコンテンツが共通化されておらず、日本は日本で独自にやっている印象でした。

それに対して今回の日本版では、見た目のイメージは本家のGameSpotによく似ています。画像やレイアウト、配色などは本家を踏襲していますね。

GameSpot

また本家GameSpotは動画を大量に配信していたりしますが、この日本版でも早速100MBを越える動画を配信したりしています。日本ではゲームニュースサイトでの動画配信はあまり発達しておらず、日本のファンでも2chなどに貼られたリンクから海外サイトを見に行くことが常でした。

最大手のファミ通なんかが最近動画をちょくちょく流し始めましたが、動画の中にはわざわざ雑誌掲載されたパスワードを入力しないと見られないものなんかもある状態。サーバーの投資を控えていたりするだけなのかもしれませんが、ブロードバンドが世界的にも普及している日本の最大手ゲームマスコミとしてはちょっと情けない状態ですよね。

そうした状況を鑑みれば、このGameSpotJapanの展開で日本でもようやくゲーム動画の配信が盛んになるのかもしれません。できればダウンロードだけでなく、YouTubeなどのようにその場でストリーミング再生してくれるものも用意して欲しいですが。


最大の不安は運営元CNET Japan

以上のように、日本でのゲームニュース配信に対して風穴を開けることが期待されるGameSpotJapanなのですが、不安なのが今回の運営元がCNET Japanであること。

シーネットネットワークスジャパン、「GameSpot Japan」を開設 - CNET Networks Japan

自分的なCNETの認識は「IT業界のスポーツ新聞」。面白い記事・内容を取り上げる代わりに、記事に偏見が混ざったり、一般人のブログがあたかも公式コンテンツと間際らしい形で配信されていたりと、全般的にうさんくささの漂うところがあります。

まあ、その辺のノリは本家CNETもそうであり、型にはまった通常サイトよりもいろいろな見方が見えて面白い、というと評価する人もいるかも知れませんが、CNETは単なる芸風とは言えないレベルでの失態を犯した前科があります。以下のエントリで、その辺をとりあげています。

わぱのつれづれ日記 - E3が閉幕--2006年の盛り上がりはいまひとつ - CNET Japan

わぱのつれづれ日記 - CNETJapanが再び誇張報道

原文の日本語訳記事であるのにもかかわらず、原文の後半部分をばっさり訳さずに全く意味のことなる記事に仕立て上げてしまったり、かなり前に有志ブログなどで訳されて報じられて話題になっていたものをわざわざ誤訳して過激な記事にしてしまったりと、英語→日本語になる段階で信じられないレベルの質の低下を起こしてしまった過去があるわけです。

最近では「音が聞こえない程度であれば問題ない人もいる」という物議をかもした記事を掲載したりしており、別にソニーべったりという訳ではないですが、過去が過去だけに、GameSpot Japanでも果たしてどの程度公平性の保たれた、質の高い日本語コンテンツが提供されるか、不安に見る人もいるでしょう。


ゲームマスコミ業界の変革なるか?!

何はともあれ、久しぶりに登場した大手ゲームニュース配信サイト。ファミ通独裁のゆがんだ構造に終止符を打つことができるのか、それとも相変わらずの提灯・偏見記事満載で腐敗を続けてしまうのか。日本ゲームマスコミの存在意義を問う意味でも、今後のコンテンツ内容に注目して見ていきたいと思います。

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