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わぱのつれづれ日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2008年05月26日(月) 満足

各ゲーム機所有者の動向と満足度について

日頃各種ゲーム機の販売台数などを記録して分かりやすい形で提示されている「マルガの湖畔」さん。

マルガの湖畔

数多くの市場データを収集されており、それに基づいた分析は自分も参考にさせて頂いています。そのマルガの湖畔さんの日記で、2007年のファミ通ゲーム白書に基づき、「各ハード所有者の動向」について興味深いデータと分析を公開されています。

  • PS2を稼働しているユーザーは前年より593万人減少し、PS2所有者は他ハードをDS:PSP:Wii=2.5:1:1ぐらいの割合で所持しており(複数所持有)、PS3とxbox360はそれぞれ0.2と0.1ぐらいと大差を付けられている。
  • PS2所有者の最も満足度の高いハードはWiiであり、DS、PS3と続く。PS2もまだ稼働しているものの、上記3ハードへのシフトが進んでいる。
  • PS2,DS,Wii所有者に共通してもっとも満足度の高いハードはWiiであり、逆にPS3及びxbox360所有者においてはWiiの満足度は低い。
  • PSPは全体的に満足度が低く、(PS2を除き)もっとも満足度の低いハードとなっている。
  • xbox360所有者のxbox360ソフトプレイ時間は他ハードに比べて極端に低く、PS3所有者率が極端に高い。というか、ぶっちゃけ全ハード所有してるんじゃないか?という数字が出てる。

 [ 結論 ]

 PS2層の他ハード所有比率は現行のハードの普及台数比率とほぼ等しく、どのハードに偏って移行しているという状況は見受けられない。複数ハード所有して、PS2でも欲しいソフトが出ればまだ買うという当たり前の状況となっている。

DIARY 5/25


PS2ユーザーにも受けられているDSとWii

PS2に集約されていた前世代のゲーム機市場と違い、今世代のゲーム機はWiiといいDSといい、PS2とは若干異なる毛色を見せています。どちらも、新規顧客に積極的にアピールし、それに成功して一気に市場拡大を果たしているんですよね。一方で、PS2時代のゲームに熱心なコアゲーマーの人たちからは、相対的に比率が小さくなってしまったこともあってか、任天堂の路線に不平を漏らすことが前々から根強くありました。

ただ、このマルガの湖畔さんのデータを見ると、PS2所有者でも、別段PSPやPS3、Xbox360といったハードに偏ることなく、普通にDSやWiiも購入していることが分かります。世の常ですが、「不平を持つ人のみが発言し、それが目立つ」ということが度々あります。そのため「PS2ユーザーにWiiやDSは受け入れられていない」という錯覚を起こしがちですが、結局大勢としては大体市場動勢とそこまで剥離していない、ということでしょうか。まあ、PS2は国民機ですし、その所有者もピンキリでしたからね。


「HDゲーム機を所有しているかどうか」で変化するWiiの満足度

一方、満足度についての結果も面白いですね。Wiiの満足度はPS3やXbox360を持っていなければ高く、HD機を持っていると低くなると。つまり、「HDゲームを知ってしまうと戻れない」ということは確かにあると言うことでしょうか。自分もWiiは毎日WiiFitをプレイしてますけど、グラフィックについては当初からがっかりしていましたしね。せめてアンチエイリアスだけでももっとリッチだったらだいぶ違ったと、今でも残念に感じます。

ただ、この結果で大きいのは「HDゲーム機を買わなければWiiで十分満足する」ということ。現行の、DVDで満足してBDまでいらない、という声と似ていますよね。二つを見比べて見れば違いは一目瞭然ですが、現時点で目の前にあるものに満足している以上、あえてさらに上のクオリティのものに高い金を出して移行しようという感覚は起きないのかもしれません。

「大型HDTVにSDゲーム機を映すと汚くて我慢できない」という声をよく聞きますが、結局ゲーム機の本質はゲームそのものなので、画面が汚い=ゲームがつまらない、我慢できないというのとは違うと思うんですよね。HDTVを持っていても、PS2でまだゲームが出るので普通にHDTVでプレイしている人もいるでしょう。任天堂のゲームなどは特にグラフィックに頼ったゲーム性を取っていないこともあり、現状のWiiで満足しているユーザーが、今後画質に不満をもってHDゲーム機に自然移行するかというと、そうでもないように感じます。


もう少し時間のかかりそうな国内HDゲーム機市場の立ち上がり

ユーザーがHDゲーム機に移行するには、やはりソフトがそろってくることが重要でしょう。ただ、あいにくPS2で新鮮な有力タイトルが少なく、PS1やSFC時代から続くような続編ものばかりでは、経年によりそのタイトルのユーザーが減っていることを考えると難しいところもあります。PS3ではPS2の人気作品の続編はすでに結構出ている訳ですしね。

こうした傾向を考えると、いわゆる日本でのみ流行っていたゲームをHDゲームで存分に楽しむ、というのは市場動向的に厳しいと言えるのではないでしょうか?そう言ったゲームは、結局PSPやWiiといった非HD機での発売になってしまいそうな気がしますね。海外で勝負できそうなタイトルだけ、HDゲーム機マルチで発売というところでしょうか?

SFC、PS、PS2とこれまで世代を経るごとによりリッチなグラフィック・ボリュームのゲームを楽しめることを当然としてきたゲームファンとしては、今世代の展開は歯がゆいものかも知れません。ただ、市場動向的に急激なHDゲームへのソフト移行が起こることは無い感じですし、HDゲームを切望する方々もある程度ゆとりを持った気持ちで、SD・HD・携帯といったものをまんべんなく手を出して楽しむのも一計かもしれませんね。実際、そういったユーザーもかなりいるようですから。

どんちゃんどんちゃん 2008/05/26 12:55 「大型HDTVにSDゲーム機を映すと汚くて我慢できない」というのは、そういうことではないと思いますよ。
実際にやってみればわかることなんですが、SD画像をHDTVで映した物を長時間見ていると非常に目が疲れます。
ただし、これはアップコンバートの性能次第なので、そんなことないという意見もあるかと思います。今のPS3のアップコンバートはDVDでもゲームでも良くできているので、以前よりは不満を言う人が少ないんじゃないかと思います。もちろん、PS3だけじゃなくてHDTV自体のアップコンバート性能は上がってきています。3年前とは雲泥の差と言っても良いのではないでしょうか。

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