社長が訊く「ニンテンドーDSi」公開〜ダブルスロット構想などの秘話も
11/1に発売される新型DS「ニンテンドーDSi」。
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スペック的にはあまり大幅なアップグレードは目立たなかったDSiですが、発売を前にして恒例の岩田聡社長がインタビューワとして社員と語る「社長が訊く」のDSi編が公開されています。
Touch-DS.jp - 社長が訊く『ニンテンドーDSi』
内容としては、あくまでDSの範疇の中でどういったフィーチャーを取り入れていくか、その取捨選択のあれこれや、スピーカーなどの細かい改善点に触れている形ですね。
当初はダブルスロットも計画〜最終的には没に
個人的に、このインタビューで書かれていた話で注目させられたのは以下のところです。
岩田
うーんと、その「ある仕様」は、
きちんと言っておいたほうがわかりやすいですね。
ええと、当初のニンテンドーDSiは、
DSソフトが2本ささるようになってたんです。
Touch-DS.jp - 社長が訊く『ニンテンドーDSi』
なんと、DSiは当初ダブルスロットで設計されていたそうです。結果的に想像以上に厚くなり、社内レビューでの反応が悪かったことから没になったようですけど、個人的には非常に惜しいと思ったところです。
最近はあまりDSをプレイしていませんが、一時期は「おいでよどうぶつの森」、「もっとえいご漬け」「TOEIC DSトレーニング」あたりを毎日数分ずつプレイしていたんですよね。
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こうした、毎日必ずプレイするゲームがあると、別のゲームをするためにDSカードを入れ替えるのが鬱陶しくなり、そのゲームしかプレイしなくなってしまいます。本当はどれもちょっとずつやりたかったんですけどね。Wiiも現状、WiiFitがその状態。ですので、前々からDSにもWiiにもカード・ディスク複数挿入できる機構が欲しいと思っていたのです。それがせっかく製品化一歩手前まで行っていたのに没になったとは、非常に残念です。
要するに、既存のユーザの買い換えか、新規顧客獲得かを比較して、新規顧客を重視したということですよね。ソフトの売上を増やす上では、その戦略は正しいのでしょうけど、既存ユーザとしては残念なところでした。
電源入れたままカード抜き差しOK
その他に面白いところとしては、カードの抜き差しが電源を入れたまま出来るようになったことですね。
これまで、DSカードをメニュー画面で確認はできても、電源を入れる前に挿入していないと認識しませんでした。それが、DSiは電源を入れたまま抜き差しできるようになっており、その認識もかなり早いのがいいですね。
この機構の変化は、もしかしたらマジコンへの対策なのかもしれません。カードを認識する前にワンステップ入れることで、不正なDSカードをはじける作りになっている可能性がありますね。
今日から予約解禁〜出荷数は少ない?多い?
Amazonでは今日から予約開始。店頭でも、予約受付が開始されているところがあるようです。
Ristrettoさんの記事を見ると、出荷はそれほど潤沢ではない可能性もありそうですね。PSP新型が供給潤沢で初週14万という形でしたが、果たしてDSiはどうなるか。
個人的には、11/1に発売される「歩いてわかる 生活リズムDS」が非常に気になっています。
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WiiFitでダイエットし、今も体重維持はしているのですが、万歩計は前々から欲しいと思っていたんですよね。ただ、記録をメモるのが面倒ですし、PC連動できる万歩計は結構お高い。それに対して、この生活リズムDSは5800円と手頃な価格で、万歩計付き。しかもこの万歩計が非常に高性能で、液晶こそついていないものの、1分単位で1日の歩数経過(生活リズム)が分かり、なおかつ1週間分の生活リズムと1ヶ月分の歩数も記録されます。
雰囲気もWiiFitに似ており好印象。できれば、2つ付いている万歩計を1つにして4800円で売って欲しかったところですが、DSiと同様「家族でDSを持っている人口を増やす」という目的からすると、こうした戦略になるんでしょうね。DSiといいこのソフトといい、相変わらず任天堂の戦略は徹底してます。
個人的に、生活リズムDSを機に再びDSを起動する可能性もあるので、ちょっとDSiにも興味が出てきたところ。果たして11/1、DSiの出荷はどうなるのか?手軽に購入できるのか?同発の生活リズムDSはどの程度受け入れられるか?平日でなく土曜という曜日でもありますし、色々注目ですね。