PS Vitaの要素をお手軽体験〜内蔵ソフト「ウェルカムパーク」レビュー

昨日はVita本体開梱&設定の記事を掲載しましたが、今度は内蔵ソフト関連のレビューをしてみようと思います。まずは、Vitaのいろいろな操作を体験できるソフト、ウェルカムパークから。

はじめてのWii」的なチュートリアルゲーム

チュートリアル的に5つのゲームが入っており、一通りのVitaの操作を楽しむことができます。このソフトは結構よく出来ていますね。はじめてのWiiっぽいというか。メニューでは5つのアイコンが漂っており、指でタッチするとその周りを囲むように整列されるのはいい感じです。人のキャラをタッチすると、Vita起動時に出てきたPVを見ることも出来ます。

「クイックタッチ」では、3種類のタッチゲーム。一つは表示されている数字を順番にタッチ。重なっている数字は複数回押し、同じ数値が複数ある場合はマルチタッチで同時押しが必要となります。Vitaをちょっと傾けながらマルチタッチとか、結構忙しいです。2つ目は回転する台に数値が載っており、それを数字順にドラッグで剥がしていくもの。台を回して剥がす、という繰り返しですが、回す加減とかが結構微妙な調整が必要です。そして3つめが背面タッチを使ったゲーム。左右の背面タッチパッドを短くタッチすると高く、長く触ると低く下から弾が打ち上がり、それを使って数字順に的を消していきます。ちょっと高さの加減の仕組みがよくわかりませんでしたが。いずれのゲームも基準タイムというのが設定されており、それをクリアするとトロフィーがもらえます。この基準が結構厳しめに設定してあり、クリアしようとすると結構熱くなれました。

「スライダー」は、傾きセンサーを使った単純なゲーム。左右の傾きでキャラを左右移動。奥もしくは手前に瞬間的に動かすとジャンプ。これを使って、次々はずみながら飛んでくる玉に当たらないように表示される星とかをとっていきます。結構微妙な操作まで反映されて、思いの外長続きして面白かったです。

「フォトパズル」は自分でカメラで撮影した画像を使って16パズルとかができます。穴が2つ空き、両端がつながっていて移動できるところが普通のやつと違うところでしょうか。ただ、自分はこのパズルがあまりすきじゃないので、一度9パズルやってスルーしています。

「ループボイス」はマイクを使った遊びで、クリア型のゲームではありません。画面をタッチするとボイスの録音が出来、話すとその音が玉として画面をぐるぐる周り、音がループされます。これをどんどん繰り返すとその音が重なりあって面白い感じなる、というもの。自分の声でやりましたが正直気味が悪いかも。傾きで音の出方が変わったりもします。

「ハローフェイス」は一風変わったARゲーム。カメラで、顔っぽく見えるものを取ることで、その写真から両目と口の位置を認識し、写真が顔となってしゃべってくれる、というもの。これ結構難しいですね。ようは両目と口の3つ分が▽に配置されているものを見つければいいのですが、室内だとなかなか見つかりませんでした。成功したのだと、「キーボード(スペースバーを口替り)」、「3つ穴コンセント」とかですね。結構いけそうなものでも、3つの周りに別のものがあると認識失敗したりします。類似度が低いと「変な顔でごめんね」とか言われます。きれいな顔ならトロフィー獲得となります。子供とかが喜びそうなゲームかも知れません。

Vitaを起動したらまず体験

以上、ざっと紹介してみました。全体的に雰囲気もきれいで、ゲームとしてもトロフィー要素は手頃な難易度で熱くなれます。各種Vitaの機能を体験する上でなかなか良く出来たソフトだと思いますね。Vitaの数々の設定がおわったら、まずはこのソフトでVitaの面白さに触れてみるといいと思います。