XboxOne、6/21より予約開始〜タイタンフォール+Kinect付きDayOneエディションも

今世代の据え置きゲーム機として、海外でPS4と熾烈な争いを続けるXboxOne。もっとも、海外でもPS4が価格的な有意さもあって押され気味で、最大の特徴であった「Kinect標準装備」をなくすという苦渋の決断を迫られたりもしていました。
一方、日本ではそもそも360が完全に終息状態で発売もPS4から更に遅れること7ヶ月の9月という状態。正直日本では勝負にならない感じもするのですが、いよいよ日本での販売についても動き始めるようで、6/21から予約開始となっています。

XBOX ONE Kinect

Xbox Oneは6月21日から予約受付開始。日本版Day One にはタイタンフォール他ソフト2本同梱 - Engadget Japanese

価格はすでに税抜でKinect抜きが4万、Kinect付きで5万と発表されていましたが、今回海外でも展開されていたDayOneエディションが発表となりました。同梱のソフトはPS4との最大の差別化要素であるタイタンフォール、そしてKinectスポーツ。値段はKinect付きと同額の5万円。これは現状XboxOneをロンチで買おうと思う人ならDayOneを選択することでしょうね。Kinectの価値が標準でなくなったことでガクッと落ちてしまったのが残念ですけど。

さらにソニーがXboxOneのこの予約開始の発表にかぶせるかのようにニュースをかぶせてきました。

「Destiny」,PlayStationプラットフォーム独占で9月11日に国内発売 - 4Gamer.net

Xboxの看板タイトルHaloを開発したBungieの新作「Destiny」。もともと各種展開でPSよりの形をとっていましたが国内に至ってはPSハード独占になってしまったようです。DLCの時限独占とか先行発売とかいろいろとサードと契約してファーストが自社ハードの売りにしますが、国内独占ぐらいなら安く契約できたってことなんでしょうね。ローカライズ費用の負担とかその辺で。360の時でもすでに日本だけPS独占みたいな展開は他でもありましたし、発売前からこういう発表が出るとXboxOneにはマイナスでしょうね。

もっとも、国内では洋ゲーはまだまだ下火ですのでこのDestiny独占がどの程度影響があるのか。そもそものXboxOneを買う人が相当な物好きでしょうからね。個人的には360ユーザーでDayOneエディションにちょっと惹かれるところもあるんですが、PS4すら持て余している状況でMS独占ゲームも特に興味ない自分としては、Kinect標準が外れた今なかなか購入する理由が見つかりません。結構かさばりますしね。むしろPC新調しようかと思うような状況ですし。

ともあれ、これからどういった販促をMSが行ってくるのか、そして初週・初月はどの程度売れるのか。そもそも売り場はどんな感じになるのか。逆風の中の立ち上げの行く末に注目したいと思います。