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静岡の高速バス倉庫 Blog Side


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2006-07-16

東京駅2250-大阪駅0804 3001便 青春メガドリーム大阪1号(JRバス関東)


車両:D750-03501(JRバス関東 東京支店 メガライナー車)
乗務員 東京〜三ヶ日:JRバス関東東京支店 三ヶ日〜大阪:西日本JRバス大阪高速管理所。

 オケの練習を終え、何故か浅草のインターネットカフェで水浴びをしてきた俺を東京駅でJR東海バスの新セレガが待っていた。
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 ・・・お願いだから、しみずライナーに入ってきてくれ、と思うのだが、今日のメインディッシュはこれではない。6月14日から東京大阪間を運行開始した全長15m80人乗りの夜行バス「青春メガドリーム大阪1号」である。車両そのものは既に東京つくばセンター間の運行当時に乗っているが、その同じ車両をそのまま使っていると言う、「本当にこんなの夜行で走るのかよ?」と言うものである。事実、自分も「覚悟完了?」などと色んな人から言われてきた。まぁ、人柱になるって言う所か。
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 22:30。(自)東京駅1番乗り場にその15mの禍々しい巨体を滑らせて入ってきた。通常ならば10分前の入線時間であるが、流石に1台で通常のバス 2台分のお客さんを運ぶと言う桁外れな車両。乗車の際もめいめい乗り込むのではなく、アサインされている席番の順序で乗り込むと言うものである。
 今日自分がアサインされているのは1番A席。正面から見て右側の最前列。一体何が俺を待っているのか正直怖いモノ見たさと言うものもあったのは言うまでも無い訳で。だが、この日の三ヶ日までのドライバーさんは知人であった(苦笑)。流石に仕事の邪魔をするのは悪いので、軽く挨拶して拘束される座席まで向かう。
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 指定された席にたどり着き、取りあえずは貴重品関係を楽器ケースの中にぶち込み、余計な荷物を棚の上に上げる。どれだけ狭いのか、そして座り心地が悪いのか、正直不安な所もあったが、いざ席に座ってみるとそんな事はない。
これ、案外快適じゃね?
 それが実を言うと第一印象w。座席も適度に固い上に、腰のあたりをしっかりサポートしてくれている。最前列と言う事もあり、足は伸ばし放題。空調の吹き出し口もいい角度になっているので、そんな風に思った訳で。
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 そして、22時50分、いよいよ大阪まで約9時間の長旅が始まった。ドライバーさんの細かい案内放送の後、車内は減光され、取りあえずは足柄まで走行する。気が付けば自分も寝入ってしまっており、足柄に到着した段階で漸く目が覚める。
 適当に一服したり、何枚か写真を撮ってからドライバーさんから色々とこの青春メガドリーム号に関する話を聞くが、かなり意外だったのが「東名静岡で時間調整するよ」って言う話や、小回りが結構効くよ、って言う話だった。このあたり、乗っている間に何とか体験してみたいなぁ、と言う感じで話をしているとまもなく出発時間と言う事で再び席に戻る。
 そして、人数確認の後消灯し、再び西へと向かう。
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メインエンジン音が途切れ、車体の走行の揺れも無くなって一旦目覚めた。さて、どこだろう?と思ってみてみると見慣れた東名静岡のバス停。時間は午前2時頃。
 当然ながら誰も待ってないし車も通らない。そんな中で時間調整をしている訳で。外からは運転台のドアを開け閉めする音や、東名静岡で乗務員さんが交代する便の声だけが聞こえてきた。
 悲しいかな、何故か東名高速線を夜行バスで静岡をスルーする時、必ず静岡市内で目が覚めてしまう自分が居る。やはり体が「足柄〜東名静岡」間の時間を覚えてしまっているのだろうか。そんな事を考えている間に再びバスは西へと走り始め、自分も再び眠りにつく。
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そして翌朝。
 三ヶ日営業所でドライバーさんが交代した事も知らずに(3:20頃?)、バスは大阪のベッドタウンの中を走っていた。通常であれば本線を走行する新御堂筋もこの日は側道を走っている。
 昨晩聞いた話に因れば、メガドリーム号は15mと言う車体の長さではなく、その重さによって走る経路が決まっているとの事である。確かに全長15mと言う事もあれば当然その分重たい訳で、道路の設計によってはこのバスが走ると危険な場所も存在する。側道であればそのような問題は一切ない訳だから、確かにここを走るしかないのだなぁとも思う。
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 そして、バスは「本当に入るのか」気になっていた大阪駅桜橋口のバスターミナルへ難なく入線。特に道中大きな事故も何も無く、30分ほど早着であった。
 最後の方は多少お尻が痛くなってきたものの、乗る前に散々脅されていたほど悪い乗り心地でも無かったし、確かに横は狭かったものの、それでも4,000円を切る値段で東京大阪間を移動出来ると言う事を考えればなかなかいいチョイスなのかもしれない。
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 この日の乗客数は合計で77名。80名定員の車両でこれだけの人数を運んでいる訳で、それだけJRバスがいわゆる「ツアーバス」からお客さんを本気で取り戻そうとする気概を見る事ができた。もし、一番前の席を確保する事が出来るのであれば、「青春メガドリーム号」と言う選択肢も案外悪くないのでは?と思う自分が居る訳で。
 夜を駆け抜けるツバメマークの「本気」。その一つの答えである「安さ」に訴えるのがこの「青春メガドリーム大阪号」であると同時に、「ツアーバスに負けてなるものか」と言う「伝統」を背負ったJRバス関東・西日本JRバスの取り組みが、更に今後も花開くことを楽しみにしたい。
 あ、そうそう、大阪駅から車庫への回送。「あ、ぶつかる!」と思っていたカーブを何事も無かったかのように走り抜けていく様子は、ドライバーさんのプロ根性を本当に感じました。